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予防についての考え方―長期予防的低介入治療
2020年11月18日(水)
前回はブログで「負のデンタルスパイラル」のお話をしました。
このスパイラルの進行を可能な限り止める、遅らせるためには、予防が重要です。近年では多くの歯科医院が「予防歯科」をうたい、定期的な医院でのクリーニングや自宅でのケアを推奨しています。
もちろん当院でも、3ヶ月~半年に一度を目安に、予防のための定期検診や定期的なクリーニングをお願いしています。
しかし、この予防もやり過ぎては逆効果になります。
毎月の様にスケーリングでガリガリと歯の歯石を削り、自宅でも常に過剰なケアを行っていては、オーバートリートメントとなり逆に歯を傷めることになってしまいます。そこでこの予防については、ケア以外にも重要な要素がもう一つあるのです。
それは「治療の精度」です。
「負のデンタルスパイラル」の項で、「人間の身体は生きている以上歯と修復物は自然と合わなくなってくる、そしてそこからむし歯再発してしまう」とお話しました。
しかし歯と修復物の隙間を限りなく小さく、適合のよい治療(=精密な治療)を行えば、歯と修復物の良好な状態は長く続きます。当院ではマイクロスコープを用いて精密な治療を実現しているので、本来であれば治療後数年でむし歯が再発してしまうところを、十年、数十年単位で健康な状態を保つことができるようになるのです。
このような状態の歯であれば、そこまで予防に神経質にならなくても、一般的なケアだけでお口の中の健康を保てるようになるのです。
この治療のあり方を「長期予防的低介入治療」と呼んでいます。
精密な治療は予防につながるのです。 -
負のデンタルスパイラルについて
2020年11月17日(火)
一度治療した歯が再びむし歯になってしまう、そんな経験をする方が多くいらっしゃいます。
「治療後はしっかり歯みがきをしていたのに、むし歯が再発してしまった」という声もよく聞きます。
このブログを読んでいて、「自分もだ」と思い当たる方もいるかもしれません。多くの人は「むし歯の治療が終われば、歯は健康な状態にもどって一安心」と考えていると思います。
しかしそんな期待に反して、むし歯は再発してしまいます。では何故そのようなことが起きるのでしょうか?
むし歯の治療とは、基本的にむし歯になってしまった部分を削って、修復物を装着します。
これは身体にとっては、人工的な異物を取り付けられていることになります。一方、人間の身体は生きています。生きている限り、身体は常に変化していきます。
髪の毛や爪は伸びていきますし、肌も加齢とともに変質していきます。
骨の形や硬さも一定ではなく、常に変化しています。それと同じように、生きている限り歯質も当然変化していきます。
しかしそこに装着された人工の修復物の状態は変わらないため、やがて歯の状態と合わなくなってきてしまいます。
そして歯と修復物の間に小さな隙間が生まれ、そこにむし歯菌が入り込み、再びむし歯になってしまうのです。つまりむし歯治療は半永久的なものではなく、元々再発のリスクが高いものなのです。
むし歯を再治療したことがある方は思い出してみてください。
最初は小さなつめ物だったものが、再発後は歯をさらに大きく削って大きなつめ物になったと思います。これを繰り返していけば、歯はやがてかぶせ物になり、最終的には抜け落ちてしまいます。これが「負のデンタルスパイラル」です。
大切なことは、まずこのスパイラルに乗らない(=むし歯にならない)こと。
そして乗ってしまったのであれば、このスパイラルの進行を可能な限り止めること、遅らせることです。そのことについては、次回の「予防についての考え方―長期予防的低介入治療」でお話いたします。
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午前が狙い目です!!!
2020年11月11日(水)
矯正の無料相談、多くの患者様にお越しいただいております。
年内、午後は混み合ってご案内が難しい日が多いのですが
午前中の枠ですと比較的空いておりますのでご案内しやすくなっております。
矯正専門の歯科より当院での矯正をおすすめできるのは、
虫歯や歯周病やホワイトニング等、トータルで診ることができる点です。
矯正はこっちの病院… 虫歯治療はあっちの病院… ホワイトニングはまた別の病院… と別々に通う必要がなく、それぞれの専門医が当院内で管理し対応可能なのです!
手間が少ない方が断然便利で負担が少なくなります。
迷われている方は是非一度無料相談にお越しください^^
お電話にてご連絡をお待ちしております。
03−3922−2416
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年内診療時間
2020年11月6日(金)
こんにちは。
ますます寒くなってまいりました。体調を崩さないようにしていきましょう。
さて、今年も残すところあと2ヶ月を切りました。
年内最後は12月26日(土)午前までとなっております。
歯の悩みやお痛み、気になるところがある場合は年を越す前に一度診せにいらしてください^^
すっきりきれいな口元で新しい年を迎えましょう!