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大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院

  • 練馬区高校生『マルあお』医療費助成 春よりスタート

    2023年1月28日(土)

    2023年がスタートし、早くも1ヶ月が過ぎようとしています。

    今週は10年に一度の大寒波が全国を襲い、東京でも初雪が見られましたね。

    週末はお天気が良くお洗濯物も良く乾きそうです♪

     

     

    さてこの季節、中学3年生が多く受診されます。

    練馬区の医療証が中学3年生3月末で期限が切れることも、その理由の一つと思います。

    練馬区では小学校就学前の乳幼児にはマル乳医療証が、小学校1年生から中学校3年生までの児童には、マル子医療証が発行されていますので、歯科の保険受診ももちろん負担金はございません。

     

    しかしその助成制度ですが、春より高校生も対象となるとのこと!(令和5年4月1日から有効

     

    実は、中学・高校生は虫歯ができやすくなる時期と言われています。

    と言うのも、理由は2つあり

    ①ご自宅でのオーラルケアが不十分になりがち

    ②食生活が乱れたり、間食が多くなりがち

     

    ①では、

    仕上げ磨きは平均的に小学生で終わる家庭が多く、お子様がご自分のやり方でご自分のタイミングでしかしなくなる傾向があります。

    親御様が手をかけられなくなってくる時期といえますね。

     

    また②では、

    部活動やアルバイト、受験勉強などで今までのリズムが乱れ、歯磨きを適切なタイミングで行えなくなります。

     

    上記と重複しますが、時間がなくなると言うことは『定期検診に行く機会が減る』とも言えるのではないでしょうか。

     

    当院では

    定期的なクリーニングはもちろん、それぞれのお子様にあったお子さんご自身でできるケアの仕方を指導させていただいております。

    中学・高校生は乳歯が永久歯へと生え変わりが終了し、顎の成長期終盤でもあります。

    歯並びや噛み合わせが身体の健康にも関係する ということを幾度となくお伝えしておりますが、

    この成長期終盤での経過観察と検診はとても重要です。

     

     

    余談ですが、小児矯正では下顎の成長の終了(身長が止まる頃)まで経過観察を継続します。もし出っ歯や受け口であればこの時期に矯正を行うことが望ましいです。

    成長によって得た顎の大きさと良好な顎のバランスは、大人の歯だけの矯正治療と違い、後戻りしづらいのが特徴です。

    将来、歯を抜かずに矯正ができる可能性もぐっと高くなります。

    (※矯正治療は自由診療となります)

     

    小児で使用する拡大床装置

     

    歯並びや虫歯に関して、この時期の歯科受診は重要であり、

    今回の練馬区助成は子育て世帯にはありがたい制度と言えますよね。

    お一人でも親子ででも、定期的に検診にお見えになってくださいね。

     

    なお、2/2 ・ 2/6には当院でまちゼミが行われます。

    歯科の知識を高めることができるプチ講義や、普段見ることができない診察室のマイクロスコープや精密な機器に触れる体験会が予定されています!(最後にお土産も♪)

    よろしければご参加ください。残席や内容に関しては、一度お電話にてご確認くださいね。

     

     

     

    練馬区マルあお助成に関して

    詳しくはこちらをご覧ください↓

    https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kodomo/teateiryo/josei.html

     

    電話番号:03-3922-2416

  • 親知らずは、痛みがなければ抜かなくていいの?

    2023年1月23日(月)

    親知らずとは、一般的に上下の奥に生えてくる4本の歯のことを言います。親知らずは呼び名で、正式名称は第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)と言います。親知らずの呼び名には諸説ありますが、寿命がとても短かった昔では、親知らずが生えてきた頃には親は他界しており知ることはなかったため、親知らずと呼ばれるようになったと言われているようです。

     

    中でも10代後半から20代前半にかけて生えてくる人が多いようです。親知らずによる口内リスクや抜歯に関すること、抜歯後のケア等をお伝えしますので、親知らずについて正しく知り、適切な処置を受けていただければと思います。

     

    放置してはいけない親知らずとは?

    口内の1番奥に生える親知らずは、歯磨きなどのケアがしにくいという問題があります。特に横向きや斜めに生えている親知らずは口内トラブルにつながりやすいため、生え方に不安がある方は早めに歯科医院を受診しましょう。また、むし歯や歯周病にかかっていなくても、そのような症状が近い将来起こり得る場合も、予防として抜歯をすることもあります。そのため、目に見える症状が現れていなかったとしても、親知らずで気になる部分があれば、一度当院へいらしてください。

     

    親知らずによって起こりうる口内リスク

    親知らずで最も懸念されるのが、むし歯になることです。また、親知らずの生え方などによっては、さまざまな口内トラブルが生じるリスクもあります。どのような口内トラブルが起きやすいのか、具体的に解説します。

     

    1. むし歯

    斜めに生えた親知らずや途中までしか生えていない親知らずは、歯磨きがしにくいため、むし歯になりやすいです。また、手前の歯との隙間にも汚れが溜まりやすいため、親知らずと隣接する歯もむし歯になる恐れがあります。親知らずは抜歯しても問題ありませんが、他の歯は簡単に抜歯するべきではないので、むし歯などにならないように丁寧な歯磨きをしましょう。

     

    2. 智歯周囲炎

    親知らずは、別名を智歯とも言います。智歯周囲炎とは、細菌が親知らず周辺の歯ぐきに繁殖して炎症を起こしている状態のことです。歯ぐきの腫れや、顔まで大きく腫れ上がることもあるので、早期に歯科医院を受診するようにしましょう。こちらも、対策としては丁寧な歯磨きが挙げられます。

     

    3. 歯根吸収

    親知らずが手前の歯に食い込むように生えると、押された手前の歯の歯根を吸収することもあります。歯根吸収が進行すると、親知らずだけでなく、手前の歯も抜歯が必要になる場合もあるので、注意が必要です。

     

    4. 口臭

    歯磨きなどのケアがしにくい親知らず周辺は、どうしても不衛生になりがちです。むし歯の進行や、炎症によって歯ぐきに膿が溜まると、口臭が強くなることもあります。

     

    5. 歯並び

    斜めや横に生えている親知らずは、手前の歯を強く押すため、歯並びが悪くなる可能性があります。歯並びが悪くなると、噛み合わせも悪くなり顎関節症などの疾患につながったり、歯磨きのしにくさから、むし歯につながったりすることもあります。

     

    親知らずの抜歯

    親知らずの治療では抜歯を伴うケースが多くあります。親知らずの抜歯と聞くと、抜歯後は腫れてしまい食事が不便になることやその後のスケジュールにも影響が出るイメージですが、1~2日ほどで痛み止めが不要になり、1週間くらいで痛みが治まることもあります。横向きに生えている、歯茎を切り開かなければならない、骨を削る必要がある、など難易度によって術後の痛みや腫れは異なります。下顎管と呼ばれる神経が通っている管と親知らずが近接している場合には特に注意が必要になります。CT(三次元的なレントゲン)を撮影することもあります。

     

    抜歯の必要性

    親知らずは、噛み合わせに異常や違和感がなく、歯ぐきが炎症を起こしていなければ、基本的に抜く必要はありません。しかし、親知らずや隣接する歯がむし歯になっているときは、抜歯した方が良いでしょう。また、途中までしか生えていなかったり斜めに生えていたりする親知らずなど、抜歯するのが難しい場合では、歯ぐきの切開や骨を削るなどの外科的手術が必要になることもあります。日本人は歯の大きさの割に顎が小さいので、抜歯が必要になることも多いです。

     

    抜歯するタイミング

    10代後半から生え始めた親知らずは、20代前半のうちなど、なるべく早いうちに抜歯した方が良いと治療ガイドラインに定められています。年を重ねるごとに歯の周りの顎の骨が硬くなり、抜くタイミングが遅れるほど抜歯に時間と労力がかかるためです。また年を重ねるごとに、傷口がふさがるのに時間がかかることもあります。また下顎の骨の中にある下顎管という太い管の中には大きな神経が通っており、下顎管の近くに親知らずの根が完成すると、抜歯による麻痺や損傷のリスクが伴うので注意が必要です。

     

    抜歯の痛み

    基本的に抜歯は麻酔を効かせてから行うため、抜歯中は痛みを感じにくいでしょう。しかし、外科的手術によって時間を要すると、麻酔が切れて痛みがでてくることもあります。その場合には、追加で麻酔薬を投与するため、心配する必要はありません。炎症が強い場合や恐怖心が強い場合には麻酔が効きにくくなります。抜歯後は、麻酔が切れてくると徐々に痛みを感じます。治療内容や個人差もありますが、なかには抜歯後3~7日程度痛みが続く人もいますので、その場合は痛み止めや炎症止めの飲み薬を処方させていただきます。  

     

    特に下の親知らずを抜歯した場合は腫れやすい傾向にあり、どのような角度で親知らずが生えていたかも影響してくるため、痛みの度合いや痛みを感じる期間には個人差があることをお知りおきください。

     

    生え方などに問題のない親知らずでも、奥にあるため歯磨きがしにくく、口内トラブルを起こす可能性があります。ご自身で痛みがない場合はなかなかトラブルに気が付きにくいかと思うので、むし歯や歯周病にならないように、口内をチェックしにいらしてください。

     

    その際に歯石が溜まっている場合は、歯石などを取り除き、併せて歯の磨き方のアドバイスをお伝えさせていただきます。歯ブラシの正しい持ち方を知るだけで、磨きやすさを実感していただけるかと思います。

     

    また、親知らずはご自身では特に見えにくい箇所のため、当院で使用しているマイクロスコープで、拡大した画面にてぜひご自身の歯の様子を見てみてください。 

    口内の状態が一目瞭然となり、歯に対する意識が変わるかもしれません!

  • オーラルフレイル ~見た目も機能も若々しく健康に~

    2023年1月18日(水)

    皆さんは鏡を見たときやテレビに映る芸能人のお口元を見て、若々しい口元、老けて見える口元を感じたことはないでしょうか?

    若々しい口元とは、

    歯の色がきれいで、ピンク色で引き締まった歯茎でしょうか。

    では反対に老けてみえる口元とはなんでしょうか。。。

     

    老けて見える原因 

    原因として言われているものをいくつか挙げました。

     

     ①歯が消耗して短くなっている

     ②黄ばんでいる

     ③歯茎が下がり歯が長く見える

     ④筋力が低下し、ほうれい線が目立つ

     ⑤歯茎の色が悪い

     ⑥治療した部分の老朽化、変色

     

     

    歯茎が下がる原因 

    歯周病が原因で歯茎がやせる=歯肉退縮が起きています。

    そもそも歯周病とは、歯と歯茎の間の溝に歯周病菌が入りその毒素により歯茎がはれたり周囲の骨が溶けてしまったりします。

    骨が溶かされると、歯茎も痩せていき、歯茎が下がり歯が長くなったように見えるのです。

    強すぎるブラッシング・強い食いしばり・歯の根の病気・矯正治療もまた、歯肉退縮の原因になることもあります。

    くすりと健康の情報局

    by 第一三共ヘルスケア

     

    歯茎が下がると… 

    毎日の正しいケアで食い止めることは可能ですが、一度歯茎が下がると自分の力で再生することはないと言われています。

    歯茎が下がれば、見た目が悪い以外にも食べ物が詰まりやすく食事のたびに不快感を覚える方もいらっしゃいますし、虫歯や知覚過敏になりやすくなります。

    また、歯周病も進行してしまうので、悪循環になります。

    自力で改善がされない歯茎や骨の再生は、外科手術での治療が可能です。

    専門医が対応いたします。一度無料相談へお越しください。

     

    機能としての老化とは? 

    皆さんはオーラルフレイルという言葉をご存じですか?

    直訳すると 『Oral Frail=口の虚弱』 を意味します。

    ●口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、身体の衰え(フレイル)の一つです。 

    ●健康と機能障害との中間にあり可逆的。早めに気づき適切な対応をすることにより健康に近づきます。 

    ●始まりは、滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、頻繁にほっぺたや舌を噛む、噛めない食品が増える、口の乾燥等ほんの些細な症状であり、見逃しやすく、気が付きにくいという特徴があります。

    参考:https://www.tmghig.jp/research/publication/oral-frail/

     

     

    予防するには、

    固い物を食べたり、大きな口で笑ったり、カラオケにいって思いっきり歌ったりと、すぐに実行できることが多いです。

    最近では、あいうべ体操もご存知の方が増えてきましたね。

    参考:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/selfcare/oralhealth_for100-02/#d07

    あご周りの舌骨筋や、口周りの口輪筋などの筋肉を鍛えて、飲み込む機能以外にもほうれいせんの原因となるたるみにも働きかけましょう。

     

    定期的な歯科検診や適切なケアをおこない、見た目も機能も若々しい口元を維持していきたいですね。

     

    良かれと思ってしていた自己流のケアが、逆に悪化させている可能性もありますので、ブラッシングや現在のお口の状態に関して相談・チェックしてもらうと良いかもしれません。

  • 食事中に歯の間に食べ物が詰まってしまう方へ 

    2023年1月10日(火)

    ~歯の間に物が詰まる原因と対策~

    最近、お食事中に、歯の間に食べ物が詰まりやすくなってきた、もしくはいつも同じところに詰まってしまう、などと不便に感じたことはありませんか?

    食べ物が挟まりやすいと、食事の時にストレスを感じますし、挟まった状態が続くと痛みを生じたり、むし歯や歯周病の原因になります。また、口臭がする原因にもなります。

    では、なぜ食べ物が挟まるようになったのでしょうか?

     

    今回は、以前と比べて歯と歯の間に食べ物が挟まるようになる原因、治療法、予防法についてお話しさせていただきます。 

     

    <食べ物が詰まる原因>

     ・歯と歯の間に虫歯ができ穴が空いてきている

     ・歯周病になっている

     ・歯が動いた

     ・治療した箇所の綻び

    では、これらの症状はなぜ起きるのかということをご説明したいと思います。

     

    1.歯と歯の間に虫歯ができている

    歯と歯の間は非常に虫歯になりやすく、清掃も困難になります。虫歯になることにより、歯と歯の間に穴が空き隙間ができるため食べ物が詰まりやすくなります。

     

    <対策>

    毎日デンタルフロスを使用しましょう。

    歯ブラシでは歯と歯の間の汚れは落とせません。デンタルフロスを使用することにより虫歯、さらに歯周病予防へと繋がります。

    虫歯になり穴が空いている場合はいち早く治療をしましょう。そのままにしてしまうと虫歯が大きくなり神経まで達してしまうことがあります。

     

    2.歯周病になっている

    歯周病は歯を支えている周りの骨が少しずつ無くなっていく病気です。

    歯周病菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。

    歯槽骨が溶けてしまうと、骨に合わせて組織が崩れ歯肉も退縮してしまい、歯間と歯肉の間に隙間ができ食べ物が詰まりやすくなります。また、歯周病が進行すると、歯の動揺が起こり食べ物を噛んだタイミングで歯の隙間が生じ、食べ物が詰まりやすくなります。

    骨が少なくなることで歯が移動してしまうことも原因としてあげられます。

     

    <対策>

    日々の歯ブラシ、食生活に気をつけましょう。

    歯周病になる原因として、磨き残しが考えられます。歯ブラシの他にデンタルフロスも使用し、それでも汚れが取りきれない場合は歯間ブラシを使用し、歯と歯の間に汚れを残さないようにしましょう。

    歯周病にならないように、定期的に歯周ポケットの清掃や歯石除去が大切になります。一度、歯周病で溶けてしまった骨は再生が難しいため、ひどくなる前にしっかり歯科医院で検査をしましょう。

    現在、歯周病の方は、歯周病菌が口腔内や全身に影響を及ぼさないよう早めの処置をご検討ください。歯周病菌は全身にも害を与え、心臓疾患、脳梗塞、誤嚥性肺炎、糖尿病、早産などの原因も考えられています。

     

    3.歯が動いている

    歯は上下前後の接触、舌、唇、頬の力で通常位置が保たれています。

    しかし、日中に食いしばったり、睡眠時の歯ぎしりや食いしばり、重度の歯周病、治療途中の歯の放置、噛み合う歯が無い、また矯正治療後の後戻りにより、あらゆる方向からの力関係が崩れ、歯が移動することにより歯列が乱れてしまい、食べ物が詰まる原因となります。

     

    <対策>

    日中の食いしばりや、睡眠時の歯ぎしりなどにはマウスピースを使用し、歯の移動を防ぎます。重度の歯周病は治療、予知性も困難になりますので、早期の治療やメンテナンスをおすすめします。

    治療途中、又は抜歯したままにされている場合は、早期に治療再開、欠損部への補綴処置(インプラント、ブリッジ、入れ歯)が必要となります。

    特に矯正治療後は歯の移動が簡単に起こります。矯正をされていた方は歯の固定をしっかりと行い、後戻りのないようにしましょう。

     

    4. 治療した箇所の綻び

    治療した歯が永久的にもつ、といったことはありません。欠けたり、割れたり、歯と修復物の間に隙間ができたり、そこから虫歯になったり、と色んなことが起きます。

    その原因は歯ぎしりなどの癖や、歯と修復物の間の接着剤が溶け出してしまうことなど多岐に渡ります。

     

    <対策>

    治療を受ける際に、セラミックなどの長持ちする素材を使用する、大きくギャップができてしまった場合は作り替える、などが考えられます。

    1本の歯が治療に耐えられる回数は平均して5回と言われています。

    治療をすべきか経過を観察すべきか、という部分に関しては、プロにしか分かりません。

    迷った場合はすぐに歯科医院で相談しましょう。

    小さな綻びが中では大きくなってしまっていて、痛みがなく気付けないケースは非常に多くあります。

     

    歯に物が詰まった人のイラスト(女性)

    食べ物が詰まりやすくなる原因は様々です。

    食後にいつも同じところが詰まる場合は、何らかの問題を抱えており処置が必要な場合が多いでしょう。

     

    自分では気がつかないうちに、むし歯や歯周病が進行し、食べ物が歯と歯の間に挟まりやすくなることがあります。症状がない場合、なかなかご自身ではわからないと思いますので、定期的に歯科医院で検診を受け、むし歯や歯周病がないかチェックを受けてみてください。また、その時に自分では取り切れていない汚れのクリーニングをおこなうことで、さらにむし歯予防・歯周病予防につながります。

     

    当院は食べ物が詰まりにくい環境を重要視し、定期的なメンテナンスで確認させていただいております。

    以前より食べ物が詰まりやすくなったと感じている方は、そのままにせず、歯科医院を受診してみてください。

  • 年をとったから歯が抜けているわけではありません

    2023年1月4日(水)

    みなさんこんにちは。

    突然ですが、歯が抜けてしまう原因をご存じですか。

    昔ですと「老人になったら歯は自然と抜け、みんな入れ歯にする」と思われていたかもしれません。

    徐々に日本も欧米諸国のように予防歯科に対する意識が向上し、オーラルケア商品も増え、定期検診受診率も上がってきています。

    老人=歯が抜ける=入れ歯 の構図は確実に変化しています!

    さて、ではなぜ歯は抜けてしまうのでしょうか。

    (ここでは乳歯から永久歯の生え変わり以外のお話をします)

     

     

    ◆歯の抜ける原因3選◆

    ①歯周病

     歯周病は歯の見えているところではなく歯茎の内側で進行し、歯茎や歯の中にある神経組織(歯髄)にまで炎症を起こす病気です。

    その炎症の影響で歯茎が腫れてブヨブヨになったり、歯茎から出血したりして、最終的には歯が抜け落ちてしまうことになります。

     自覚症状がない分、思っていたより進行していることがありますので、定期的な検診で歯周ポケットの深さを調べるなどし、進行しないように予防していきましょう。

     

    ②虫歯

     歯周病に比べ、虫歯になると痛みが出ますので気がつく方がほとんどです。虫歯には進行度があり、初期の段階では少し削りコンプジットレジンを詰めて治療が完了します。痛みをごまかしながら、進行度が最終段階となると神経が侵され膿がたまるようになり、最悪の場合抜歯をするしか選択肢が残されていないこともあります

     

    ③歯が欠けた・われた

     歯の神経を抜くと歯がもろくなってしまいます。もろくなった歯は、ぶつけたり固い物を噛んだり食いしばりが強いと簡単にかけてしまいます。

    以上3つが歯を失う原因として殆どをしめています。

    歯周病も虫歯も定期検診で予防していけますので、歯を失いたくない方は定期的にお口の状態を知り、衛生管理のプロにお掃除をしてもらうようにしてください。

     

     

     

    ◆歯の抜けてしまった後の選択肢3選◆

    ①入れ歯

     入れ歯には部分入れ歯と総入れ歯があり、保険診療と自由診療どちらも選択が可能です。ご自分の歯の削る部分を最小限におさえ、時間も短期間で完成することができます。金属の部分が見えたりうまく噛めなくなることがデメリットと言えます。

     

    ②ブリッジ

     なくなってしまった歯の両側に歯が残っている場合、ブリッジという選択が可能です。入れ歯よりも違和感がないことが特徴で、見た目も自然になります。ただし、両側の健康な歯を削る必要があるのがデメリットです。

      

    ③インプラント

     インプラントは無くなってしまった歯のかわりに、歯茎に土台を埋め込み被せものをする治療法です。まるで自分の歯のように見えるので入れ歯やブリッジにはない審美性です。また、直接土台を埋め込むので、フィット感から自分の歯で食べている感覚を得ることができるメリットがあります。

     

     自由診療のみなので、費用が高額になることやオペの不安がデメリットと言えるでしょう。

     

     

    いかがでしたか?

     

    いかに予防が大事か再認識できたかと思います。

    年齢を重ねたことが歯を失うこととイコールではなく、検診を受け予防歯科に取り組まないと歯を失う可能性が高い ということですね。

     

    ミルクや離乳食の時期は誰しも同じくらいの月数だと思います。

    そこから幼児食や普通食を経て、美味しいごはんを美味しく食べ続けることができるのは一人一人の習慣や努力で変わってきてしまいます。いつまでも、自分の歯で美味しく食事をしていたいですよね!

     

    毎日歯磨きをしているけど、虫歯になった・歯周病になった方は多くいらっしゃると思います。毎日のケアも『している』と『できている』では意味が違ってきます。

     

    定期的な検診を受け、生涯ご自分の歯で見た目も機能も損なわないクリーンなお口環境を患者さまには目指していただきたい。また、そのお手伝いをしていきたい!

    そんな想いでわたくしどもは今後も取り組んでまいります。

  • 新年明けましておめでとうございます

    2023年1月1日(日)

     

    新年あけましておめでとうございます。

    お健やかな新春をお迎えのことと存じます。

    旧年は患者様、業者の方々、地域の方々には大変お世話になり、感謝申し上げます。

     

    新年は1月4日(水)9:30より診療を開始いたします。

     

    新型コロナウイルスの感染者も高止まりが続き気が抜けない日々が続いておりますが、スタッフ一同、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

     

    本年も変わらぬご愛顧の程、よろしくお願いいたします。

     

    にじいろマイクロスコープ・セラミック歯科医院

    新院長 横石 智哉

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