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  • [インプラント]

    インプラントの仮歯とは?

    2023年11月18日(土)

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。インプラント治療は、一般的には以下の3つのステップで行われます。

     

    インプラントの埋入手術:歯科医師が顎の骨に穴を開けて、インプラントを埋め込みます。この時、歯茎を切開して開いた傷口を縫合します。

    インプラントの定着期間:インプラントが顎の骨と結合するまでの期間です。この期間は、個人差やインプラントの種類によって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度かかります。

    インプラントの上部構造の装着:インプラントに人工の歯を取り付ける工程です。歯科医師が歯茎を切開してインプラントの頭部を露出させ、その上にアバットメントと呼ばれる部品を取り付けます。その後、アバットメントに人工の歯を固定します。

    このように、インプラント治療は長期間にわたって行われるため、治療中には仮歯を入れる必要があります。仮歯とは、インプラント治療が完了するまでの間、一時的に使用する人工の歯のことです。仮歯には、以下のような種類があります。

     

    リムーバブル・パーシャル・デンチャー(RPD):金属や樹脂でできたフレームに人工の歯がついたもので、取り外しが可能です。隣接する歯や歯茎にかかる負担が少なく、安価ですが、見た目や噛み心地が悪いというデメリットがあります。

    フィックスド・パーシャル・デンチャー(FPD):ブリッジとも呼ばれるもので、インプラントの両隣の歯を削って、その上に人工の歯を固定する方法です。見た目や噛み心地が良く、安定していますが、隣接する歯にダメージを与える可能性があります。

    インプラントサポート型仮歯:インプラントに直接仮歯を取り付ける方法です。インプラントの定着期間が短くなるというメリットがありますが、インプラントに過度な負荷をかけるリスクがあります。また、インプラントの上部構造の装着時には、仮歯を外して新しい人工の歯を取り付ける必要があります。 

    以上が、インプラント治療中の仮歯についての説明です。次に、仮歯を入れる理由とメリットについて見ていきましょう。

     

    仮歯を入れる理由とメリットは何か?

    インプラント治療中に仮歯を入れる理由は、主に以下の3つです。

     

    見た目の改善:歯が欠損していると、笑顔や話し方に影響が出ます。仮歯を入れることで、自然な見た目を保つことができます。また、仮歯はインプラントの上部構造の形や色に合わせて作ることができるので、最終的な仕上がりに近いイメージを持つことができます。

    咀嚼機能の維持:歯が欠損していると、食べ物を噛むことが困難になります。仮歯を入れることで、咀嚼機能を維持することができます。また、仮歯はインプラントの上部構造の噛み合わせに合わせて作ることができるので、最終的な噛み心地に近い感覚を得ることができます。

    歯列の安定化:歯が欠損していると、隣接する歯や対向する歯が移動したり傾いたりする可能性があります。仮歯を入れることで、歯列の安定化を図ることができます。また、仮歯はインプラントの上部構造の位置に合わせて作ることができるので、最終的な歯列のバランスに近い状態を保つことができます。

     

    以上が、インプラント治療中に仮歯を入れる理由とメリットについての説明です。次に、仮歯を入れるタイミングと期間について見ていきましょう。

     

    仮歯を入れるタイミングと期間はどのくらいか?

    インプラント治療中に仮歯を入れるタイミングと期間は、個人差やインプラントの種類、仮歯の種類によって異なります。一般的なケースとしては、以下のようになります。

     

    インプラントの埋入手術の前:歯が欠損している場合は、手術の前に仮歯を入れることができます。この場合、仮歯はRPDやFPDなどの取り外し可能なものが多く、手術の際には外してもらいます。仮歯を入れる期間は、手術の日程によって異なりますが、数日から数週間程度です。

    インプラントの埋入手術の後:歯が欠損していない場合や、手術の前に仮歯を入れなかった場合は、手術の後に仮歯を入れることになります。この場合、仮歯はRPDやFPD、インプラントサポート型仮歯などの様々なものがあります。仮歯を入れる期間は、インプラントの定着期間によって異なりますが、3ヶ月から6ヶ月程度です。

    インプラントの上部構造の装着の前:インプラントの定着期間が終わったら、インプラントの上部構造の装着の準備をするために、仮歯を外す必要があります。この場合、仮歯はインプラントサポート型仮歯やFPDなどの固定式のものが多く、歯科医師によって外されます。仮歯を外す期間は、インプラントの上部構造の装着の日程によって異なりますが、数日から数週間程度です。

     

    以上が、インプラント治療中に仮歯を入れるタイミングと期間についての説明です。次に、仮歯を入れている間の注意点について見ていきましょう。

     

    仮歯を入れている間の注意点は何か?

    インプラント治療中に仮歯を入れている間には、以下のような注意点があります。

     

    仮歯のメンテナンス:仮歯は、本物の歯と同じように、毎日のブラッシングやフロスなどのケアが必要です。仮歯の表面には、食べ物のカスや細菌が付着する可能性があります。これらが溜まると、仮歯の色が変わったり、口臭の原因になったりします。また、仮歯の下にある歯茎やインプラントにも、炎症や感染のリスクがあります。仮歯のメンテナンスは、インプラント治療の成功にも影響するので、念入りに行うようにしましょう。

    仮歯の調整:仮歯は、インプラント治療の過程で、何度か調整する必要があります。仮歯の調整は、インプラントの定着状態や歯茎の変化、仮歯の噛み合わせや違和感などに応じて、歯科医師によって行われます。仮歯の調整は、インプラント治療の快適さや安全性にも影響するので、定期的に受診するようにしましょう。

    仮歯の使用制限:仮歯は、本物の歯と比べて、強度や耐久性が劣ります。仮歯を入れている間には、以下のようなことを避けるようにしましょう。

     

    硬いものや粘着性の高いものを噛むこと:仮歯が割れたり外れたりする可能性があります。

    仮歯の部分に力をかけること:仮歯がずれたり、インプラントに負荷をかけたりする可能性があります。

    仮歯を無理に外そうとすること:仮歯が破損したり、インプラントにダメージを与えたりする可能性があります。

     

    以上が、インプラント治療中に仮歯を入れている間の注意点についての説明です。インプラント治療は、長期間にわたって行われる治療法ですが、仮歯を入れることで、見た目や噛み心地、歯列の安定化などのメリットが得られます。仮歯を入れている間には、仮歯のメンテナンスや調整、使用制限に注意することで、インプラント治療の成功に近づくことができます。

     

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

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  • [インプラント]

    インプラントのエクスターナルとは?

    2023年11月18日(土)

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。インプラントは、天然の歯に近い見た目や噛み心地を提供することができるため、欠損歯の補綴法として人気があります。しかし、インプラントにはさまざまな種類や特徴があり、どれが自分に合っているかを知る必要があります。この記事では、インプラントの中でも「エクスターナル」と呼ばれるタイプについて、その定義やメリット、デメリットなどを詳しく解説します。

     

    インプラントの基本構造

    インプラントは、大きく分けて3つの部分から構成されています。それぞれの部分の役割と名称は以下の通りです。

     

    インプラント体(フィクスチャー):人工の歯根の部分で、顎の骨に埋め込まれる。インプラント体の表面には、骨と結合するための凹凸やコーティングが施されている。インプラント体の形状やサイズは、欠損部位や骨の状態によって異なる。

    アバットメント:インプラント体と人工の歯をつなぐ部分で、インプラント体の上に装着される。アバットメントには、回転防止構造や角度調整機能などがある。アバットメントの形状やサイズは、人工の歯の種類や位置によって異なる。

    上部構造:人工の歯の部分で、アバットメントの上に装着される。上部構造には、クラウンやブリッジ、義歯などがある。上部構造の形状や色は、天然の歯に合わせて作製される。

     

    インプラントの種類

    インプラントには、インプラント体とアバットメントの連結方法によって、大きく2つの種類があります。それぞれの種類の特徴と名称は以下の通りです。

     

    エクスターナルコネクション:インプラント体の上部に凸面として形成された回転防止構造に、アバットメントの凹面をかぶせるように連結する方法。インプラント体とアバットメントの間には、スクリューで固定する。エクスターナルコネクションは、インプラントの歴史の中で最初に開発された方法で、多くのインプラントシステムがこのタイプを採用している。

    インターナルコネクション:インプラント体の内部に凹面として形成された回転防止構造に、アバットメントの凸面を嵌め込むように連結する方法。インプラント体とアバットメントの間には、スクリューで固定する。インターナルコネクションは、エクスターナルコネクションの欠点を改善するために開発された方法で、最近ではエクスターナルコネクションよりもシェアが多い。

     

    エクスターナルコネクションの特徴

    インプラント体とアバットメントの連結部分が歯肉の上に露出するため、歯肉の形状に合わせてアバットメントの高さや角度を調整できる。

    インプラント体とアバットメントの連結部分が歯肉の上に露出するため、歯肉の炎症や感染のリスクが高まる。

    インプラント体とアバットメントの連結部分にはスクリューで固定するため、スクリューの緩みや破損が起こりやすい。

    インプラント体とアバットメントの連結部分には隙間が生じるため、そこに細菌や食べカスが入り込みやすい。

    インプラント体とアバットメントの連結部分には隙間が生じるため、そこから骨が吸収されやすい。

     

    インプラントのエクスターナルのメリットとデメリットを比較

    インプラントのエクスターナルのメリットとデメリットを比較すると、以下のようになります。

     

    メリット

    アバットメントの高さや角度を自由に調整できるため、歯肉の形状や咬合の状態に合わせて最適な上部構造を作製できる。

    アバットメントの交換や修理が容易であるため、インプラントの上部構造の変更や更新がしやすい。

    インプラント体の直径が小さくても、アバットメントの直径を大きくできるため、上部構造の強度や安定性を高められる。

    インプラント体の形状がシンプルであるため、製造コストが低く、多くのメーカーが互換性のある製品を提供している。

     

    デメリット

    歯肉の炎症や感染のリスクが高いため、歯肉の健康状態や衛生管理に注意が必要である。

    スクリューの緩みや破損が起こりやすいため、定期的なメンテナンスやチェックが必要である。

    インプラント体とアバットメントの連結部分に隙間が生じるため、細菌や食べカスが入り込みやすく、口臭や歯周病の原因になりやすい。

    インプラント体とアバットメントの連結部分に隙間が生じるため、骨が吸収されやすく、インプラントの寿命が短くなりやすい。

     

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

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