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砂糖の摂取量とむし歯の関係~現代人が摂りすぎている甘いリスク~
2025年3月21日(金)
「お砂糖の摂り過ぎはむし歯の原因になる」ということは、多くの方がご存じかと思います。ですが、実際にどのくらいの量を摂っているか、意識したことはありますか?
日本人の1日あたりの砂糖摂取量は、明治時代初期では5.4gだったのに対し、2004年には54gと、10倍にも増えています。これはスティックシュガー(3g)で約18本分、白砂糖では大さじ6杯分に相当します。
特に1974年には砂糖の消費がピークを迎え、1日あたりの摂取量が70.1gに達し、その当時の6歳児の97%がむし歯を抱えていたというデータもあります。
現在は予防意識が高まり、6歳児のむし歯の割合は45.5%まで減少しましたが、それでもまだ多くの子どもがむし歯になっています。
砂糖の摂取量が多い国としてアメリカが挙げられます。
アメリカでは一人当たり1日67.5gの砂糖を摂取しているとされ、実際には100g以上に達しているという説もあります。その影響で、糖尿病患者・予備軍の数は1億人を超え、国民の3人に1人がリスクを抱えている状況です。
世界的に推奨されている砂糖の摂取基準は1日25gですが、普段何気なく口にしている食品には、多くの砂糖が含まれています。
例えば、
✅ ケーキ1切れ:約20~25g
✅ 板チョコ1枚(50g):約25g
✅ 菓子パン1個:約15~20g
✅ コーラ(500ml):約50~60g特に清涼飲料水は砂糖の含有量が高く、飲みすぎは肥満・糖尿病・むし歯・心血管疾患などのリスクを高めるといわれています。
そのため、低糖や無糖の選択、子どもの食育を通じて、摂取量を意識することが大切です。
当院では、マイクロスコープを用いた精密治療を行い、むし歯の早期発見や、精度の高い詰め物・被せ物の治療に力を入れています。
しかし、最も大切なのはむし歯をつくらないこと!!🦷✨
日々の食生活を見直し、糖分の摂取を適量に抑えることで、大切な歯を守ることができます。気になることがあれば、ぜひマイクロスコープセラミック歯科医院までお気軽にご相談ください。
にじいろマイクロスコープ・セラミック歯科医院
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春の花粉症とお口の健康 〜マイクロスコープで精密診断〜
2025年3月8日(土)
3月に入り、暖かい日が増えてきましたね。
しかし、同時に花粉症の季節でもあります。
毎年、くしゃみや鼻水、目のかゆみに悩まされる方も多いのではないでしょうか😢
実は、花粉症はお口の健康にも影響を与えることをご存じですか?
花粉症の症状や薬の影響で、口の中が乾燥(ドライマウス)しやすくなることが知られています。唾液にはむし歯や歯周病を防ぐ作用がありますが、唾液の分泌が減ると細菌が繁殖しやすくなり、口腔トラブルが増える原因に。
さらに、鼻詰まりによる口呼吸が続くと、歯ぐきの炎症や口臭のリスクも高まります。
この時期だからこそ、お口の健康を守るための対策が重要です!
当院では、マイクロスコープを活用した精密な診断・治療を行い、患者様のお口の健康を守ります。
花粉症シーズンのお口のトラブルと対策
✅ むし歯・歯周病のリスク増加 → 定期検診で予防を
口が乾くと、細菌が増えやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが上がります。マイクロスコープを使った精密な検査で、目に見えない初期のトラブルを早期発見し、悪化を防ぎます。
✅ 詰め物・被せ物の不具合が気になる → 精密な調整を
口呼吸が増えると、歯ぐきが腫れやすくなり、詰め物や被せ物の違和感が出やすくなります。マイクロスコープを用いてわずかなズレや隙間も確認でき、よりフィットした修復治療が可能です。
✅ 歯の食いしばり・知覚過敏 → かみ合わせのチェックを
花粉症によるストレスで食いしばりが強くなり、歯に負担がかかることがあります。歯に細かい亀裂が入ると、知覚過敏が悪化することも。
マイクロスコープを使って、歯の微細なヒビや摩耗をチェックし、適切な対策を行います。
✅ 口臭が気になる → 歯ぐきの奥まで徹底クリーニング
口呼吸が続くと、口臭が強くなることがあります。マイクロスコープを使った精密なクリーニングで、歯ぐきの奥の歯石や細菌をしっかり除去し、健康的な口腔環境を保ちます。
春こそ、お口の健康を見直すチャンス!
花粉症の影響を受けやすいこの季節こそ、お口の健康を守るための対策が必要です。
「最近、口が乾く」「歯ぐきが腫れやすい」「むし歯が増えた気がする」など、気になる症状がある方は、早めのチェックをおすすめします。
当院では、マイクロスコープを活用した精密な診断・治療を行い、皆さまの歯とお口の健康をしっかりサポートいたします。
ぜひお気軽にご相談ください♪