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お口の機能や発達を改善 歯科医院でのトレーニングのメリット
2024年6月7日(金)
◆「口腔機能発達不全症」とは
「口腔機能発達不全症」という言葉を耳にしたことはありますか?
簡単に説明すると、正しい姿勢+食べる、飲み込む、呼吸する、話す等のお口の機能が十分に発達していない状態のことをいいます。
それによりどのようなことが起こるかというと、むし歯のリスクが上がる、歯並びが悪くなる、口呼吸になる、睡眠が悪くなる、ADHD的症状が出る等のことが挙げられます。
お口の機能が低下しているということは、お口の健康や姿勢、集中力の低下、お顔の印象など、様々な影響を引き起こす可能性があります。
以前もお伝えしたように、「加齢による口腔機能の変化のイメージ図」を見ていただくと、生涯の健康のための基礎は小児期に築かれ、年齢と共に口腔機能が下降していくことがわかるかと思います。
よろしければ前回のブログもご参照ください。
https://www.nijiiro-shika.jp/blog/post/2827/
➡歯科医院でのトレーニングにより、お子さまのお口の機能を向上し、成長や発達に伴う改善を目指していきませんか?
◆「口腔機能発達不全症」に当てはまる?
・お口がポカンと開いている
・食べこぼすことが多い
・鼻呼吸ではなく口で呼吸をしている
・滑舌が良くない
これらに当てはまることがあれば、「口腔機能発達不全症」の可能性があります。
お子さんのお口の機能や成長、発達が気になる方は、当院のスタッフにご相談ください。
「口腔機能発達不全症」は小児期からのトレーニングで改善でき、機能発達の促進を期待できます。
例えば、親子一緒にできる遊びのような舌のトレーニングは、とても有効ですよ。
◆トレーニングのゴールは?
このトレーニングの最終的な着地点は何かというと、歯並びをよくしたり、正しい噛み合わせを求めるものではありません。
トレーニングを行うことで、正しい舌の使い方を身につけ、食べる、話す等の機能面を発達させていくことが理想的です。
トレーニングは楽しく長く続けることがポイントです。
少しずつコツコツ続けることで、効果を感じてみてくださいね。
大人になってからも、遅いことはありません。
お口の機能を鍛えることで、いつまでも若々しくいたいものです。
親子でお口周りの機能を正しく保っていきましょう。
にじいろマイクロスコープ・セラミック歯科医院