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大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院

  • 丈夫な心と体を育むための口腔育成と小児口育トレーニング

    2024年12月17日(火)

    建物が長く持ちこたえるためには、何よりも「基礎」が重要です。例えば、家を建てるときも、土台がしっかりしていなければ、どんなに立派な家でもすぐに崩れてしまいます。

    この考え方は、子供たちの成長にも当てはまります。

    特に幼少期は、心と体の「基礎」を作る重要な時期です。この時期に適切な運動や習慣を取り入れることで、子供たちは丈夫な体と健全な心を育むことができます。

    「感覚統合」というのは、私たちが日常生活で自然に使っている、いろんな感覚をうまくまとめて働かせることを言います。たとえば、バランスを取ったり、姿勢を保ったり、物を持つときの力加減、周りの人とコミュニケーションを取るときなど、いろんな感覚を同時に使っています。

    しかし、子どもたちの中には、これがうまくできなくて、体の動きがぎこちなかったり、集団での遊びが苦手だったりする子もいます。そういった子供たちが、いろんな感覚をバランスよく使えるようにサポートしてあげる考え方が「感覚統合」です。

    子供によって足りない感覚は様々で、それを補うことがバランスの取れた成長を支える大切な要素となり、一人ひとりに合わせたアプローチが大事になってきます。

    当院、にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院では、子供の「口腔育成」に力を入れています。口腔は、食べることや話すことだけでなく、全身の健康にも影響を与える大切な「基礎」となる部分です。正しい噛み合わせや口の使い方は、栄養摂取、様々な姿勢や呼吸にも関係し、子供の健康的な成長に欠かせません。

    ★「小児口育トレーニング」の実施

    「小児口育トレーニング」を実施し、子供たちの口腔の健やかな成長をサポートしています。噛み合わせや口の動かし方を正しく導くことで、将来の歯並びや全身の健康にポジティブな影響を与える基盤を作りたいと考えています。

    丈夫な心と体を育てるために、正しい口腔の発育を通じて、子供たちの成長をしっかりと支えていきましょう。

    ★「小児口育トレーニング」ってどんなことをするの?

    当院では、日本小児口腔発達学会認定の口腔機能支援士である歯科医師と歯科衛生士がそれぞれのお子さんに合わせた口腔育成トレーニングを提供しています。これにより、正しい噛み合わせや飲み込み方、呼吸法を身につけ、お子さんの健やかな成長をサポートします。

    さらに、体全体の発達に重要な足の成長に着目しています。サーモシートを使用してお子さんの足裏の状態を確認し、足の使い方を観察します。適切な靴選びなどの指導を行うことで、姿勢の改善や健康な体作りをサポートしていきます。

    *基本的に保険診療の中で指導させていただいていますが、一部自由診療の内容を含んでいますので、詳しくはお問合せください。

    お子さんは成長と共に変化していくため、その時々に必要なサポートを適宜おこなわせていただきます。難しい事を行うのでは無く、楽しく日常生活に取り入れ易い工夫をしながらお伝えしていきますので、保護者の方もどうぞご協力ください。

    これからもにじいろマイクロスコープセラミック歯科医院は、長期的にお口の健康を構築し守るサポートを続けていきます。

  • ワンタフトブラシで予防しよう!

    2024年12月9日(月)

    皆さん、ワンタフトブラシご存知ですか?
    ワンタフトブラシとは、普通の歯ブラシとは違い、筆のように毛先がぎゅっとひとまとまりにした歯ブラシです。
    ヘッドが小さいため、普通の歯ブラシでは磨きにくい場所をピンポイントで磨くことができます。
    その一方で、メインの歯ブラシとして使用すると全ての歯を磨くのに時間がとてもかかってしまうため、歯ブラシを使ったあとの仕上げ磨き用の歯ブラシとして推奨されています!

     

    《おすすめポイント》
    ・ペンのように小さいので小回りが利く
    ・毛の本数が1150本!毛の密度がすごい!
    ・普通の歯ブラシが届かない細かいところにスッと届く

     

    《プラウトの基本の磨き方》

    毛先が小さいので操作が難しいと思うかもしれませんが、そんなことはありません!
    だれでも簡単にプラークを落とすことができます!

    プラウトの動かし方の基本は
    「磨きたい場所にピタッと当てて、その場でクルクル」です!

    歯と歯の間(三角のところ)にピタッとブラウトを当てて、その場で小さくクルクル動かします。
    クルクル動かすのが難しい時は小刻みに振動させるでも大丈夫です。
    持ち方は、ペングリップ!
    細かい動きがやりやすい鉛筆を持つ持ち方(ペングリップ)で持つのがおすすめです!

     

    このようなお悩みの方におすすめ♪
    ・歯並びの悪い所がある
    ・矯正装置をしている方
    ・奥歯の奥までふつうの歯ブラシがいつも届きにくい方
    ・インプラントをした歯がある
    ・ブリッジの被せ物がある
    ・親知らずが傾いている
    ・他の歯より低く生えてる歯がある
    ・部分入れ歯を入れている

     

    普通の歯ブラシにプラスして、「ワンタフトブラシ」を仕上げ磨き用で使ってみてくださいね♪
    気になった方は是非先生や歯科衛生士に気軽にお声かけください!

  • 飲み込む力と嚥下(えんげ)機能の大切さ

    2024年12月5日(木)

    義母を見ていると、嚥下(えんげ)について改めて考えさせられます。

    30年ほど前、義母が薬を飲む様子を見ていると、いつも辛そうな顔をしていました。

    薬そのものが嫌というより、水分を取るのが苦手だとよく話していたのを覚えています。

     

    そして今、88歳になった義母はさらに飲み込むことが辛そうで、服薬ゼリーを利用しながら誤嚥性肺炎に注意して見守っています。

    もしもっと早い段階から嚥下の訓練をしていれば、今ほど苦労しなかったのかもしれないと考えずにはいられません。

     

    身体の状態があまり良くないため、現在は本格的なトレーニングを行うのは難しい状況ですが、若い頃からの積み重ねがいかに大切かを実感しています。

    特に、50代や60代のようなまだ衰えを強く感じないうちから始めていれば、嚥下機能を維持できたのではと感じます。

     

    そこで、今からでも取り組みやすい簡単な誤嚥予防のトレーニングをご紹介します。


    【誤嚥予防の簡単なトレーニング方法】

     

    1. パタカ運動
    「パ」「タ」「カ」を大きくはっきりと発音します。この運動で口や舌、喉の筋肉を鍛えます。1セット10回を目安に行いましょう。

     

    2. 唇の運動
    唇をすぼめて5秒キープ、その後横に広げて5秒キープします。これを5~10回繰り返します。

     

    3. 嚥下ゴックン運動
    唾液を意識的に飲み込む「ゴックン」の動作を繰り返します。1日数回、無理のない範囲で行いましょう。

     

    4. 姿勢の工夫
    食事の際は背筋を伸ばし、少し前かがみの姿勢を取ることで飲み込みが楽になります。


    嚥下機能の低下は加齢による自然な変化ですが、早期からの意識的な対策で防ぐことができます。

    義母の状態を見守りながら、私自身も未来のために小さな努力を積み重ねていきたいと思っています。

  • ナイトカードとは?就寝中の歯を守るマウスピース

    2024年12月2日(月)

    今回はナイトカードについて説明していきたいと思います。

    皆さんこんな悩みはありませんか?
    ・歯がすり減っている
    ・朝起きた時顎が痛い
    ・虫歯はないけど歯が痛い、しみる

    このお悩み、歯ぎしりが原因かもしれません。

     

    ナイトカードとは、就寝中の歯ぎしりなどの歯への負担から歯を守るために装着するマウスピースのことです。
    日本人のおそよ8割もの人が無意識に歯ぎしり、食いしばりをしていると言われています。

    ナイトカードを装着することで、歯ぎしり、食いしばりによる歯のすり減りを予防するだけでなく、1本にかかる負担を軽減させ、歯の痛みや詰め物の脱離を防止することもできます!

     

    また、ナイトカードのメリットは保険適用なところです!
    歯科医院で型取りをしたら作製できます☺️
     

    就寝時の無意識下だからこそ、ケアが必要です!
    気になる方は是非ご相談ください!

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