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インプラント オールオン4 無料相談・カウンセリング 練馬区大泉学園

大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院

  • インプラントの埋め込みについて

    2023年11月17日(金)

    インプラント埋め込みのメリットとデメリット

    インプラントとは、失った歯の機能を回復させるために、顎の骨にネジを埋め込んで歯を固定する治療法です。入れ歯やブリッジと比較して、インプラントには以下のようなメリットがあります。

    • 天然歯と同じように噛める
    • 隣の歯を削る必要がない
    • 骨の吸収を防ぐ
    • 審美性が高い
    • 長持ちする

    一方で、インプラントには以下のようなデメリットもあります。

    • 手術が必要である
    • 費用が高い
    • 治療期間が長い
    • トラブルや感染のリスクがある
    • メンテナンスが必要である

    インプラント治療を受けるかどうかは、患者さんの歯の状態や希望、費用や時間などの条件によって異なります。インプラント治療のメリットとデメリットをよく理解した上で、歯科医師と相談して決めましょう。

    インプラント埋め込みの手術の流れと回復期間

    インプラント埋め込みの手術は、一般的には以下のような流れで行われます。

    1. 歯科医師とカウンセリングを行い、インプラント治療の計画を立てる
    2. 口腔内や顎の骨の状態を検査し、インプラントの種類や位置を決める
    3. 麻酔をかけて、顎の骨に穴を開けてインプラント体(人工歯根)を埋め込む
    4. インプラント体と骨が結合するまでの間、仮の歯を装着する
    5. 骨との結合が確認されたら、インプラント体にアバットメント(接続部)を取り付ける
    6. アバットメントに上部構造(人工歯)を固定する

    インプラント埋め込みの手術は、一度にすべての工程を行うワンデイインプラントと、数回に分けて行うステップインプラントがあります。ワンデイインプラントは、手術時間が短く、すぐに人工歯を装着できるというメリットがありますが、骨の量や質が十分でない場合や、感染や炎症が起こりやすい場合は適応できません。

    ステップインプラントは、手術時間が長く、治療期間も長いというデメリットがありますが、骨との結合がしっかりと確認できるため、安定性や成功率が高いと言われています。

    インプラント埋め込みの手術後は、歯茎や顎の骨に痛みや腫れが生じることがあります。これは、手術による正常な反応であり、通常は数日から数週間で治まります。

    しかし、痛みや腫れがひどい場合や、長期間続く場合は、感染や炎症の可能性がありますので、すぐに歯科医師に相談してください。また、インプラントの周囲に食べ物が詰まったり、歯垢が溜まったりすると、インプラント周囲炎という病気になることがあります。

    インプラント周囲炎は、インプラントの寿命を縮めたり、失敗の原因になったりすることがありますので、注意が必要です。

    インプラント埋め込みの手術後の回復期間は、個人差やインプラントの種類や数によって異なりますが、一般的には以下のような目安があります。

    • インプラント体の埋入からアバットメントの取り付けまで:3ヶ月〜6ヶ月
    • アバットメントの取り付けから上部構造の固定まで:2週間〜4週間

    インプラント埋め込みの手術は、比較的安全な治療法ですが、完全に無リスクというわけではありません。手術中や手術後に、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

    • 出血や痛み
    • 腫れや炎症
    • 感染や発熱
    • 神経障害や麻痺
    • インプラントの緩みや抜け
    • インプラント周囲炎や骨吸収

    これらのトラブルを防ぐためには、手術前に歯科医師と十分に相談し、自分の健康状態やアレルギーなどを伝えることが大切です。また、手術後には歯科医師の指示に従って、適切なケアやメンテナンスを行うことが必要です。

    インプラント埋め込みの費用と保険の適用

    インプラント埋め込みの費用は、歯科医院やインプラントの種類、治療箇所や本数、追加治療の有無などによって異なりますが、一般的には1本あたり20万円から40万円程度かかります。

    インプラント埋め込みには、以下のような費用が含まれます。

    • 検査・診断料:1.5万円~5万円
    • インプラントの手術代:15万円~35万円
    • 上部構造手術費:5万円~20万円

    インプラント埋め込みの費用は、基本的に健康保険が適用されません。しかし、以下のような場合は、保険適用の対象となることがあります。

    • 病気や第三者行為の事故によって、顎の骨が広範囲に渡って欠損した
    • 生まれつきの1/3以上の顎の骨の欠損や形成不全がみられると診断された
    • さらに条件が整った施設での治療が必須

    保険適用の場合は、医療費の3割を自己負担することになります。

    また、高額療養費制度を利用することで、自己負担額をさらに抑えることができます。詳しくは、治療された医療機関や最寄りの税務署にお問い合わせください。

    保険適用外の場合でも、医療費控除の申請を行うことで、支払った治療費の一部が還付金として戻ってくる可能性があります。医療費控除を受けるためには、翌年の確定申告期間に最寄りの税務署に確定申告書や領収書などを提出する必要があります。

    詳しくは、治療された歯科医院や最寄りの税務署にお問い合わせください。

    インプラント埋め込みの成功率とリスク

    インプラント埋め込みの成功率は、上顎で92~94%、下顎で95~98%と高い水準です。また、手術後10年以上での成功率は96%、5年以上で98%以上という数字もあります。インプラント埋め込みの成功率は、歯科医院の技術や設備、使用するインプラントのメーカー、患者さんのお口や全身の状態、ケアの方法などさまざまな条件によって左右されるため、歯科医院や治療箇所によって異なります。単純に比較しないように注意しましょう。

    インプラント埋め込みには、以下のようなリスクもあります。

    • インプラントが骨と結合しない(オッセオインテグレーションが失敗する)
    • インプラント周囲炎(インプラントの周りに炎症が起こる)
    • インプラントの破損や脱落
    • 神経損傷や感覚障害
    • 出血や感染
    • 上顎洞の穿孔(上顎の骨の中にある空洞に穴が開く)

    インプラント埋め込みのリスクを減らすためには、以下のようなことが重要です。

    • 歯科医院や歯科医師の選び方に注意する(インプラント治療の経験や実績、設備や技術、アフターケアなどを確認する)
    • 治療前に十分な検査や診断を受ける(骨の量や質、全身の健康状態、アレルギーなどをチェックする)
    • 治療後に定期的なメインテナンスを受ける(インプラントや周囲の歯や歯茎の状態をチェックし、清掃や調整を行う)
    • 自己管理を徹底する(インプラントや周囲の歯や歯茎の清潔さを保ち、喫煙や飲酒を控える)

    インプラント埋め込みは、高度な技術と知識を要する治療です。インプラント治療を受ける前には、費用や保険の適用、成功率やリスクなどを十分に理解し、納得できる治療法を選択しましょう。インプラント治療に関するご相談やご質問は、お気軽に当院までお問い合わせください。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

    ご希望の方は、以下よりお申込みください。

  • インプラント治療は上顎でも可能ですか?

    2023年11月17日(金)

    上顎のインプラント治療の特徴とメリット

    歯を失った部分に人工の歯根を埋め込んで、その上に人工歯を固定する治療法をインプラント治療といいます。インプラント治療は、自分の歯に近い見た目や噛み心地を得られるというメリットがありますが、上顎と下顎では治療の難易度や注意点が異なります。この記事では、上顎のインプラント治療について、その特徴とメリットについて解説します。

    上顎のインプラント治療の特徴

    上顎のインプラント治療は、下顎と比べて以下のような特徴があります。

    • 上顎の骨は下顎よりも柔らかく、骨の量も少ないため、インプラントを埋め込むのに十分な骨がない場合が多いです。そのため、骨を増やすための手術や、小さめのインプラントを使用する場合があります。
    • 上顎の奥歯部分は、鼻腔や上顎洞という空洞に近いため、インプラントを埋め込むのに適した骨の高さが不足している場合があります。そのため、上顎洞を持ち上げる手術や、短いインプラントを使用する場合があります。
    • 上顎のインプラントは、下顎よりも咬合力に対する負担が大きいため、インプラントの数や配置によっては、インプラントのねじが緩んだり、骨が吸収されたりするリスクが高まります。そのため、インプラントの数や配置を適切に決めることが重要です。

    これらの特徴からわかるように、上顎のインプラント治療は、下顎よりも技術的に難しく、時間や費用もかかります。しかし、上顎のインプラント治療には、下顎と同様に、以下のようなメリットがあります。

    上顎のインプラント治療のメリット

    上顎のインプラント治療には、以下のようなメリットがあります。

    • 自然な見た目:インプラントは、自分の歯に近い色や形の人工歯を固定できるため、自然な見た目を保つことができます。また、インプラントは、隣の歯や対向の歯に影響を与えないため、歯並びや噛み合わせを崩すことがありません。
    • 快適な噛み心地:インプラントは、骨に直接固定されるため、ブリッジや入れ歯のように動いたり外れたりすることがありません。そのため、噛み心地が良く、食事や会話を楽しむことができます。また、インプラントは、自分の歯と同じように咬合力を伝えるため、味覚や食感を感じることができます。
    • 健康な口腔環境:インプラントは、自分の歯と同じようにブラッシングやフロスで清掃できるため、口腔衛生を維持することができます。また、インプラントは、骨に刺激を与えることで、骨の吸収を防ぐ効果があります。そのため、インプラントは、歯周病や骨粗しょう症の予防にも役立ちます。

       

    上顎の前歯と奥歯のインプラント治療の違いと注意点

    インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込んで、その上に人工歯を固定する治療法です。インプラント治療は、自分の歯に近い見た目や噛み心地を得られるというメリットがありますが、上顎と下顎では治療の難易度や注意点が異なります。特に、上顎の前歯と奥歯では、インプラント治療の方法や結果に違いがあります。この記事では、上顎の前歯と奥歯のインプラント治療の違いと注意点について解説します。

    上顎の前歯のインプラント治療の特徴

    上顎の前歯のインプラント治療は、以下のような特徴があります。

    • 見た目の重要性:上顎の前歯は、笑ったり話したりするときによく見える部分なので、見た目の美しさが重要です。インプラント治療では、人工歯の色や形を自分の歯に合わせることができますが、歯茎の形や色も影響します。歯茎が黒ずんだり、不自然に盛り上がったりすると、見た目が悪くなります。そのため、歯茎の状態を改善するための手術や、歯茎に馴染むようなインプラントの素材を選ぶことが必要です。
    • 骨の量の問題:上顎の前歯は、骨の量が少ない部分なので、インプラントを埋め込むのに十分な骨がない場合があります。そのため、骨を増やすための手術や、小さめのインプラントを使用する場合があります。骨の量が少ないと、インプラントが安定しなかったり、人工歯が長くなったりするリスクがあります。そのため、骨の量を測定する検査や、インプラントの大きさや位置を決めるシミュレーションが必要です。
    • 咬合力の影響:上顎の前歯は、咬合力に対する負担が大きい部分なので、インプラントがねじれたり、骨が吸収されたりするリスクがあります。そのため、インプラントの数や配置を適切に決めることが重要です。また、インプラント治療後は、咬合力を分散させるために、咬み合わせの調整やナイトガードの使用が必要です。

    これらの特徴からわかるように、上顎の前歯のインプラント治療は、見た目や骨の量、咬合力などに注意しながら行う必要があります。しかし、上顎の前歯のインプラント治療には、以下のようなメリットがあります。

    上顎の前歯のインプラント治療のメリット

     

    上顎の前歯のインプラント治療には、以下のようなメリットがあります。

    • 自信の回復:上顎の前歯は、笑顔や表情の印象を大きく左右する部分なので、歯を失うと自信を失ってしまうことがあります。インプラント治療では、自分の歯に近い見た目の人工歯を固定できるので、自然な笑顔や表情を取り戻すことができます。また、インプラント治療は、隣の歯や対向の歯に影響を与えないので、歯並びや噛み合わせを崩すことがありません。
    • 快適な生活:上顎の前歯は、食事や会話の際に重要な役割を果たす部分なので、歯を失うと生活の質が低下してしまうことがあります。インプラント治療では、骨に直接固定されるので、ブリッジや入れ歯のように動いたり外れたりすることがありません。そのため、噛み心地が良く、食事や会話を楽しむことができます。また、インプラントは、自分の歯と同じように咬合力を伝えるので、味覚や食感を感じることができます。
    • 健康な口腔環境:上顎の前歯は、歯周病や虫歯の発生しやすい部分なので、歯を失うと口腔環境が悪化してしまうことがあります。インプラント治療では、自分の歯と同じようにブラッシングやフロスで清掃できるので、口腔衛生を維持することができます。また、インプラントは、骨に刺激を与えることで、骨の吸収を防ぐ効果があります。そのため、インプラントは、歯周病や骨粗しょう症の予防にも役立ちます。

    上顎の奥歯のインプラント治療の特徴と注意点

    上顎の奥歯のインプラント治療は、以下のような特徴があります。

    • 上顎の骨は下顎の骨に比べて柔らかく、骨量も少ない傾向があるため、インプラントが埋入しにくく、骨との結合にも時間がかかる。
    • 上顎の奥歯の上方には上顎洞という空洞があり、その中には粘膜や血管、神経などがあるため、インプラントを埋入する際には上顎洞を傷つけないように注意しなければならない。
    • 上顎の奥歯の後方には後上歯槽動脈という大きな血管があり、インプラントを埋入する際には後上歯槽動脈を傷つけないように注意しなければならない。

    これらの特徴から、上顎の奥歯のインプラント治療は、以下のような注意点があります。

    • 上顎の奥歯のインプラント治療は、歯科医師の技術力や経験が重要であるため、信頼できる歯科医院を選ぶことが必要である。
    • 上顎の奥歯のインプラント治療は、治療前に3D画像などで正確な骨の状態や上顎洞や後上歯槽動脈の位置を把握することが必要である。
    • 上顎の奥歯のインプラント治療は、治療期間が半年から1年以上かかることが多いため、長期的な通院やメンテナンスに覚悟が必要である。

    上顎の骨が薄い場合のインプラント治療の方法とリスク

    上顎の骨が薄い場合、インプラントを埋入するには骨の量や質を改善する必要があります。そのためには、以下のような方法があります。

    • 傾斜埋入法:上顎の骨の前方や側方に傾斜してインプラントを埋入する方法で、長いインプラントを使用できるため、安定性が高い。上顎洞や後上歯槽動脈を避けることができるが、インプラントの角度や位置に制限がある。
    • ソケットリフト法:上顎洞の底の骨と粘膜を同時に持ち上げて、その間に人工骨を充填する方法で、インプラントを同時に埋入することもできる。上顎洞の底の骨が5mm以上ある場合に適用できるが、上顎洞の底の骨が薄すぎるとシュナイダー膜を破るリスクがある。
    • サイナスリフト法:上顎洞の前壁の骨を開窓して、シュナイダー膜を剥離して持ち上げて、その間に自家骨や人工骨を充填する方法で、インプラントを同時に埋入することもできる。上顎洞の底の骨が5mm以下の場合に適用できるが、手術が複雑で、上顎洞炎や出血などのリスクが高い。

    これらの方法は、上顎の骨が薄い場合にインプラント治療を可能にするものですが、一方で、以下のようなリスクもあります。

    • 骨移植や人工骨の充填には、骨の結合や安定に時間がかかるため、治療期間が長くなる。
    • 骨移植や人工骨の充填には、感染や拒絶などの合併症の可能性があるため、術後のケアやメンテナンスが重要である。
    • 上顎洞や後上歯槽動脈を傷つけると、上顎洞炎や出血などの重篤な合併症が起こる可能性があるため、正確な診断や手術が必要である。

    上顎のインプラント治療のまとめ

    • 上顎の奥歯のインプラント治療は、上顎の骨の特徴や上顎洞や後上歯槽動脈の存在などから、難易度が高く、注意点やリスクが多い治療法です。上顎の骨が薄い場合には、骨の量や質を改善するための方法がありますが、それらにもリスクが伴います。したがって、上顎の奥歯のインプラント治療を受ける場合には、信頼できる歯科医院を選び、治療前に正確な診断を受け、治療中や治療後には適切なケアやメンテナンスを行うことが重要です。上顎の奥歯のインプラント治療は、見た目や噛み心地を自然に回復するだけでなく、健康や生活の質の向上にも貢献する治療法です。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

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  • インプラント治療は痛いですか?

    2023年11月17日(金)

    インプラント治療は痛いですか?

    インプラントとは、歯が欠損した場合に、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

    インプラント治療は、自分の歯と同じように噛めることや、見た目が自然で美しいことなど、多くのメリットがあります。

    しかし、インプラント治療にはデメリットもあります。その一つが、痛みです。インプラント治療中や治療後に痛みを感じることがありますが、その原因や対処法はどのようなものなのでしょうか?この記事では、インプラント治療の痛みについて詳しく解説します。

    インプラント治療中に痛いと感じる場合の原因と対処法

    インプラント治療中に痛みを感じる場合の主な原因は、以下の3つです。

    • 手術時の切開や骨への穿孔:インプラントを埋め込むために、歯茎を切開し、顎の骨に穴を開ける必要があります。このときに、切開や穿孔の部位に痛みが生じることがあります。
    • 骨とインプラントの結合不良:インプラントが埋め込まれた後、骨とインプラントが結合する過程をオッセオインテグレーションといいます。この過程で、骨とインプラントがうまく結合しない場合、インプラントが動いたり、感染したりすることがあります。これにより、炎症や膿が発生し、痛みが生じることがあります。
    • 神経や血管の損傷:インプラントを埋め込む際に、顎の骨にある神経や血管を傷つけることがあります。これにより、感覚の鈍化や出血が起こり、痛みが生じることがあります。

    インプラント治療中に痛みを感じる場合の対処法は、以下のようになります。

    • 麻酔や鎮静法の適切な選択:インプラント治療は、局所麻酔や静脈内鎮静法などの方法で痛みを抑えることができます。麻酔や鎮静法の種類や量は、患者の体質や症状によって異なりますので、歯科医師と相談して決めましょう。
    • 抗生物質や鎮痛剤の服用:インプラント治療後は、感染や炎症を予防するために、抗生物質や鎮痛剤を処方されることがあります。これらの薬は、指示通りに服用しましょう。また、アスピリンなどの血液をサラサラにする薬は、出血のリスクを高めるため、避けましょう。
    • 冷却や圧迫:インプラント治療後は、手術部位に腫れや内出血が起こることがあります。これらの症状を緩和するために、冷却や圧迫を行うことができます。冷却は、氷嚢や冷えピタなどを手術部位に当てることで行います。圧迫は、ガーゼやタオルなどを手術部位に押し当てることで行います。ただし、冷却や圧迫は、歯科医師の指示に従って行いましょう。過度に行うと、逆効果になることがあります。

    インプラント治療後に痛いと感じる場合の原因と対処法

    インプラント治療は、歯科医院で行われる外科的な手術です。そのため、手術後には、傷口の炎症や腫れ、出血などが起こり、それに伴って痛みを感じることがあります。

    このような痛みは、通常、手術後数日から数週間で自然に治まりますが、場合によっては、長期間続くこともあります。インプラント治療後に痛みを感じる場合の原因としては、以下のようなものが考えられます。

    • インプラントの不適合:インプラントは、顎の骨と結合することで固定されますが、インプラントのサイズや形、位置が患者の顎の骨に合わない場合、インプラントと骨の間に隙間ができたり、インプラントがずれたりすることがあります。この場合、インプラントが不安定になり、噛むときや動かすときに痛みを引き起こすことがあります。インプラントの不適合は、手術前の診断や計画の不備、手術中のミス、手術後のインプラントの動きや感染などが原因で起こることがあります。インプラントの不適合は、レントゲンやCTなどの画像診断で判別できます。インプラントの不適合が疑われる場合は、早急に歯科医に相談し、必要に応じてインプラントの交換や修正を行う必要があります。
    • インプラント周囲炎:インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの骨や歯肉に炎症が起こる病気です。インプラント周囲炎は、インプラントの表面に付着した歯垢や歯石が原因で、細菌が増殖し、歯肉や骨に感染することで起こります。インプラント周囲炎は、インプラントの周りに赤みや腫れ、出血、膿などが見られるほか、痛みや違和感、インプラントの動揺などの症状が現れます。インプラント周囲炎は、早期に発見し、適切な治療を行わないと、インプラントの周りの骨が吸収され、インプラントが外れる危険性があります。インプラント周囲炎の治療は、歯科医による歯垢や歯石の除去、抗生物質や消炎剤の投与、歯肉の切開や洗浄などが行われます。また、インプラント周囲炎の予防のためには、インプラントの定期的なメンテナンスや自宅での正しいブラッシングなどが重要です。
    • 神経損傷:インプラント治療は、顎の骨に穴を開けてインプラントを埋め込む手術ですが、その際に、顎の骨に走る神経を傷つけることがあります。神経損傷は、手術前の診断や計画の不備、手術中のミス、インプラントのサイズや位置の不適切などが原因で起こることがあります。神経損傷は、インプラントの周りや下顎、舌、唇などに痛みやしびれ、感覚異常などの症状を引き起こすことがあります。神経損傷は、レントゲンやCTなどの画像診断で判別できます。神経損傷が疑われる場合は、早急に歯科医に相談し、必要に応じてインプラントの交換や修正を行う必要があります。神経損傷の治療は、神経の回復を促す薬やビタミンの投与、神経の移植や修復などが行われます。

    インプラント治療の痛みを緩和する方法とは?麻酔や鎮静法の種類と効果

    • 局所麻酔:局所麻酔とは、手術する部位に直接麻酔薬を注射することで、その部位の神経を麻痺させる麻酔法です。局所麻酔は、インプラント治療のほとんどの場合に用いられる基本的な麻酔法で、手術中に痛みを感じないようにします。局所麻酔は、一般的には、歯科医が手術前に歯肉に塗る表面麻酔と、歯肉に注射する浸透麻酔の二段階で行われます。局所麻酔の効果は、麻酔薬の種類や量によって異なりますが、通常は、手術後数時間から半日程度持続します。局所麻酔の副作用としては、注射部位の痛みや腫れ、麻酔部位のしびれや感覚異常、アレルギー反応などが起こる可能性があります。局所麻酔は、インプラント治療において、最も安全で効果的な麻酔法と言えますが、患者の体質や病歴によっては、適用できない場合もあります。その場合は、歯科医と相談して、他の麻酔法を選択する必要があります。
    • 静脈内鎮静法:静脈内鎮静法とは、静脈に鎮静剤や鎮痛剤を注射することで、患者の意識をぼんやりさせる鎮静法です。静脈内鎮静法は、インプラント治療において、局所麻酔だけでは不安や恐怖を抑えられない患者に用いられる補助的な鎮静法です。静脈内鎮静法は、手術中に痛みを感じないだけでなく、手術の記憶を曖昧にする効果もあります。静脈内鎮静法の効果は、鎮静剤や鎮痛剤の種類や量によって異なりますが、通常は、手術後数時間から一日程度持続します。静脈内鎮静法の副作用としては、血圧や心拍数の低下、呼吸抑制、吐き気や嘔吐などが起こる可能性があります。静脈内鎮静法は、インプラント治療において、患者の不安や緊張を和らげる有効な鎮静法と言えますが、患者の体質や病歴によっては、適用できない場合もあります。その場合は、歯科医と相談して、他の鎮静法を選択する必要があります。
    • 全身麻酔:全身麻酔とは、静脈や気管に麻酔薬を注入することで、患者の意識を完全に失わせる麻酔法です。全身麻酔は、インプラント治療において、局所麻酔や静脈内鎮静法では不十分な場合に用いられる最も強力な麻酔法です。全身麻酔は、手術中に痛みを感じないだけでなく、手術の記憶もなくなる効果があります。全身麻酔の効果は、麻酔薬の種類や量によって異なりますが、通常は、手術後数時間から一日程度持続します。全身麻酔の副作用としては、血圧や心拍数の変動、呼吸停止、アレルギー反応、筋肉の痙攣などが起こる可能性があります。全身麻酔は、インプラント治療において、最も痛みを感じない麻酔法と言えますが、患者の体質や病歴によっては、適用できない場合もあります。また、全身麻酔は、歯科医院では行えず、専門の麻酔科医や看護師が必要なため、費用や手続きが高くなることもあります。その場合は、歯科医と相談して、他の麻酔法を選択する必要があります。

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  • インプラントとアイコスについて

    2023年11月17日(金)

    インプラント治療中にアイコスを吸うことの影響について

    インプラント治療中にアイコスを吸うことは、治療の成功率に影響を与える可能性があります。インプラント治療では、人工歯根を顎の骨に埋め込む手術が行われます。この手術は、骨に異物を埋め込むため、治療後の組織の修復が必要です。アイコスを吸うことで、血管が収縮し、歯周組織の修復が遅れる可能性があります。また、アイコスに含まれるニコチンは、歯周病の原因にもなりかねません。そのため、インプラント治療中は、禁煙することが望ましいです。

    アイコスを吸う人におすすめのインプラント治療法

    アイコスを吸う人におすすめのインプラント治療法は、禁煙後に治療を行うことです。禁煙後に治療を行うことで、治療の成功率が高まり、治療後の組織の修復も早くなります。また、禁煙後に治療を行うことで、歯周病のリスクも低くなります。

    インプラント治療後にアイコスを吸うことのリスクと注意点

    インプラント治療後にアイコスを吸うことは、治療後の組織の修復に影響を与える可能性があります。また、アイコスに含まれるニコチンは、歯周病の原因にもなりかねません。そのため、治療後は、アイコスを吸うことを控えることが望ましいです。また、治療後は、歯周病のリスクが高まるため、定期的なメンテナンスが必要です。

    アイコスを吸う人が知っておきたいインプラント治療の基礎知識

    アイコスを吸う人が知っておきたいインプラント治療の基礎知識は、以下の通りです。

    • インプラント治療は、骨に異物を埋め込むため、治療後の組織の修復が必要です。
    • アイコスを吸うことで、血管が収縮し、歯周組織の修復が遅れる可能性があります。
    • アイコスに含まれるニコチンは、歯周病の原因にもなりかねません。
    • インプラント治療後は、アイコスを吸うことを控え、定期的なメンテナンスを行うことが望ましいです。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

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  • インプラントの頭出しとは? 

    2023年11月17日(金)

    インプラントの頭出しについて

    • インプラントの頭出しとは、インプラント治療において、人工歯根を埋め込んだ後、その上部に取り付ける部品を取り付けるために、人工歯根の上部を露出させる手順のことです。この手順は、インプラント治療において非常に重要な役割を果たします。

    インプラントの頭出しの必要性 

    • インプラント治療において、人工歯根を埋め込んだ後、その上部に取り付ける部品を取り付けるために、人工歯根の上部を露出させる必要があります。この手順を行わない場合、人工歯根の上部に部品を取り付けることができず、治療が進まなくなってしまいます。また、頭出しを行わない場合、人工歯根が歯茎の中に埋もれたままになり、歯茎炎や歯周病の原因となることがあります。

    インプラントの頭出しの手順 

    • インプラントの頭出しの手順は、以下の通りです。
    • 歯茎を切開する
    • 人工歯根の上部を露出させる
    • 露出した人工歯根に部品を取り付ける

    この手順は、インプラント治療において非常に重要な役割を果たします。

    インプラントの頭出しのリスクと注意点 

    • インプラントの頭出しには、以下のようなリスクや注意点があります。
    • 歯茎の切開による出血や痛み
    • 露出した人工歯根に対する感染症のリスク
    • 露出した人工歯根に対するダメージのリスク

    これらのリスクや注意点については、治療を行う歯科医師と相談することが重要です。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

    ご希望の方は、implant.muryosodan@gmail.com

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  • インプラントのアクセスホールとは?

    2023年11月17日(金)

    インプラントのアクセスホールとは?その役割と必要性を解説します

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

    インプラントは、自分の歯と同じように噛むことができ、見た目も自然で美しいというメリットがあります。しかし、インプラントには様々な部品があり、その構造や役割を理解しておくことが大切です。

    インプラントの構造は、大きく分けて3つの部分からなります。それは、フィクスチャー、アバットメント、上部構造です。

    • フィクスチャーとは、インプラントの本体で、チタン製の人工歯根のことです。フィクスチャーは、手術で顎の骨に埋め込まれ、骨と結合して固定されます。この結合をオッセオインテグレーションといいます。
    • アバットメントとは、インプラントの土台で、フィクスチャーと上部構造をつなぐ部分です。アバットメントは、フィクスチャーの上にネジで固定され、上部構造の形や位置を調整する役割があります。
    • 上部構造とは、インプラントの歯冠で、見た目や機能を担う部分です。上部構造は、アバットメントにネジやセメントで固定され、自分の歯と同じように噛んだり話したりすることができます。

    ここで、上部構造とアバットメントを固定する方法には、2つの方式があります。それは、スクリュー固定式とセメント固定式です。この2つの方式の違いは、上部構造にアクセスホールがあるかないかという点にあります。

    アクセスホールとは、スクリュー固定式の上部構造にある、ネジ穴のことです。アクセスホールには、アバットメントに上部構造を固定するためのスクリューが入っています。

    スクリューは、トルクレンチという専用の器具で締め付けられ、しっかりと固定されます。その後、アクセスホールはレジンという歯科用のプラスチックで埋められ、目立たなくなります。

    アクセスホールがあるということは、上部構造を簡単に外すことができるということです。レジンを削り取ってスクリューを回せば、上部構造がアバットメントから外れます。このように、メンテナンスや修理がしやすいのが、スクリュー固定式の特徴です。

    一方、セメント固定式の上部構造には、アクセスホールがありません。上部構造は、アバットメントにセメントという接着剤で固定されます。セメント固定式の特徴は、アクセスホールがないために審美性が高いという点です。また、スクリューの緩みや破折の心配がないという点もメリットです。

    しかし、セメント固定式のデメリットは、上部構造を外したいときに、場合によっては上部構造を壊さなければならないという点です。また、セメントの残渣が歯茎に残って炎症を起こす可能性もあります。

    アクセスホールの埋め方は?スクリュー固定式とセメント固定式の違いを比較します

    インプラントの上部構造を固定する方法には、スクリュー固定式とセメント固定式の2つの方式があります。

    この2つの方式の違いは、上部構造にアクセスホールがあるかないかという点です。アクセスホールとは、スクリュー固定式の上部構造にある、ネジ穴のことです。

    スクリュー固定式の場合、アクセスホールには、アバットメントに上部構造を固定するためのスクリューが入っています。スクリューは、トルクレンチという専用の器具で締め付けられ、しっかりと固定されます。その後、アクセスホールはレジンという歯科用のプラスチックで埋められ、目立たなくなります。

    アクセスホールの埋め方は、以下のような手順で行われます。

    1. 上部構造をアバットメントに合わせてセットします。
    2. アクセスホールからスクリューを差し込み、トルクレンチで締め付けます。トルクレンチは、スクリューに適切な力を加えることができる器具です。
    3. スクリューの頭が上部構造の表面よりも少し下になるように調整します。
    4. アクセスホールにレジンを充填します。レジンは、歯の色に合わせて選ぶことができます。
    5. レジンを光硬化器という器具で硬化させます。光硬化器は、レジンに特定の波長の光を当てることで、レジンを固めることができる器具です。
    6. レジンの表面を滑らかに仕上げます。

    セメント固定式の場合、アクセスホールはありません。上部構造は、アバットメントにセメントという接着剤で固定されます。セメント固定式の場合、上部構造を外すことはできません。セメント固定式の埋め方は、以下のような手順で行われます。

    1. 上部構造をアバットメントに合わせてセットします。
    2. 上部構造を軽く押さえて、セメントが均一に広がるようにします。
    3. セメントがはみ出した部分を除去します。
    4. セメントが完全に硬化するまで、上部構造を動かさないようにします。自己硬化型のセメントは、時間の経過で硬化します。光硬化型のセメントは、光硬化器で硬化させます。
    5. 上部構造の内側にセメントを塗ります。セメントは、自己硬化型や光硬化型などの種類があります。

    アクセスホールのメリットとデメリット

    アクセスホールのメリットは、インプラントの調整や修理が容易になることです。インプラントは、人工歯根と人工歯冠の間にあるアバットメントという部品でつながっています。このアバットメントは、インプラントの中にあるネジで固定されています。

    アクセスホールがあれば、このネジを締めたり、外したりすることができます。これにより、インプラントの噛み合わせや位置の調整、または破損や感染などのトラブルが発生した場合の修理が可能になります。

    一方、アクセスホールのデメリットは、審美性やメンテナンスの問題です。アクセスホールが見えると、自然な歯との違いが目立ちます。また、アクセスホールには、食べ物や細菌が入り込んでしまう可能性があります。これは、虫歯や歯周病の原因になったり、インプラントの寿命を縮めたりする恐れがあります。そのため、アクセスホールは、適切な方法で埋める必要があります。

    アクセスホールの埋め物は何を使うの?

    アクセスホールの埋め物には、主にレジンという素材が使われます。レジンとは、合成樹脂の一種で、歯の色に合わせて調整できる柔軟性の高い素材です。レジンには、いくつかの種類がありますが、アクセスホールの埋め物には、以下の2種類がよく用いられます。

    • フロー型レジン:流動性の高いレジンで、アクセスホールに注入して埋めることができます。フロー型レジンは、光によって硬化するタイプと、自然に硬化するタイプがあります。光によって硬化するタイプは、硬化時間が短く、粘度が低いため、アクセスホールにしっかりと充填できます。しかし、色が変わりやすいという欠点があります。自然に硬化するタイプは、色が変わりにくく、耐久性が高いですが、硬化時間が長く、粘度が高いため、アクセスホールに充填する際には注意が必要です。
    • パック型レジン:粘土のような固形のレジンで、アクセスホールに押し込んで埋めることができます。パック型レジンは、光によって硬化するタイプのみです。パック型レジンは、フロー型レジンよりも色が変わりにくく、審美性が高いです。しかし、アクセスホールに完全に充填するのが難しいという欠点があります。

    レジンの種類や特徴を知ることで、自分のインプラントに合ったアクセスホールの埋め物を選ぶことができます。アクセスホールの埋め物は、インプラントの審美性やメンテナンスに大きく影響しますので、歯科医師と相談しながら決めましょう。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

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