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インプラント オールオン4 無料相談・カウンセリング 練馬区大泉学園

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  • インプラントはアレルギーがあるとできませんか?

    2023年11月16日(木)

    インプラントアレルギーとは?原因と症状を徹底解説

    結論から言いますと、インプラントはアレルギーがあるとできないわけではありませんが、注意が必要です。

    インプラントとは、歯が抜けたり欠損したりした場合に、人工の歯根を顎の骨に埋め込んで、その上に人工の歯を固定する治療法です。

    インプラントは、天然の歯に近い見た目や噛み心地を得られるというメリットがありますが、一方で、金属アレルギーのリスクも存在します。

    金属アレルギーとは、金属に含まれる物質に対して体が過敏に反応することで、皮膚や粘膜などに炎症や発疹などの症状が現れる状態です。

    金属アレルギーは、ピアスやネックレスなどのアクセサリーによって起こることが多いですが、インプラントに使用される金属にも反応することがあります。

    では、インプラントアレルギーとはどのようなものなのでしょうか。ここでは、インプラントアレルギーの原因と症状について徹底解説します。

    インプラントアレルギーの原因

    インプラントアレルギーの原因は、インプラントに使用される金属にあります。インプラントには、主にチタンやチタン合金が用いられますが、これらの金属には、ニッケルやクロムなどの他の金属が微量に含まれています。

    これらの金属は、アレルギーを引き起こしやすいとされており、特にニッケルは、金属アレルギーの原因物質として最も多く報告されています。

    インプラントを埋め込んだ後、唾液や汗などの体液と金属が接触することで、金属がイオン化されて体内に吸収されます。このとき、金属イオンが体の免疫細胞と結合して、アレルゲンとなります。

    アレルゲンとは、アレルギー反応を引き起こす物質のことです。アレルゲンが体内に存在すると、体はそれを異物と認識して、抗体と呼ばれる物質を作ります。

    抗体は、アレルゲンを攻撃するための物質ですが、その過程で、ヒスタミンという物質が放出されます。

    ヒスタミンは、血管を拡張させたり、平滑筋を収縮させたりする作用があり、アレルギー症状の原因となります。

    このように、インプラントに使用される金属が、体の免疫システムと反応して、アレルギーを引き起こすことがあります。

    ただし、インプラントアレルギーは、非常に稀な症例であり、インプラント治療を受けた人の0.6%から1.7%程度にしか発生しないとされています。また、インプラントアレルギーの発症には、個人差や体質、金属の種類や量、金属に触れる時間などが影響します。

    したがって、インプラントアレルギーは、必ずしもインプラントが原因とは限らないことに注意が必要です。

    インプラントアレルギーの症状

    インプラントアレルギーの症状は、主に皮膚や口腔内に現れます。皮膚には、掌蹠膿疱症という症状が起こることがあります。

    掌蹠膿疱症とは、手のひらや足の裏などに、水ぶくれや膿疱ができる病気です。水ぶくれや膿疱は、かゆみや痛みを伴い、乾燥してかさぶたになったり、はがれ落ちたりします。

    周囲の皮膚も赤くなったり、カサカサになったりします。掌蹠膿疱症は、金属アレルギーの中でも最も重症な症状とされており、治療が難しい場合もあります。

    口腔内には、扁平苔癬という症状が起こることがあります。扁平苔癬とは、口の中の粘膜や頬の内側などに、白いレース状の発疹ができる病気です。

    発疹は、あまり自覚症状がないことが多いですが、ただれたり、痛みを感じたりすることもあります。扁平苔癬は、金属アレルギーだけでなく、ストレスや自己免疫疾患などによっても引き起こされることがあります。

    そのため、インプラントが原因とは限りません。また、インプラントの周囲にも炎症が起こることがあります。

    インプラント周囲炎とは、インプラントが埋め込まれた部分の骨や歯肉に炎症が生じる病気です。

    インプラント周囲炎は、金属アレルギーのほかに、インプラントの不適合や感染、咬合不良などによっても引き起こされることがあります。インプラント周囲炎の症状としては、歯肉の腫れや赤み、出血、痛み、膿の排出などがあります。

    インプラント周囲炎が進行すると、インプラントが外れたり、顎の骨が吸収されたりすることもあります。インプラントアレルギーの症状は、個人差や症状の程度によって異なります。

    また、インプラントアレルギーの症状は、インプラントを埋め込んだ直後に現れることもあれば、数年後に現れることもあります。したがって、インプラント治療を受けた後は、定期的に歯科医に診てもらうことが大切です。

    金属アレルギーの既往などがある方は、インプラント治療の前に必ず歯科医師に申し出るようにしましょう。


    インプラントを検討中だがアレルギーが心配な方は

    練馬区大泉学園のにじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。インプラントのアレルギーの詳細はアドバイスをすることも可能です。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • インプラントのアバットメントとは?

    2023年11月16日(木)

    インプラントのアバットメントとは?基本的な知識を解説

    インプラント治療は、失った歯を人工の歯根であるインプラント体で補う方法です。インプラント体は、歯茎の下にある顎の骨に埋め込まれ、その上に人工の歯であるインプラント冠を取り付けます。

    しかし、インプラント体とインプラント冠の間には、もう一つ重要な部品があります。それがアバットメントです。

    アバットメントとは、インプラント体とインプラント冠をつなぐ接続部のことです。アバットメントは、インプラント体の上部にねじで固定され、インプラント冠はアバットメントの上にセメントやねじで固定されます。

    アバットメントは、インプラント冠の形状や位置を調整する役割を果たし、インプラントの審美性・機能性・耐久性を高めるために必要な部品です。

    アバットメントは、インプラント体と同じく、チタン合金ジルコニアなどの素材で作られています。また、アバットメントの形状や大きさは、インプラント体の種類や患者の歯並びや咬み合わせによって異なります。

    アバットメントは、一般的には標準型カスタムメイド型の2種類に分けられます。標準型は、メーカーがあらかじめ用意した汎用的な形状のもので、カスタムメイド型は、患者の口腔内の状態に合わせてオーダーメイドで作られるものです。

    アバットメントは、インプラント治療の中で重要な役割を担っていますが、一般的にはあまり知られていません。

    しかし、アバットメントの種類や特徴を理解することで、インプラント治療の効果や安全性をより高めることができます。次の章では、アバットメントの種類と特徴について詳しく見ていきましょう。

    アバットメントの種類と特徴:チタン合金・ジルコニア

    アバットメントは、インプラント体とインプラント冠をつなぐ接続部ですが、その素材や形状によって、様々な種類があります。

    ここでは、主に使用されているチタン合金ジルコニア金合金プラスチックの4種類のアバットメントについて、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較してみましょう。

    チタン合金のアバットメント

    チタン合金のアバットメントは、インプラント体と同じ素材で作られています。チタン合金は、軽くて強く生体親和性が高く金属アレルギーのリスクが低いという特徴があります。

    チタン合金のアバットメントは、インプラント体との接合部がしっかりと固定されるため、インプラントの安定性や耐久性が高いというメリットがあります。

    また、チタン合金のアバットメントは、標準型とカスタムメイド型の両方があり、患者のニーズに応じて選択できます。

    チタン合金のアバットメントのデメリットは、色が灰色であることです。チタン合金のアバットメントは、インプラント冠の下に隠れているため、通常は目立ちませんが、歯茎が薄い場合やインプラント冠が透明度の高い素材で作られている場合、チタン合金の色が透けて見える可能性があります。

    この場合、インプラントの審美性が低下することがあります。また、チタン合金のアバットメントは、金属としての熱伝導性が高いため、冷たいものや熱いものを食べたときに、インプラント部分にしみる感覚があることがあります。

    ジルコニアのアバットメント

    ジルコニアのアバットメントは、セラミックの一種で作られています。ジルコニアは、白色透明度が高く光沢があるという特徴があります。

    ジルコニアのアバットメントは、インプラント冠と同じ素材で作られることが多く、インプラントの審美性が高いというメリットがあります。

    また、ジルコニアのアバットメントは、金属ではないため、金属アレルギーの心配がなく、熱伝導性も低いため、しみる感覚も少ないというメリットがあります。

    ジルコニアのアバットメントのデメリットは、強度が低いことです。ジルコニアのアバットメントは、チタン合金のアバットメントに比べて、割れやすいという欠点があります。特に、咬み合わせの力が強い場所や、インプラント体との角度が大きい場所では、ジルコニアのアバットメントの破損のリスクが高まります。

    また、ジルコニアのアバットメントは、カスタムメイド型のみであり、標準型はありません。そのため、ジルコニアのアバットメントは、製作に時間がかかるというデメリットがあります。

    アバットメントの役割と重要性

    インプラントの審美性・機能性・耐久性を高める

    インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯(インプラント冠)を固定する方法です。インプラント体とインプラント冠の間には、アバットメントと呼ばれる部品があります。アバットメントは、インプラント体にねじで固定され、インプラント冠を支える役割を果たします。

    アバットメントは、インプラント治療の成功に大きく関わる重要な部品です。アバットメントの形状や素材によって、インプラントの審美性・機能性・耐久性が変わってきます。

    アバットメントの形状は、インプラント冠の形や位置に影響します。アバットメントの素材は、インプラント冠の色や透明度に影響します。

    また、アバットメントは、インプラント体とインプラント冠の接合部になるため、細菌の侵入や緩みの防止にも重要です。

    アバットメントの選択は、インプラント治療の計画や患者さんの状態によって異なります。一般的には、アバットメントの素材は、金属(チタンやジルコニウム)やセラミック(ジルコニアやアルミナ)が使われます。金属のアバットメントは、強度や耐久性に優れていますが、インプラント冠の色に影響する可能性があります。

    セラミックのアバットメントは、審美性や生体親和性に優れていますが、破折や摩耗のリスクがあります。

    アバットメントの形状は、標準型(ストレート型)やカスタム型(アングル型やインプレス型)があります。標準型のアバットメントは、コストや手間が少ないですが、インプラント冠の形や位置に制限があります。

    カスタム型のアバットメントは、患者さんの個々の状態に合わせて作られるため、審美性や機能性が高いですが、コストや手間がかかります。

    アバットメントは、インプラント治療の品質や結果に大きく影響する部品です。インプラントの審美性・機能性・耐久性を高めるためには、アバットメントの選択が重要です。インプラント治療を受ける際には、歯科医師と相談して、最適なアバットメントを選ぶようにしましょう。

    アバットメントの装着方法とタイミング:1回法と2回法の違いとメリット・デメリット

    インプラント治療には、アバットメントの装着方法とタイミングによって、1回法と2回法の2種類があります。

    1回法と2回法の違いとメリット・デメリットについて説明します。

    1回法とは、インプラント体を埋め込む際に、同時にアバットメントも装着する方法です。1回法のメリットは、手術の回数や期間が少なくて済むことです。

    また、インプラント体とアバットメントが一体化しているため、接合部の緩みや細菌の侵入のリスクが低いことです。

    1回法のデメリットは、インプラント体が埋め込まれた直後にアバットメントが露出するため、顎の骨との結合が不安定になる可能性があることです。

    また、アバットメントの形状が標準型に限られるため、インプラント冠の審美性や機能性が低下する可能性があることです。

    2回法とは、インプラント体を埋め込んだ後に、一定期間(約3ヶ月から6ヶ月)待ってから、アバットメントを装着する方法です。

    2回法のメリットは、インプラント体が顎の骨としっかり結合するため、安定性が高いことです。また、アバットメントの形状をカスタム型にすることができるため、インプラント冠の審美性や機能性が高いことです。

    2回法のデメリットは、手術の回数や期間が多くなることです。また、インプラント体とアバットメントの接合部に緩みや細菌の侵入が起こる可能性があることです。

    アバットメントの装着方法とタイミングは、インプラント治療の方法や目的によって異なります。1回法と2回法には、それぞれメリットとデメリットがあります。

    インプラント治療を受ける際には、歯科医師と相談して、最適な方法を選ぶようにしましょう。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

    ご希望の方は、implant.muryosodan@gmail.comまでご連絡いただくか、医院までお電話ください。

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