2025年10月の記事一覧
-
歯のエステ、始めませんか?エアフローで差がつくお口ケア
2025年10月23日(木)

こんにちは、にじいろマイクロスコープ・セラミック歯科医院です。
今回は、当院でも人気の高い歯のクリーニング「エアフロー」についてご紹介します。「エアフロー」ってどんなケア?
エアフローとは、専用の微細なパウダーを水と一緒にジェット噴射することで、歯の表面にこびりついた汚れやバイオフィルム(細菌の膜)をやさしく取り除くケア方法です。
それにより、毎日の歯みがきでは落としきれない茶渋・タバコのヤニ・細かな着色汚れまで、しっかりとクリーニングすることができます。ご自身ではきちんと歯みがきをしていても、「最近、歯に取れない茶色い汚れが気になる…」「なんだか歯の色が全体的にくすんできた気がする…」と感じている方、もしかしたらそれは着色汚れなのかもしれません。
エアフローなら、こうした汚れにもしっかり対応できます。
歯周病予防や矯正中のケアにもおすすめ
エアフローは見た目の美しさだけでなく、歯周病菌の除去にも効果があるため、予防やメンテナンスにも非常に有効です。
特に、矯正中の方やインプラント・差し歯・詰め物等の人工歯をお使いの方にもおすすめです。
というのも、エアフローは複雑な矯正装置のすき間や歯と歯の間など、細かい部分にもやさしく、かつ効果的にアプローチできるためです。
さらに、保険適用の従来の器具と比べて、歯や被せ物へのダメージが少なく、短時間でお口全体を清潔に保てるのも安心できるポイントです。
ご注意いただきたい点について
エアフローは健康保険の適用外です。
また、持病がある方や体調によっては使用を控えたほうが良いケースもあります。
さらに、ごくまれにではありますが、一時的に知覚過敏のような症状が出ることもあります。
そのため、当院では施術前に丁寧なカウンセリングを行い、患者さま一人ひとりの状態に合わせた適切なケアをご提案しております。どうぞ安心してご相談ください。
なお、エアフローはあくまで表面の着色汚れを除去するケアになるため、歯そのものの色を白くしたい方は、ホワイトニングをご検討ください。
定期的な歯のクリーニングで、健康と美しさを同時に叶えていきましょう✨
-
【症例紹介】ダイレクトボンディング
2025年10月19日(日)

休日の正午、友達との食事。
ついつい笑顔がこぼれ、話が弾む。
その口元に、キラリと光る白い歯。
「そんな自然な笑顔を目指しませんか?」ダイレクトボンディングは、 銀色の詰め物を白い歯に変えることができる治療法です。
1回の治療で完了することも多く、 見た目の印象を大きく変えることができます。【治療内容】
✅既存の銀歯を除去し、虫歯を取り除いた後、
✅拡大視野・防湿下でレジン(高品質な樹脂)を口の中で直接盛り上げ、
✅歯の形や色を丁寧に再現します。
✅一般的に型取りをして詰める方法よりも、
✅歯を削る量を少なくできることがあります。費用:33000円~(自由診療)
治療時間:約90分(1回)
リスク・副作用
✅治療後にしみる・痛むなどの神経症状が出ることがあります
✅歯の状態によっては神経の治療が必要になる場合があります
✅経年的にレジンの変色・劣化が起こることがあります
✅欠け・破折のリスクがあり、特に歯ぎしりや強い力がかかる場合に注意が必要です
✅セラミックや金属に比べて強度が低いため、定期的なメンテナンスや再治療が必要になることがあります
✅素材や術者の技術により、見た目に限界があることもあります
適さないケース
✅長時間の治療姿勢が難しい方
✅歯ぐきの炎症が強い方
✅鼻呼吸ができない方
✅食いしばりなど歯への負担が強い方
✅歯の損傷が大きく、レジンでの修復が困難な方詳しくは担当の歯科医師にご相談ください。
【医師のコメント】
レジンの強度や物性に限界があるものの、その特性を踏まえ、症例を選べば非常に価値の高い治療だと思います。
特に、歯の切削量が他の治療に比べて少なく、一回の来院で治療が終わることも多いため、若年者や初めて歯を削る人、忙しい人、治療箇所が多い人には恩恵が大きいと思います。
また、この治療は歯科医師の技術によって結果が左右されやすいため、絶えず研鑽を行い、材料の進歩や新技術などの情報のキャッチアップを常に行う必要があると感じます。
症例提供:石田歯科医院 石田 譲
石田先生は現在、にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院にも
非常勤で週1回勤務しています。
そのため、当院でもダイレクトボンディング治療を受けることが可能です。 -
歯並びと健康を守る!不正咬合と8020運動の重要性と改善方法
2025年10月14日(火)

「歯並びが悪いと見た目が気になる…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
しかし、不正咬合(悪い歯並びや噛み合わせの異常)は、見た目だけでなく健康にも大きな影響を与えることが分かっています。
さらに、日本では「8020(ハチマルニイマル)運動」が推進されており、80歳になっても20本以上の歯を残すことが健康寿命を延ばす鍵とされています。
では、不正咬合はどのような影響を及ぼし、どう改善すればよいのでしょうか?
不正咬合がもたらす健康リスク
歯並びや噛み合わせが悪いと、以下のような問題が生じることがあります。
✅ むし歯・歯周病のリスク増加
歯が重なっている部分は歯磨きがしにくく、汚れが溜まりやすいため、むし歯や歯周病になりやすいです。✅ 咀嚼(そしゃく)力の低下
噛み合わせが悪いと、食べ物をうまく噛めず、胃腸に負担がかかります。また、しっかり噛めないことで栄養の吸収も悪くなる可能性があります。✅ 発音や顎関節への影響
歯並びの乱れによって、「サ行」「タ行」などの発音がしにくくなることがあります。また、噛み合わせが悪いと顎関節症を引き起こし、顎の痛みや頭痛の原因にもなります。✅ 全身の不調につながる
噛み合わせのズレは、首や肩のこり、姿勢の悪化、頭痛など全身のバランスにも影響を与えることが知られています。8020運動の重要性とは?
「8020運動」とは、80歳で20本以上の歯を残すことを目標にした健康推進活動です。20本の歯があれば、食事をしっかり噛んで栄養を摂取でき、認知症のリスクも低減すると言われています。
しかし、不正咬合によって歯に過度な負担がかかると、歯を失うリスクが高まるため、早めの改善が大切です。
不正咬合を改善する方法
✅ 矯正治療を検討する
ワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザラインなど)を利用することで、歯並びを整えることができます。特に最近は、目立ちにくい透明なマウスピース矯正が人気です。✅ 定期的な歯科検診を受ける
むし歯や歯周病を予防するために、3ヶ月に1回の歯科検診とクリーニングを受けましょう。✅ 正しい咀嚼習慣を身につける
左右バランスよく噛むことを意識すると、顎の発達や歯並びの安定につながります。また、硬いものを適度に噛むことで、噛む力を維持し、歯の健康を守ることができます。まとめ
不正咬合は、見た目だけでなくむし歯・歯周病のリスクや全身の健康に影響を与えるため、早めの対策が重要です。
また、80歳で20本以上の歯を残す8020運動を意識し、長く健康な歯を維持できるよう心がけましょう。
当院では、歯並びや噛み合わせに関する相談を受け付けております。
気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。


