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砂治流!定期検診の極意!
2023年2月21日(火)
はいどうもこんにちは!僕です。
『砂治』と書いて『いさじ』と読みます。
本日は定期検診についてお話したいと思います。
歯の治療が終わった後よく「定期検診しましょう!」とか「○ヶ月後お口のチェックしましょうね」
とか言われたことありませんか?
患者さんの中には治療が終わったから大丈夫!とか
痛くなってからでいいでしょ!などお思いになられる方もいらっしゃると思います!
ところがどっこい!!!!!
手っ取り早くいうと、車の車検とほぼ一緒です!
故障する前に悪い所を見つける→修理費が安く済む!
車が走らなくなった、、、買い替えないとダメかも→車を新しく購入…
どちらの方がいいでしょうか?私なら安く済む方が嬉しいです(>▽<)!
歯科検診では主にこれらのことを検査しています。
1、虫歯、歯周病の検査
2、噛み合わせのチェック
3、磨き残しのチェック&ブラッシング指導
4、歯垢、歯石除去(お掃除)
まず1つ目の虫歯、歯周病の検査ですが、にじいろ歯科ではマイクロスコープを使って隅々まで丁寧に検査していきます。
いつ入れたか覚えてない被せ物だけど段差ができた気がする…最近物が詰まりやすくなった気がする…など小さな変化でも実際は被せ物の中で虫歯が進行していたり、歯周病が進んで歯を支えている骨が無くなっていったりしてることがあります!早期発見早期治療が歯を残すために一番重要なんです!
2つ目は噛み合わせのチェックです。寒いこの季節、歯がキーンとすることありませんか?
また朝起きた時や仕事に集中して、ふとリラックスした時に違和感を感じたことありませんか?
これらは噛み合わせが原因の痛みの可能性が高いです!
寝てる時の歯軋りや仕事に集中した時の食いしばり等は歯に相当な力を加えてます!気付かないうちに歯にヒビが!なんて事もあるかもしれません。大事になる前に検査しましょう。
3つ目4つ目は衛生士さんによる日頃の口腔ケアの仕方や歯ブラシの確認等を行なってもらいます。健康維持のためには日々のメンテナンスが必要不可欠です。
詳しい処置内容はまた後日載せさせて頂きますので是非そちらも参考にしてみてください。
ご清聴ありがとうございました。次回の砂治ブログもお楽しみに!
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お子さんは正しい歯みがきが出来ていますか?
2023年2月20日(月)
歯みがきはいつから始めればいいの?
乳歯がはえたら歯みがきを始めましょう。
虫歯予防だけでなく、歯周病を防ぐ効果も歯みがきにはあります。歯周病は大人の病気だと思われがちですが、子供も罹患することがあります。歯をみがくことによって菌のエサとなる食べかすや歯垢を取り除けば歯周病菌は増えず、歯ぐきなどが炎症を起こす歯周病にもならないと言われています。
歯みがきの方法は、乳歯の生え方や子どもの歯並びによって変わってきます。
ぜひお子さんと一緒に、歯のみがき方指導を受けにいらしてくださいね。
また、小学生くらいになるとお子さんの多くが自分で磨くようになりますが、まだまだ磨き残しが多いものです。12歳までの歯を守るのは親の役目であると思い、スキンシップも兼ねて、お子さんをひざに抱き、親御さんが仕上げ歯みがきをしてあげましょう。
歯みがきしているのに歯ぐきが赤い…
「うちの子は歯みがきしているのに歯ぐきが赤い」「虫歯はないのに歯ぐきが腫れぼったい」と心配している親御さんは多いですが、その多くは歯の表面を磨いている場合があります。
歯と歯ぐきの境目は汚れがたまりやすいため、そこに歯ブラシの毛先をあてることを意識してみがいてみてください。歯周病の始まりである歯肉炎により、歯ぐきが腫れたり血がでたりすると「怖くて歯ブラシをあてられない・・・」という方もいますが、それでは歯と歯ぐきの間にたまった歯垢がとれず、歯周病がさらに悪化してしまう可能性があります。
人によりますが軽度の歯周病なら、歯と歯ぐきの境目を5日間ほどみがき続ければ、歯ぐきの赤みや腫れはひいていくこともあります。特に萌出性歯肉炎になりやすい2歳、6歳、12歳頃は念入りに磨いてくださいね。
歯みがきは食後30分がいいってホント?
ものを食べると口の中は酸性に傾き、酸の力で歯のカルシウムがとけだしてしまいます。でも大丈夫です。 噛むことで唾液が分泌され、唾液に含まれるカルシウムが歯について元に戻ります。
中には唾液がその作用をするまで食後20~30分かかるため、歯みがきは食後30分がいいという人もいますが、その間にも菌は食べかすで繁殖してしまいます。
そこでおすすめしたいのは、食事前後の歯磨き。食べる前に歯をみがいて歯垢を減らすと、食べても酸は出にくくなるんです。そして食後もう一度すぐに磨き、菌のエサとなる食べかすを取り除く。これは歯周病だけでなく、虫歯予防にもなりますよ。
おすすめの歯ブラシってある?
小さい歯ブラシで1本1本の歯を丁寧にみがくのが理想ですが、これはなかなか大変です。小さい歯ブラシはちょっとずれると歯ぐきをつっついてしまう危険もあります。大きめの歯ブラシであれば多少ずれてもどこかの歯にあたり、短時間で効率よくみがけるので、変えてみるのも良いと思います。
また、親御さんによる仕上げ歯みがきは大人用歯ブラシでもOKです。
歯ブラシの硬さは「普通」くらいがいいでしょう。柔らかすぎると汚れが落ちず、硬すぎると歯ぐきを傷つけてしまうからです。最近は子ども用の電動歯ブラシもあり、正しい歯の位置に当てれば手の8倍近くも食べかすや歯垢を除去できると言われています。
子どもも定期的に歯医者さんへ行ったほうがいい?
夏休み、冬休み、春休みなど定期的に受診してはいかがでしょうか。大人ほどではありませんが、どんなに歯みがきしても多少の歯垢は残ってしまいます。
年3.4回の定期検診で「歯みがきができているか」「口の中に問題はないか」のチェックと、専門器具を使ったクリーニングを受け、歯ぐきの中にたまった歯垢を落としましょう。
子どもの歯周病は家庭でのケアが重要になるため、当院では歯みがき指導や、歯周病になりにくい生活指導のお話にもお時間を取らせていただいております。
歯周病予防の第一は歯みがきです。子どもの歯を守るためには、ただ歯を磨けばよいわけではありません。子どものうちは、歯みがきを楽しいものと感じさせて習慣づけることがなによりも大事です。
親子の大切なスキンシップのひとつとして、歯みがきの時間を習慣づけられれば理想的ですね。
幼い頃の正しい歯磨き習慣は、一生ものです。お子さんが楽しく、自ら進んで歯磨きできるよう、親御さんはサポートしてあげてくださいね。
虫歯のない健康的な歯を目指し、親子一緒に頑張りましょう!
WEB予約はこちらまで↓https://apo-toolboxes.stransa.co.jp/user/web/03ef312738f69924b94f3b503397f2
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第10回 練馬区まちゼミ
2023年2月10日(金)
2月2日、6日に当院でもまちゼミが開催されました。
全部で46講座もあるそうで、私もいくつかの講座に参加予定です。
まちゼミに関してはこちら➡https://www.nerima-kushoren.jp/machisemi
さて、1時間と短い時間でしたが、歯科・当院について、マイクロスコープとは、セラミック治療について etc… お話させていただきました。
マイクロスコープで10000円札を見る時間は「こんなに拡大するの?!」と驚きの声があがりました。それと、改めて日本の印刷の技術はすごいなと感心しました。
また、私たちは当たり前に思っていることでも、「〇〇はなんですか?」「〇〇したらどうなるんですか?」など色々と質問をいただき、新たな発見がありました。
最後にアンケートを実施。
いくつか抜粋して掲載させていただきます。
「重要な話を聞くことができました。大変勉強になりました。もっともっと聞きたい」
「最新治療を学ぶことができて良かった」
「大変参考になりました」
「とても分かりやすく参加してよかった」 など、嬉しい声を多数いただきました!
次回は16日(木)13:00~14:00、
最終は22日(水)13:00~14:00です。
まだ若干のお席が空いておりますので、お電話にてご連絡をお待ちしております。
また、Youtubeにて内容公開しております。
約2分の動画ですのでお休み前などのお時間でご覧いただければと思います!
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歯医者さんの悩み【ツラいこと編】
2023年2月6日(月)
歯科治療は、患者さんにとってツラくて大変なことが多いかと思います。
でも、実は歯医者さんにとってもツラい時があります。
ケース1 メンテナンスの必要性を伝える時
治療が完了し、今後は3か月に1回のメンテナンスに来ていただくようになります。
ただ中には、患者さんの「これで終わりじゃないんですか・・・」「こんなに通ったのにまだ続くのか・・・」「本当にメンテナンスって必要なの?」という心の声を感じることがあります。
治療の完了はゴールではなく、これからのスタート地点だと思っていただきたいです。
これまでの治療が大変で、何度もお時間をいただき通院していただいた大変な気持ちもわかります。せっかく時間をかけて治した歯周病が再発もしくは再度治療になっては困りますよね。
だからこそ、その頑張りを繋げて、メンテナンスをしていきましょう。
ケース2 歯周病を伝える時
「むし歯はありますか?」という言葉を良くお聞きしますが、「歯周病ですか?」と聞かれることは多くはありません。
むし歯がなくても歯周病の方は多くいます。その中でも、痛みなどの症状がない方が多いためか、治療の説明をお伝えしても、治療に至らない場合も多々あります。
歯周病の程度の診断をするためにはレントゲン検査、歯周ポケット検査、歯肉の状態、噛み合わせなどを総合的に歯科医師が判断します。
検査の結果、患者さんが実感できるのは歯周ポケットの値ぐらいでしょうか。あとはあまりピンとこない場合が多くあります。
レントゲンも、あの白黒の像で説明を受けてもわかりにくいものです。
噛み合わせや、その他の所見も似たり寄ったりでしょうか。
歯周ポケットについても、「5mmの歯周ポケットがあります」と説明されても、患者さんからすれば普段は何も支障がなく、治療をしないといけないことはわかっていても、すぐに手遅れになるというわけではなければ、なかなか前向きに進めないこともあるかと思います。
皆さまのお口の状態をより良くしたい一心で、日々勉強や治療に励んでいます。患者さまやスタッフと関わることで自分が大切にしていることは、信頼関係を構築することです。そのために常に目の前の相手と向き合い、誠実に行動することを意識しています。
ただ、いくら丁寧に説明しても、言葉だけではよく伝わらないことが多々あるものです。そこで当院では患者さんの口の中をマイクロスコープを使用した写真を撮影して、経過を確認してもらっています。
「これが自分の歯?」と、良くなっていることが目に見えると、受診のモチベーションも上がってきますよ。
また、声かけを心がけるようにしています。ケアの最中は皆さん、目をつぶっていることが多いため、機器から水を出したりチェアを倒したりする時にひと声かけるようにしています。ご高齢の方の場合はなるべく耳元で話したり、お子さまは怖がらせないようにどのような器具で何をするのかをこまめに伝えたり、そうした心遣いを忘れずにいたいです。
これからもそのような想いを込めて治療計画の相談をさせていただきますので、皆さまも前向きに耳を傾けてみていただけると幸いです。