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インプラント オールオン4 無料相談・カウンセリング 練馬区大泉学園

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  • インプラント後にMRIは可能ですか?

    2023年11月15日(水)

    インプラントとMRI

    インプラントをしているとMRIができないという噂は本当なのでしょうか? この記事では、インプラントとMRIの関係について詳しく解説します。 

    MRIとは何か?

    MRIとは、Magnetic Resonance Imagingの略で、強力な磁気と電波を使って体の内部を撮影する医療機器です。MRIは、脳や脊髄、関節などの柔らかい組織の状態を詳しく見ることができるため、がんや脳梗塞などの診断に用いられます。

    MRIは、放射線を使わないので、被爆の心配はありませんが、磁気に反応する金属を身につけていると、危険な事故や画像の乱れが起こる可能性があります。そのため、MRI検査を受ける際には、腕時計やアクセサリーなどの金属製品をすべて外す必要があります。

    インプラントの種類とMRIの影響

    インプラントとは、人の体に埋め込む医療器材の総称で、心臓ペースメーカーや人工関節、人工内耳などがあります。歯科では、失った歯の代わりに顎骨に人工の歯根を埋め込むインプラント治療があります。インプラントの素材によっては、MRIの磁気に影響を受けるものがあります。

    例えば、心臓ペースメーカーや人工内耳などの電子機器は、MRIの磁気によって故障したり、体内に損傷を与えたりする恐れがあります。そのため、これらのインプラントを持っている人は、MRI検査を受けることができません。

    一方、歯科のインプラントは、チタンやチタン合金という非磁性体の金属でできていることがほとんどです。

    チタンは、磁石にくっつかない性質を持っており、MRIの磁気に影響を受けにくいです。そのため、歯科のインプラントをしている人は、基本的にはMRI検査を受けることができます。

    ただし、インプラントの上に磁石を装着するタイプの入れ歯(オーバーデンチャー)を使用している場合は、注意が必要です。

    磁石は、MRIの磁気によって引き寄せられたり、発熱したりする可能性があります。

    そのため、オーバーデンチャーをしている人は、MRI検査の前に歯科医師に相談して、磁石を取り外してもらう必要があります。

    インプラントをしているとMRIができない場合の対処法

    もし、MRI検査を受ける医療機関から、インプラントをしているとできないと言われた場合は、どうすればいいのでしょうか?

    まず、インプラントの種類や素材を確認して、MRI検査に支障がないことを説明しましょう。歯科のインプラントはチタン製であることを伝えれば、問題なくMRI検査を受けられるはずです。

    もし、オーバーデンチャーをしている場合は、磁石を外してもらってからMRI検査を受けましょう。

    もし、それでもMRI検査を断られる場合は、別の医療機関を探すか、MRI検査以外の検査方法を選択する必要があります。

    MRI検査と同様に、体の内部を撮影する検査方法には、CT検査や超音波検査などがあります。これらの検査方法は、MRI検査とは異なる原理で撮影するため、インプラントの影響を受けません。

    ただし、これらの検査方法には、それぞれにメリットとデメリットがあります。例えば、CT検査は、放射線を使うため、被爆のリスクがあります。

    超音波検査は、骨や空気に反射されやすいため、深部の組織や臓器の撮影には向きません。MRI検査と比較して、画質や精度が劣る場合もあります。

    そのため、MRI検査以外の検査方法を選択する場合は、主治医と相談して、適切な検査方法を決める必要があります。

    MRI検査を受ける前に確認すべきこと

    インプラントをしている人がMRI検査を受ける場合は、事前に以下のことを確認しておくと安心です。

    • インプラントの種類や素材
    • オーバーデンチャーの有無やタイプ
    • MRI検査を受ける医療機関の方針や対応
    • MRI検査以外の検査方法の選択肢やメリット・デメリット

    インプラントとMRIまとめ

    この記事では、インプラントとMRIの関係について詳しく解説しました。インプラントをしているとMRIができないという噂は、一部のインプラントや入れ歯に限った話であり、ほとんどのインプラントはMRI検査に支障をきたしません。


    練馬区大泉学園にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • インプラントに寿命はありますか?

    2023年11月15日(水)

    インプラントの平均寿命はどれくらい?国内外の研究データを紹介

    インプラントは、失った歯を人工の歯根で補う治療法です。インプラントは、自分の歯と同じように噛めるだけでなく、見た目も自然で美しいというメリットがあります。

    しかし、インプラントは永久に持つものではありません。インプラントの寿命は、どのくらいなのでしょうか?

    インプラントの寿命は、様々な要因によって変わります。インプラントの種類や品質、埋入部位や方法、患者さんの口腔内の状態や生活習慣、インプラントのケアやメンテナンスなどが影響します。そのため、一概には言えませんが、一般的には10年から20年程度と考えられています。

    では、インプラントの寿命に関する国内外の研究データを見てみましょう。インプラントの寿命を測る指標として、よく用いられるのが「生存率」と「成功率」です。

    生存率とは、インプラントが脱落せずに残っている割合のことで、成功率とは、インプラントが機能的にも審美的にも問題なく使用できる割合のことです。

    日本口腔インプラント学会が2019年に発表した調査報告によると、インプラントの10年生存率は、上顎で88.8%、下顎で94.0%でした。

    また、インプラントの10年成功率は、上顎で79.4%、下顎で86.6%でした。この調査は、日本全国の歯科医院で行われたインプラント治療の追跡調査で、約1万本のインプラントが対象でした。

    海外の研究では、スウェーデンのマルモ大学が2018年に発表した論文が注目されています。この論文では、インプラント治療を受けた患者さんを最長27年間追跡調査し、インプラントの生存率や成功率を分析しました。

    その結果、インプラントの10年生存率は96.6%、15年生存率は93.1%、20年生存率は85.3%でした。

    また、インプラントの10年成功率は88.6%、15年成功率は81.4%、20年成功率は69.9%でした。この研究は、約2,000本のインプラントが対象でした。

    これらの研究データからわかることは、インプラントは高い生存率と成功率を示すものの、時間とともに減少する傾向にあるということです。

    つまり、インプラントは長期的に見ると、脱落や機能低下のリスクが高まるということです。では、インプラントの寿命を縮める原因とは何でしょうか?

    インプラントの寿命を縮める原因とは?インプラント周囲炎や喫煙などのリスク要因

    インプラントの寿命を縮める最大の原因は、インプラント周囲炎です。インプラント周囲炎とは、インプラントの周りに炎症が起こり、支持する骨が溶けてしまう病気です。

    インプラント周囲炎は、歯周病と同じように、歯垢や歯石に付着した細菌が引き起こします。インプラント周囲炎が進行すると、インプラントがグラグラになったり、膿や出血があったり、最悪の場合はインプラントが抜け落ちたりします。

    インプラント周囲炎の発症率は、研究によって異なりますが、一般的には10%から40%程度といわれています。インプラント周囲炎になりやすい人は、以下のような特徴があります。

    ・歯周病の既往歴がある人 ・喫煙者 ・糖尿病や免疫力の低下などの全身疾患がある人 ・インプラントの上部構造が不適合な人 ・インプラントのメンテナンスを怠っている人

    特に、喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高める要因として有名です。喫煙は、歯肉や骨の血流を悪くし、インプラントとの結合を弱めます。また、喫煙は、インプラント周囲の細菌叢を悪化させ、炎症を促進します。喫煙者は非喫煙者に比べて、インプラント周囲炎になる確率が2倍から6倍も高いという研究結果もあります。

    インプラントの寿命を伸ばす方法とは?セルフケアや定期メンテナンスの重要性

    インプラントは、失った歯を人工の歯根で補う治療法です。インプラントは、自分の歯と同じように噛めるだけでなく、見た目も自然で美しいというメリットがあります。

    しかし、インプラントは永久に持つものではありません。インプラントの寿命は、様々な要因によって変わります。

    インプラントの種類や品質、埋入部位や方法、患者さんの口腔内の状態や生活習慣、インプラントのケアやメンテナンスなどが影響します。一般的には、インプラントは10年から20年程度と考えられていますが、インプラントの寿命を伸ばすためには、どのようなことに注意すべきでしょうか?

    インプラントの寿命を伸ばすためには、適切なケアやメンテナンスが必要です。

    インプラントは自分の歯と同じように、毎日の歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを用いたセルフケアを行うことが大切です。インプラントの表面には、歯垢や歯石が付着しやすい溝や凹凸がありますので、細かく丁寧に磨くことがポイントです。また、デンタルリンスや口腔洗浄器などを併用すると、より効果的にインプラントの清掃ができます。

    セルフケアだけでなく、定期的に歯科医院でのプロフェッショナルケアも受けることが重要です。

    歯科医院では、専用の器具や薬剤を使って、インプラントの周りの歯垢や歯石を除去します。また、インプラントの状態や機能をチェックし、必要に応じて調整や修理を行います。歯科医院でのメンテナンスは、インプラント周囲炎の予防や早期発見にも役立ちます。インプラント周囲炎とは、インプラントの周りに炎症が起こり、支持する骨が溶けてしまう病気です。

    インプラント周囲炎は、歯周病と同じように、歯垢や歯石に付着した細菌が引き起こします。インプラント周囲炎が進行すると、インプラントがグラグラになったり、膿や出血があったり、最悪の場合はインプラントが抜け落ちたりします。

    インプラントのケアやメンテナンスには、以下のようなポイントがあります。

    • 歯磨きは、1日2回以上、食後や就寝前に行うこと 
    • 歯間ブラシやデンタルフロスは、インプラントと隣接する歯の間やインプラントの上部構造の下に入れて、歯垢や食べかすを除去すること 
    • デンタルリンスや口腔洗浄器は、歯磨きの後に使用して、インプラントの周りの細菌を減らすこと 
    • 歯科医院でのメンテナンスは、3ヶ月から6ヶ月に1回程度受けること 

    インプラントのケアやメンテナンスは、インプラントの寿命を伸ばすだけでなく、インプラントの機能や審美性を維持するためにも欠かせません。

    インプラントは、自分の歯と同じように扱うことができますが、自分の歯と同じように大切にすることが必要です。

    インプラントが寿命を迎えたらどうする?再手術や交換の方法と費用

    インプラントが寿命を迎えたらどうすればいいのでしょうか?再手術や交換の方法と費用について説明します。

    インプラントが寿命を迎える原因としては、以下のようなものがあります。

    • インプラントの周囲の骨や歯茎が炎症を起こして、インプラントがぐらつく(インプラント周囲炎)
    • インプラントの上に被せる人工歯が割れたり欠けたりする
    • インプラントの接合部分が緩んだり外れたりする
    • インプラントの材質が劣化したり、金属アレルギーが発症したりする

    これらの場合、インプラントの一部や全部を交換する必要があります。交換の方法は、インプラントの状態や損傷の程度によって異なります。

    例えば、人工歯だけが破損している場合は、人工歯を新しいものに取り替えるだけで済みますが、インプラントの周囲の骨が失われている場合は、骨移植や骨造成などの手術が必要になる場合があります。

    インプラントの交換の費用は、交換の方法や範囲によって大きく異なります。

    一般的には、インプラントの一部を交換する場合は数万円から数十万円、インプラントの全部を交換する場合は数十万円から数百万円かかると考えられます。

    また、保険適用外の自由診療であることが多いため、自己負担が高くなることに注意が必要です。

    インプラントは高額な治療ですが、適切なメンテナンスや定期検診を行うことで、寿命を延ばすことができます。

    インプラントの寿命を迎えたら、再手術や交換の方法と費用をしっかりと確認して、最適な選択をしましょう。


    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • インプラントを奥歯に2本入れた場合の費用はどのくらいですか?

    2023年11月15日(水)

    インプラントを奥歯に2本入れた場合の費用はどのくらいですか?

    結論から先に言いますと、2本の奥歯インプラント治療の平均的な費用は、70万円~130万円となります。もちろん医院によって差はありますし、骨の状態や骨造成などが必要かによってもこのなってきます。

    奥歯のインプラントの特徴と重要性

    奥歯インプラントとは、奥歯が欠損した場合に、人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を固定する治療法です。奥歯インプラントの特徴は、以下のように挙げられます 。

    • 自然な咬み心地と見た目を実現できる
    • 隣の歯や対向歯に負担をかけない
    • 咀嚼能力を向上させ、栄養状態や健康を改善できる
    • 口腔内のバランスを保ち、歯周病や顎関節症の予防に役立つ
    • 長期的に安定した使用感と耐久性を持つ

    奥歯インプラントの重要性は、奥歯の欠損が口腔内や全身に及ぼす影響を考えると分かります。奥歯の欠損は、以下のような問題を引き起こす可能性があります 。

    • 咀嚼能力の低下による食事の制限や消化不良
    • 栄養不足や免疫力の低下による病気のリスクの増加
    • 歯列の崩れや噛み合わせの悪化による顎関節症や頭痛
    • 歯周病の進行による歯の脱落や感染症
    • 顔のたるみや老化による自信の低下やコミュニケーションの障害

    以上のことから、奥歯インプラントは、奥歯の欠損による口腔内や全身の健康を守るために、有効な治療法であると言えます。

    奥歯インプラントの手術の流れと期間

    奥歯インプラントの手術は、一般的に以下のような流れで行われます。

    1. 事前検査:口腔内の状態や骨量などを確認するために、レントゲンやCTスキャンなどの検査を行います。
    2. 手術計画の作成:検査結果をもとに、インプラントの本数や位置、人工歯の種類などを決め、手術計画を立てます。
    3. インプラント体の埋入:麻酔をかけた上で、顎の骨に小さな穴を開け、インプラント体を埋入します。
    4. 治癒期間:インプラント体が骨と結合するまで、数ヶ月の治癒期間が必要です。その間は仮歯を使用します。
    5. 人工歯の装着:治癒期間が終わると、インプラント体の上にアバットメントと人工歯を装着します。

    奥歯インプラントの手術期間は、個人差がありますが、一般的には以下のようになります。

    • インプラント体の埋入から人工歯の装着まで:3~6ヶ月
    • 骨造成が必要な場合:6~12ヶ月

    このように、奥歯インプラントの手術は、複数回に分けて行われ、完了までに数ヶ月から1年程度の期間がかかることがあります。しかし、手術期間中も仮歯を使用できるため、見た目や機能面での不便はほとんどありません。

    インプラント治療の奥歯2本の平均的な費用

    2本の奥歯インプラント治療を受ける場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか。インプラント治療の費用は、一般的に以下の3つの項目に分けられます。

    • インプラント体(人工歯根)の費用
    • アバットメント(人工歯根と人工歯をつなぐ部品)の費用
    • 人工歯(クラウンやブリッジ)の費用

    これらの費用は、インプラントの種類や材質、歯科医院や地域によって異なりますが、平均的には以下のようになります 。

    • インプラント体の費用:1本あたり20万円~30万円
    • アバットメントの費用:1本あたり5万円~10万円
    • 人工歯の費用:1本あたり15万円~30万円

    したがって、2本の奥歯インプラント治療の平均的な費用は、以下のように計算できます。

    • インプラント体の費用:15万円×2本~25万円×2本=40万円~60万円
    • アバットメントの費用:5万円×2本~10万円×2本=10万円~20万円
    • 人工歯の費用:15万円×2本~30万円×2本=30万円~60万円
    • 合計費用:70万円~130万円

    このように、2本の奥歯インプラント治療の平均的な費用は、70万円~130万円となります。

    ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は個々の症状や治療計画によって変わります。

    また、インプラント治療には、事前検査や骨造成、メンテナンスなどの費用もかかる場合がありますので、注意が必要です 。

    インプラント治療の費用を左右する要因

    インプラント治療の費用は、様々な要因によって左右されます。ここでは、主な要因を以下のように紹介します 。

    • インプラントの種類や材質:インプラントには、ワンピース型やツーピース型、セラミックやチタンなどの種類や材質があります。一般的に、ワンピース型やセラミックのインプラントは、ツーピース型やチタンのインプラントよりも高価です。
    • 歯科医院や地域:歯科医院によって、インプラントの取り扱いや技術力、設備やサービスなどが異なります。また、地域によって、競争状況や物価などが異なります。これらの要素によって、歯科医院や地域ごとにインプラントの費用に差が出ます。
    • 個人の症状や治療計画:インプラント治療は、個人の症状や治療計画に応じてカスタマイズされます。例えば、骨量が不足している場合は、骨造成や骨移植などの追加治療が必要になります。また、インプラントの本数や位置、人工歯の種類やデザインなどによっても、費用が変わります。

    インプラント治療の費用に関する補助制度

    インプラント治療は高額な医療費がかかるため、経済的な負担が大きいと感じる方も多いでしょう。そこで、インプラント治療の費用に関する補助制度について紹介します。

    • 医療費控除:インプラント治療の費用は、医療費控除の対象になります。1年間の医療費が10万円を超えた分について、所得税や住民税から控除を受けられます。
    • 自治体の補助制度:自治体によっては、インプラント治療の費用の一部を補助する制度があります。例えば、高齢者や障害者、低所得者向けの補助金などがあります。
    • 歯科医院のローン制度:歯科医院によっては、インプラント治療の費用をローンで支払える制度を用意しています。金利や手数料、返済期間などの条件は、歯科医院ごとに異なります。

    これらの補助制度を上手に活用することで、インプラント治療の費用負担を軽減できる可能性があります。ただし、補助制度の内容や条件は、時間とともに変更される可能性がありますので、事前に確認することが大切です。

    以上のことから、インプラント治療の費用は、様々な要因によって左右されることが分かります。インプラント治療を受ける場合は、事前に歯科医院に相談し、自分に合った治療計画と費用を確認することが重要です。

    インプラント治療と奥歯まとめ

    この記事では、奥歯インプラントの特徴と重要性、2本の奥歯インプラント治療の平均的な費用、インプラント治療の費用を左右する要因について説明しました。奥歯インプラントは、奥歯の欠損による口腔内や全身の健康を守るために、有効な治療法です。


    インプラントの奥歯2本の費用の見積もりについて

    練馬区大泉学園にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。インプラントを奥歯や前歯にお考えで具体的な見積もりが欲しい方やオールオン4について知りたい方などは、以下よりお申し込みください。お電話でのお申込みも可能です。

             03-3922-2416

  • インプラントは保険が聞きますか?

    2023年11月15日(水)


    インプラントと保険の関係について知りたいという方は多いでしょう。インプラント治療は高額な費用がかかるため、保険適用の有無や条件が気になるところです。

    しかし、インプラント治療は一般的に保険外治療とされており、自由診療となります。

    では、どのような場合に保険適用されるのでしょうか?また、保険外治療としてのインプラントの費用やメリットは何でしょうか?この記事では、インプラントと保険の関係について詳しく解説します。

    インプラント治療と保険の関係

    インプラント治療とは、失った歯の根元に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯(インプラント冠)を取り付ける治療法です。

    インプラント治療は、自分の歯に近い見た目や噛み心地を得られるというメリットがありますが、一方で、高度な技術や機器が必要であり、費用も高くなります。

    インプラント治療は、日本では1985年に保険適用となりましたが、1998年に保険外治療となりました。現在では、インプラント治療は自由診療となっており、医療機関や歯科医師によって費用や治療法が異なります。しかし、一部の例外を除いて、インプラント治療は保険適用されません。

    保険適用されるインプラント治療の条件

    インプラント治療は基本的に保険外治療とされていますが、以下のような場合には保険適用される可能性があります。

    • 先天性の欠損歯や先天性の口蓋裂などの先天性疾患により、歯の欠損がある場合
    • 事故や病気などの外傷により、歯の欠損がある場合
    • 口腔癌などの悪性腫瘍により、歯の欠損がある場合
    • 上顎洞の病気により、歯の欠損がある場合

    これらの場合には、インプラント治療が必要不可欠な医療行為と認められる場合があります。しかし、保険適用されるかどうかは、個々の症例によって異なります。

    また、保険適用される場合でも、全額が保険で賄われるわけではありません。一部の自己負担が必要になる場合があります。

    保険外治療としてのインプラント:費用とメリット

    インプラント治療は、ほとんどの場合、保険外治療として行われます。

    保険外治療としてのインプラントの費用は、一般的には、1本あたり30万円から50万円程度と言われています。

    しかし、実際の費用は、インプラントの種類や材質、インプラント冠の種類や材質、治療の難易度や期間、医療機関や歯科医師の方針などによって大きく異なります。

    また、インプラント治療には、インプラントを埋め込む手術やインプラント冠を取り付ける手術のほかに、骨の量や質を改善するための骨造成手術や骨移植手術、インプラントの定着を確認するためのレントゲン検査やCT検査などの費用もかかります。

    したがって、インプラント治療の総費用は、1本あたり30万円から60万円以上になる場合もあります。

    インプラント治療の費用は高額ですが、その分、多くのメリットがあります。インプラント治療のメリットは、以下のように挙げられます。

    • 自分の歯に近い見た目や噛み心地を得られる
    • 隣の歯や対向歯に負担をかけない
    • 歯周病や虫歯の予防になる
    • 顎の骨の吸収を防ぐ
    • 長期的に安定した歯の機能を維持できる

    インプラント治療は、自分の歯に代わる最良の選択肢と言えます。しかし、インプラント治療には、高額な費用や長期的な治療期間、手術に伴うリスクや合併症などのデメリットもあります。

    インプラント治療を受けるかどうかは、患者自身の判断になりますが、歯科医師と十分に相談し、治療の内容や費用、メリットやデメリットなどを理解した上で決めることが大切です。

    患者様が知るべき保険関連のよくある質問と回答

    インプラント治療を考えている患者にとって、保険の適用は大きな関心事です。ここでは、インプラントと保険に関するよくある質問とその回答を紹介します。

    Q1: インプラント治療は健康保険の適用を受けられますか?

    A: 一般的に、インプラント治療は健康保険の適用外となりますが、事故や病気による特殊なケースでは、保険適用の可能性があります。具体的な条件は保険の種類や契約内容によって異なるため、詳細は保険会社に確認することが重要です。

    Q2: インプラント治療にかかる費用の平均はどれくらいですか?

    A: インプラント治療の費用は、治療の範囲や使用する材料によって大きく異なります。一般的には、一本あたり数十万円が相場ですが、全額自己負担となることが多いです。

    Q3: 保険適用外の治療を選択するメリットは何ですか?

    A: インプラントは自然な見た目を提供し、機能性にも優れています。また、隣接する歯への負担が少なく、長期的に口腔内の健康を維持するのに役立ちます。高額ですが、その価値は大きいと考えられています。

    Q4: 保険適用の可能性を高めるにはどうすればよいですか?

    A: 保険適用を受けるためには、事故や病気など特定の条件が必要です。治療前に保険会社に相談し、必要な書類や証明を整えることが重要です。また、歯科医師の診断書が保険適用の決め手となることもあります。

    Q5: 保険適用の可能性が低い場合、どのような支払い方法が考えられますか?

    A: 保険適用外の場合、分割払いや医療ローンの利用が一般的です。多くの歯科クリニックや金融機関が様々な支払いプランを提供しているため、事前に相談し、自分の経済状況に合った方法を選択することが大切です。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では、インプラント無料相談を行っております。ご希望の方は、implant.muryosodan@gmail.comまでご連絡いただくか、医院までお電話ください。

  • インプラントとは?歯科インプラントの基礎知識

    2023年11月15日(水)

    そもそもインプラントとは?

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。

    インプラントは、天然の歯に近い見た目や噛み心地を提供することができます。インプラントは、一本の歯だけでなく、複数の歯や全ての歯を補うことも可能です。

    インプラントの人工の歯根は、チタンやジルコニアなどの生体親和性の高い材料でできています。

    これらの材料は、顎の骨と結合する現象であるオッセオインテグレーションを起こすことで、インプラントを安定させます。

    インプラントの人工の歯は、セラミックやレジンなどの材料でできており、自分の歯に合わせて色や形を調整することができます。

    インプラント治療は、歯科医師の技術や経験、患者の口腔内の状態や全身の健康状態、インプラントの種類や数などによって、その成功率や持続期間が異なります。

    インプラント治療は、一般的には高い成功率を誇りますが、感染や炎症、骨の吸収、インプラントの破損などの合併症が起こる可能性もあります。

    インプラント治療の成功を高めるためには、適切な診断や計画、手術、アフターケアが必要です。

    インプラント治療のメリットとデメリット

    インプラント治療には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

    インプラントのメリット

    天然の歯に近い見た目や噛み心地を得ることができます。

    周囲の歯や骨に負担をかけずに、歯の欠損を補うことができます。

    歯の移動や噛み合わせの変化を防ぐことができます。

    口臭や歯周病の予防にも効果的です。

    長期的に見て、コストパフォーマンスが高いと言われています。

    インプラントのデメリット

    • 手術が必要であり、治療期間が長くなる場合があります。
    • 手術に伴うリスクや合併症がある場合があります。
    • 骨の量や質が不十分な場合は、骨を増やす手術が必要になる場合があります。
    • インプラントのメンテナンスには、定期的な歯科受診や自宅でのケアが欠かせません。
    • 保険適用外の治療であり、費用が高額になる場合があります。

    インプラント治療の費用

    インプラント治療の費用は、インプラントの種類や数、歯科医院や地域、必要な付帯治療などによって大きく異なります。

    一般的には、一本のインプラントにかかる費用は、30万円から60万円程度と言われています。

    しかし、これはあくまで目安であり、実際の費用は個々の症例に応じて変わります。インプラント治療の費用には、以下のような項目が含まれます。

    • 診断や計画にかかる費用
    • インプラント本体や人工歯にかかる費用
    • 手術にかかる費用
    • 麻酔や薬にかかる費用
    • 付帯治療にかかる費用(骨移植や歯周病治療など)
    • アフターケアにかかる費用

    インプラント治療は、基本的には保険適用外の治療です。

    しかし、以下のような条件を満たす場合は、一部の費用が保険適用になる場合があります。

    • 歯の欠損が先天性や外傷性の原因である場合
    • 歯の欠損が口腔癌や顎関節症などの疾患の治療のため

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

    インプラントは自分の歯と同じように噛めるだけでなく、見た目も自然で美しいです。

    しかし、インプラント治療には一定の条件が必要であり、また費用や時間もかかります。そこで、この記事ではインプラント治療の流れと期間、インプラントとブリッジ・入れ歯の違いと選び方について解説します。

    インプラント治療の流れと期間

    インプラント治療は大きく分けて以下の4つのステップに分かれます。

    1. 診断・計画
    2. インプラント埋入手術
    3. インプラントの安定期間
    4. 上部構造の装着

    診断・計画

    インプラント治療を受ける前に、まずは歯科医師による診断と計画が必要です。歯科医師は、インプラントを埋め込む部位の骨の量や質、口腔内の状態、全身の健康状態などを検査します。

    また、インプラントの種類や数、上部構造の形や素材、治療の目的や期待度などを患者と相談します。この段階で、治療の費用や期間、リスクやメリットなども説明されます。

    診断・計画には、レントゲンやCTなどの画像診断や、歯型や顎関節の測定などが行われます。診断・計画にかかる時間は、個人差や症例によって異なりますが、おおよそ1~2回の来院で完了します。

    インプラント埋入手術

    診断・計画が終わったら、次にインプラント埋入手術が行われます。

    インプラント埋入手術は、局所麻酔や静脈内鎮静法などで痛みを抑えながら行われます。手術の流れは、以下のようになります。

    1. 歯茎を切開して、インプラントを埋め込む部位の骨を露出させる
    2. 骨にインプラントの形に合わせて穴を開ける
    3. 穴にインプラントをねじ込む
    4. 歯茎を縫合して、インプラントの頭部にカバーをつける

    インプラント埋入手術にかかる時間は、インプラントの数や位置、骨の状態などによって異なりますが、1本あたり約30分~1時間程度です。

    手術後は、腫れや痛み、出血などが起こる場合がありますが、適切な処置や薬物療法で回復します。手術後は、食事や歯磨きなどの注意点が指示されますので、それに従ってください。

    インプラントの安定期間

    インプラント埋入手術後、インプラントと骨がしっかり結合するまでには、一定の期間が必要です。これをインプラントの安定期間と呼びます。

    インプラントの安定期間は、インプラントの種類や骨の状態、個人差などによって異なりますが、おおよそ3~6ヶ月程度です。この期間中は、インプラントに負担をかけないように、仮の歯や入れ歯などを装着します。

    また、定期的に歯科医師による検査やメンテナンスが行われます。

    上部構造の装着

    インプラントの安定期間が終わったら、最後に上部構造の装着が行われます。上部構造とは、インプラントの上に取り付ける人工の歯のことで、クラウンやブリッジ、義歯などがあります。上部構造の装着は、以下のような流れで行われます。

    1. 歯茎を切開して、インプラントの頭部にアバットメントと呼ばれる部品をつける
    2. アバットメントに上部構造を固定するための印象を取る
    3. 印象に基づいて、上部構造を製作する
    4. 製作された上部構造をアバットメントに固定する

    上部構造の装着にかかる時間は、上部構造の種類や数、製作方法などによって異なりますが、おおよそ2~4回の来院で完了します。

    上部構造の装着後は、噛み合わせや見た目などの調整が行われます。また、定期的に歯科医師による検査やメンテナンスが必要です。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では、インプラント無料相談を行っております。ご希望の方は、implant.muryosodan@gmail.comまでご連絡いただくか、医院までお電話ください。

  • インプラントは医療費控除が可能ですか?

    2023年11月15日(水)

    インプラントの医療費控除について

    インプラントは医療費控除の対象になるのか

    インプラントとは、失った歯の代わりに顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯をかぶせる治療法です。

    インプラントは見た目や機能性が本来の歯に近く、入れ歯やブリッジと比べて長持ちするというメリットがあります。

    しかし、インプラント治療は保険適用外となるため、費用が高額になるというデメリットもあります。

    そこで、インプラント治療を受けた場合に、医療費控除という制度を利用することができます。

    医療費控除とは、一定の条件を満たした医療費を所得から控除できる制度で、納めた税金の一部が還付されるというものです。

    医療費控除は、自分だけでなく、生計をともにする家族の医療費も合算して申告することができます。

    インプラント治療は、見た目の改善が目的の美容手術や矯正とは異なり、悪い箇所を直す治療行為に当たるため、医療費控除の対象となります。

    また、インプラント治療に要した通院費も、医療費控除の対象に含まれます。ただし、医療費控除を受けるには、自分で確定申告を行う必要があります。年末調整では、医療費控除の対象外となります。

    医療費控除の対象期間と対象額はどうなっているのか

    医療費控除の対象期間は、1月1日から12月31日までの1年間です。その間に支払った医療費の合計が、一定の金額を超えた場合に、控除を受けられます。医療費控除の対象額は、以下のように計算されます。

    医療費控除の対象額 = 支払った医療費の合計 – 保険金などで補填される金額 – 所得金額の合計の5%(上限10万円)

    ここで、保険金などで補填される金額とは、生命保険から給付される入院費給付金や健康保険の高額療養費や出産一時金などが該当します。また、所得金額の合計の5%の上限は10万円となっており、所得が200万円以上の場合は、一律10万円が適用されます。

    例えば、支払った医療費の合計が50万円で、保険金などで補填される金額が5万円、所得金額の合計が300万円だとすると、医療費控除の対象額は以下のようになります。

    医療費控除の対象額 = 50万円 – 5万円 – 10万円 = 35万円

    医療費控除の申請方法と必要な書類は何か

    医療費控除を受けるためには、確定申告を行う必要があります。確定申告は、原則として、翌年の2月16日から3月15日までの期間に行わなければなりません。ただし、医療費控除については、5年以内であれば、後からでも申告することができます。

    例えば、2023年に支払った医療費の控除を受けたい場合は、2028年の年末までに申告すればよいのです。

    確定申告を行うには、以下の書類を用意する必要があります。

    • 確定申告書
    • 医療費控除の明細書
    • 源泉徴収票
    • ローン契約書や信販会社の領収書(デンタルローンやクレジットカードで支払った場合)

    確定申告書は、税務署や国税庁のホームページからダウンロードできます。医療費控除の明細書は、支払った医療費の内容や金額を記入する書類で、税務署や国税庁のホームページからダウンロードできます。源泉徴収票は、

    会社や組合からもらったものを用意します。ローン契約書や信販会社の領収書は、デンタルローンやクレジットカードで支払った場合に、医療費の証明として必要になります。

    これらの書類を揃えたら、確定申告書に必要事項を記入し、医療費控除の明細書を添付して、所轄の税務署に提出します。提出方法は、郵送や持参のほか、インターネットで申告が完了するe-Taxというシステムを利用することもできます。e-Taxを利用するには、事前に登録が必要です。

    e-Taxの利用方法や登録方法については、国税庁のホームページを参照してください。

    医療費控除の還付金の計算方法と例はどうなっているのか

    医療費控除の対象額を所得から控除することで、納めた税金の一部が還付されます。還付金の計算方法は、以下のようになります。

    還付金 = 医療費控除の対象額 × 所得税率

    ここで、所得税率は、所得金額の合計に応じて異なります。所得税率の詳細については、国税庁のホームページを参照してください。

    例えば、支払った医療費の合計が50万円で、保険金などで補填される金額が5万円、所得金額の合計が300万円だとすると、医療費控除の対象額は35万円となります。この場合、所得税率は10%となるので、還付金は以下のようになります。

    還付金 = 35万円 × 10% = 3.5万円

    このように、医療費控除を受けることで、インプラント治療の費用の一部が還付されるということになります。

    その他ご不明な点がございましたら、無料インプラント相談にてお尋ねください。


    練馬区大泉学園のにじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • インプラント治療でソケットリフトとは?

    2023年11月15日(水)

    インプラントのソケットリフトについて

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。インプラントは自分の歯に近い見た目や噛み心地を提供することができますが、インプラントを埋め込むためには十分な骨の量と質が必要です。

    しかし、歯が抜けた後に放置しておくと、歯を支えている骨(歯槽骨)が徐々に吸収されて薄くなってしまいます。特に上顎の奥歯の場合、歯槽骨の上には鼻とつながる空洞(上顎洞)があり、歯槽骨が薄いままだとインプラントを埋め込むと上顎洞に貫通してしまう可能性があります。

    これは、上顎洞の粘膜(シュナイダー膜)を傷つけて炎症を起こしたり、インプラントの安定性を損なったりするリスクがあります。

    そこで、インプラントを埋め込む前に、歯槽骨を再生するための手術が必要になることがあります。その一つがソケットリフトと呼ばれる手術です。

    ソケットリフトとは、特殊な器具を使って上顎洞の粘膜を上げてスペースを作り、そこに人工骨や自分の骨を補填することで、歯槽骨の厚みを増やす手術です。

     

    ソケットリフトは、歯槽骨の厚みが5mm以上10mm未満の場合に適用されることが多いです。

    ソケットリフトの手術の流れは以下のようになります。

    歯茎を切開して、インプラントを埋め込むための穴をドリルで骨に開けます。このとき、上顎洞の粘膜に触れないように注意します。

    穴に特殊な器具を挿入して、上顎洞の粘膜を上に持ち上げます。これにより、上顎洞の底部が上がってスペースができます。

    スペースに人工骨や自分の骨を詰め込みます。これにより、歯槽骨の厚みが増えます。同時に、インプラントの土台(フィクスチャー)を埋め込むこともできます。

    歯茎を縫合して、手術を終了します。感染予防のために、抗生物質や痛み止めの薬を処方されます。

    ソケットリフトのメリットは?手術時間の短縮や身体への負担の軽減など

    ソケットリフトは、上顎の骨が不足している場合にインプラント治療を受けるための骨造成手術の一つですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ソケットリフトのメリットについて紹介します。

    手術時間の短縮

    ソケットリフトは、インプラントを埋め込むための穴からアプローチするため、歯茎を切開する範囲が小さく、手術時間も短くなります。また、インプラントの土台を同時に埋め込むことができる場合もあります。これにより、治療期間も短縮できます。 

    身体への負担の軽減

    ソケットリフトは、上顎洞の粘膜を上げるだけで骨を削ることがないため、身体への負担が少ないと言われています。また、痛みや腫れ、出血などの術後のトラブルも少ないとされています。ただし、個人差がありますので、必ず歯科医師に相談してください。

    インプラントの安定性の向上

    ソケットリフトにより、歯槽骨の厚みが増えることで、インプラントの土台がしっかりと固定されるようになります。これにより、インプラントの安定性が向上し、長期的に快適に使用できるようになります。

    ソケットリフトのデメリットは?適用できないケースやリスクについて

    ソケットリフトは、上顎の骨が不足している場合にインプラント治療を受けるための骨造成手術の一つですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか。ここでは、ソケットリフトのデメリットについて紹介します。  

    適用できないケースがある

    ソケットリフトは、歯槽骨の厚みが5mm以上10mm未満の場合に適用されることが多いですが、それ以下の場合や上顎洞の形や大きさによっては、適用できない場合があります。その場合は、別の骨造成手術(サイナスリフトなど)を行う必要があります。また、上顎洞の粘膜に炎症や感染がある場合や、全身疾患や服薬などで骨の再生が妨げられる場合も、ソケットリフトを行えない場合があります。

    リスクがある

    ソケットリフトは、比較的安全な手術と言われていますが、リスクが全くないわけではありません。以下のようなリスクが考えられます。

    上顎洞の粘膜を傷つけてしまう

    ソケットリフトは、上顎洞の粘膜を上げることで骨を造る手術ですが、その際に粘膜を傷つけてしまう可能性があります。粘膜が傷ついてしまうと、炎症や感染を起こしたり、上顎洞とインプラントが直接つながってしまったりするリスクがあります。これを防ぐためには、歯科医師の技術力や経験が重要です。

    ソケットリフトのデメリットは?適用できないケースやリスクについて

    ソケットリフトのデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

    • 歯槽骨の厚みが十分でない場合は、ソケットリフトだけではインプラントができないことがあります。ソケットリフトは、歯槽骨の上部に人工骨を入れるだけなので、歯槽骨の高さや幅が不足している場合は、別の手術が必要になることがあります。例えば、骨移植や骨造成などの手術を併用することで、歯槽骨の高さや幅を増やすことができます。
    • 歯槽骨の状態によっては、ソケットリフトができないことがあります。ソケットリフトは、歯を抜いた直後に行う手術なので、歯槽骨に感染や炎症がある場合は、ソケットリフトができません。また、歯槽骨が壊死している場合や、歯根が残っている場合も、ソケットリフトができません。このような場合は、まず歯槽骨の治療を行ってから、ソケットリフトを行う必要があります。

    ソケットリフトには、感染や出血、腫れなどのリスクがあります。ソケットリフトは、歯槽骨に穴を開けて人工骨を入れる手術なので、感染や出血、腫れなどの合併症が起こる可能性があります。特に、上顎洞に近い部位でソケットリフトを行う場合は、上顎洞に人工骨が入り込んだり、上顎洞炎を引き起こしたりするリスクがあります。このような場合は、抗生物質や鎮痛剤などの薬を服用したり、歯科医院での治療を受けたりする必要があります。

    ソケットリフトの費用は?自由診療のため歯科医院によって差があることを注意

    ソケットリフトの費用は、自由診療のため、歯科医院によって大きく異なります。一般的には、ソケットリフトの費用は、人工骨の種類や量、手術の難易度、歯科医院の設備や技術などによって変わります。また、ソケットリフトだけではなく、インプラントや骨移植などの他の手術と併用する場合は、費用がさらに高くなります。

    ソケットリフトの費用の目安としては、以下のようなものがあります。

    • 人工骨の種類:人工骨には、自分の骨や動物の骨、人工的に作られた骨などの種類があります。自分の骨や動物の骨は、生体親和性が高く、骨との結合が強いというメリットがありますが、費用が高く、別の部位から骨を採取する必要があるというデメリットがあります。人工的に作られた骨は、費用が安く、骨の採取が不要というメリットがありますが、生体親和性が低く、骨との結合が弱いというデメリットがあります。
    • 人工骨の量:人工骨の量は、歯槽骨の厚みやインプラントの大きさによって変わります。人工骨の量が多いほど、ソケットリフトの費用は高くなります。
    • 手術の難易度:手術の難易度は、歯槽骨の状態や上顎洞の位置によって変わります。手術の難易度が高いほど、ソケットリフトの費用は高くなります。
    • 歯科医院の設備や技術:歯科医院の設備や技術は、ソケットリフトの成功率や安全性に影響します。歯科医院の設備や技術が高いほど、ソケットリフトの費用は高くなります。

    以上のような条件からソケットリフトの費用は変わり、1本あたりだいたい5万円から15万円ほどになると考えられます。

    ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は歯科医院によって異なります。

    また、ソケットリフトの費用には、インプラントや骨移植などの他の手術の費用は含まれません。

    インプラントや骨移植などの費用は、それぞれ別途かかります。

    ソケットリフトとサイナスリフトの違いは?歯槽骨の厚みによって選択される術式

    ソケットリフトとサイナスリフトは、どちらも上顎洞の底が低くてインプラントができない場合に行われる手術です。

    しかし、ソケットリフトとサイナスリフトは、歯槽骨の厚みによって選択される術式です。一般的には、以下のような基準でソケットリフトとサイナスリフトが分けられます。

    • ソケットリフト:歯槽骨の厚みが約4mm以上ある場合に行われる手術です。歯を抜いた直後に歯槽骨の上部に人工骨を入れて、上顎洞の底を持ち上げることで、インプラントを埋め込むための骨の厚みを確保します。ソケットリフトは、手術時間が短く、費用が安く、回復が早いというメリットがあります。しかし、歯槽骨の厚みが十分でない場合は、ソケットリフトだけではインプラントができないことがあります。
    • サイナスリフト:歯槽骨の厚みが約4mm以下ある場合に行われる手術です。歯を抜いた後に、上顎洞の側面に穴を開けて、上顎洞の粘膜を剥がして、人工骨を入れることで、インプラントを埋め込むための骨の厚みを確保します。サイナスリフトは、歯槽骨の厚みが不足している場合でもインプラントができるというメリットがあります。しかし、サイナスリフトは、手術時間が長く、費用が高く、回復が遅いというデメリットがあります。

    以上のように、ソケットリフトとサイナスリフトは、歯槽骨の厚みによって選択される術式です。

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