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  • 口の中を噛む原因はストレス?太ったから?

    2022年7月23日(土)

    口の中を噛んでしまうと、痛いだけではなく食事をすることも辛いかと思います。
    その原因は多岐にわたりますが、ストレスや体重の増加などが関係している場合があることをご存じでしょうか?

     

    口の中を噛んでしまい、お悩みのある方は、ご自身に当てはまるものがないか、ぜひチェックをしてみてください。

     

    ①疲労や体調不良・ストレス

    疲労や体調不良により顎の動きをうまく制御できなくなると、口の中を噛んでしまうことがあります。口の中を噛むことが癖になってしまう場合もあるので、疲れやストレスが溜まっている時や体調不良の時は、休息を取って体調を整えましょう。

    夏場で暑い日々が続きますが、湯船にゆっくりと浸かることがおすすめです。血流が良くなることで体のデトックス効果が期待でき、さらに全身の緊張がゆるむことで体も心もリラックスすることができます。

    また運動には、ストレスを解消するホルモンの分泌を促す効果があります。軽い運動でも構わないので、無理をしない程度に日常生活に取り入れてみてください。

      

    ②頬のたるみや体重の増加

    加齢とともに頬や頬の内側がたるむことも、口の中を噛んでしまう原因の1つです。加齢に伴う頬のたるみは、表情筋を刺激することにより防ぐことができる可能性が高まります。

    また、太ると頬が内側にも張り出すため、どうしても噛みやすくなってしまいます。表情筋の運動をすることが対策になります。そうすることにより、口角が上がることで、より素敵な笑顔ができるようになるはずです。

     

    ③歯並び

    昔から同じ場所を繰り返し噛んでいる人は、歯並びの悪さが原因かもしれません。歯並びが悪いと、頬や舌、唇を噛みやすい傾向にあります。
    歯並びは、うつ伏せや頬づえ、偏った噛み癖、舌で歯を押し出す癖、寝る際にいつも同じ方向のみに横向きになったり、うつ伏せで顔を埋めているなど、日頃の習慣が原因で悪くなることもあります。どれか1つでも当てはまる方は、まずは癖の改善から始めてみましょう。 お子さまに対しては、より効果的ですね 。

     

    ④顎関節症

    顎関節症により、顎の関節がズレたり、噛む筋肉がうまく働かなかったりすると、口の中を噛んでしまうことがあります。顎関節症に心当たりのある人は、治療をおこなうことで口の中を噛んでしまう回数が減るかもしれません。

     

    ⑤歯ぎしり・食いしばり

    就寝中に口の中を噛んでしまう人は、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしているのかもしれません。歯ぎしりによって歯がすり減り、噛み合わせが悪くなるケースがあります。
    また、歯ぎしりは顎関節症や歯の破折などにもつながります。歯ぎしりをしていても、自分だけでなくまわりの人も気付かないケースもあるので、歯科医院で確認してみてください。
    噛み合わせの悪化や顎関節症は、口の中を噛んでしまう原因になるかもしれないので、就寝中の歯ぎしりが思い当たる方はマウスピースで対策をご案内することがあります。

     

     

    噛んでしまった部分は痛みを伴うだけでなく,粘膜が腫れ、再び噛みやすい状態になっています。ビタミンの摂取やうがい、十分な睡眠が有効的なので、心がけましょう。
    また、噛んだところを放置してしまうと菌が侵入してしまい、さらに大きく腫れることもあり、繰り返し同じ場所を噛み続けると、腫瘍になる恐れもあります。歯並びや顎関節症が原因で口の中を噛んでしまう人は、早めの受診をおすすめします。

     

    口の中を噛んでしまう原因は、人によってさまざまなので、まずは原因を把握し、それに合う対策や対処をおこないましょう。
    プロとしての意見やアドバイスをお伝えできるかと思うので、歯科医院を受診することもご検討ください。

  • 歯みがきをがんばったら、痛みが消えてきた・・・これって治ったの?

    2022年7月14日(木)

    歯が染みるようになってきたけど、毎日歯みがきを丁寧にしていたら、気付けば痛みがなくなってきたというような・・・もしかして、これってむし歯が自然に治ったの?もう歯科医院に行かなくても大丈夫?と感じた経験はありますか。そして、そのまま放置している方はいませんか?

    残念ながら、これは自然とむし歯が治ったわけではありません。

    痛みを感じる歯髄(しずい)という歯の神経がむし歯菌に侵されて死んでしまったため、痛みを感じなくなってしまった可能性があります。

     

    むし歯で歯が染みるのは、むし歯が一番外側のエナメル質からその内側の象牙質に達しているサインなのです。象牙質はエナメル質と比較して柔らかく、象牙細管という細い管が歯髄に向かって無数に走っています。

     

    さらにむし歯は象牙質から歯髄を直接侵すので、歯髄がむし歯菌に侵されると、何もしなくてもズキズキと痛みを感じるようになります。

    そして更にこれを放置し、むし歯菌がさらに進行すると、歯髄が死んでボロボロになってしまいます。そうすると歯髄は神経としての機能を働かせることができなくなるため、痛み自体を感じなくなってしまいます。一旦、痛みが消えたように感じるのは、この状態になります。

     

    しかし、痛みが消えている間も、むし歯菌は水面下で繁殖を続け、組織を侵食してしまいます。

    数か月後、あるいは年単位という時間をかけて、歯髄の先にある骨にまで進んでいきます。その後、骨はむし歯菌に溶かされて、そこに炎症によって生じた膿がたまります。

    膿は出口がないため、溜まる一方で、周囲の組織や骨を圧迫します。歯根には神経があるので、圧迫されると骨折をした時のような激痛を感じます。この痛みは、「骨の髄まで痛む」という表現がまさにぴったりだと言われています。

    さすがにこのような状態になると、慌てて歯科医院へ駆け込む人がほとんどです。

     

     

    痛いけど、いつか治まるかもと期待を込めて歯科へ行くことを先延ばしにしている方もいるかもしれませんが、痛みや症状を我慢しさらに痛みが落ち着いてきたと感じる頃には、むし歯や歯周病が進んでしまっている可能性が高いです。さらにその上、治療が長引き、通院に日数を要することにもなりかねません。

     

    近年のコロナ禍で、歯科医院への来院をためらわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、 今まさに虫歯の痛みを感じているという方はもちろん、虫歯の痛みを感じなくなってきたという方も、早めに歯科医院へ受診していただければと思います。

     

    ☎03-3922-2416

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