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インプラント オールオン4 無料相談・カウンセリング 練馬区大泉学園

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  • インプラントと差し歯の違いは何ですか?

    2023年11月30日(木)

    インプラントと差し歯の違いについて

    インプラントと差し歯とは何か?それぞれの定義と特徴を紹介

    歯を失ってしまったときに、その歯を補う方法として、インプラントと差し歯があります。しかし、これらの治療法はどのように違うのでしょうか?また、どちらが自分に合っているのでしょうか?この記事では、インプラントと差し歯のそれぞれの定義と特徴について紹介します。

    インプラントとは

    インプラントとは、歯の根っこがなくなった場合に、その代わりとなる人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を取り付ける治療法です。

    インプラント体はチタン製のネジのような形をしており、顎の骨と結合することで、天然の歯のように固定されます。上部構造はセラミックやジルコニアなどの素材を使って、自分の歯に近い色や形に作られます。

    差し歯とは

    差し歯とは、虫歯などで歯の神経が死んでしまった場合に、その歯の根っこを残して、その上に人工の歯(被せ物)を取り付ける治療法です。被せ物を取り付ける前に、歯の根っこにコアと呼ばれる支台を差し込んで、土台を作ります。被せ物は金属やプラスチックなどの保険適用の素材や、セラミックやジルコニアなどの自費の素材を使って、自分の歯に近い色や形に作られます。

    インプラントと差し歯のメリットとデメリットを比較

    インプラントと差し歯は、歯を失ってしまったときに、その歯を補う方法として、それぞれにメリットとデメリットがあります。

    ここでは、インプラントと差し歯のメリットとデメリットを比較してみましょう。

    インプラントのメリット

    インプラントのメリットは、以下のようにまとめられます。

    • 噛み心地が良い:インプラントは骨にしっかり固定されるので、入れ歯やブリッジと比べて、噛む力が強く、違和感が少ないです。硬いものや粘り気のあるものも、自然に噛むことができます。
    • 見た目が自然:インプラントは周りの歯と同じように見えるので、審美性に優れています。金属やプラスチックの部分が見えることもなく、変色や汚れにも強いです。
    • 周りの歯に負担をかけない:インプラントは歯のない部分だけに施術するので、周りの歯に影響を与えません。入れ歯やブリッジの場合は、隣の歯に留め具や被せ物をつける必要があり、その歯に負担やダメージを与える可能性があります。
    • 骨の吸収を防ぐ:インプラントは骨に刺激を与えることで、骨の吸収を防ぐ効果があります。歯がなくなると、その部分の骨が使われなくなり、徐々に減ってしまいます。骨が減ると、顔の形が変わったり、入れ歯が合わなくなったりすることがあります。

    インプラントのデメリット

    インプラントのデメリットは、以下のようにまとめられます。

    • 治療期間が長い:インプラントは、外科手術や骨との結合を待つ必要があるので、約半年程度かかります。また、インプラント体と上部構造の間に癒着が起こると、インプラント体の取り外しが困難になることがあります。
    • 治療費が高い:インプラントは、基本的に自費で、400,000~500,000円程度かかります。保険適用の場合は、一部の費用が補助されますが、それでも200,000~300,000円程度は自己負担となります。
    • 合併症が起こる可能性がある:インプラントは、外科手術を伴うので、感染や出血、腫れなどの合併症が起こる可能性があります。また、インプラント体が骨と結合しなかったり、緩んだり、折れたりすることもあります。さらに、インプラント周囲炎という、インプラント体の周りの骨が炎症を起こして吸収される病気にかかるリスクもあります。
    • 適応できない場合がある:インプラントは、顎の骨の量や質が十分でないと、施術できません。また、糖尿病や高血圧などの全身疾患や、喫煙や妊娠などの生活習慣や状態によっても、インプラントが適応できない場合があります。

    差し歯のメリット

    差し歯のメリットは、以下のようにまとめられます。

    • 治療期間が短い:差し歯は、歯の根っこが残っていれば、神経の治療と被せ物の作製を行うだけで、約1~2ヵ月程度で治療が完了します。インプラントの場合は、約半年程度かかります。
    • 治療費が安い:差し歯は、保険適用の素材を使えば、5,000~10,000円程度で作ることができます。自費の素材を使っても、100,000~150,000円程度です。インプラントの場合は、基本的に自費で、400,000~500,000円程度かかります。
    • 噛み心地が良い:差し歯は、自分の歯の根っこを使って固定されるので、入れ歯と比べて、噛む力が強く、違和感が少ないです。ただし、過度な負担はかけられません。
    • 見た目が自然:差し歯は、自費の素材を使えば、周りの歯と同じように見えるので、審美性に優れています。保険適用の素材の場合は、金属やプラスチックの部分が見えたり、変色したりすることがあります。

    差し歯のデメリット

    差し歯のデメリットは、以下のようにまとめられます。

    • 歯の根っこが残っていないとできない:差し歯は、歯の根っこが残っていないと施術できません。歯の根っこがなくなってしまった場合は、インプラントや入れ歯を選択する必要があります。
    • 歯の根っこに負担をかける:差し歯は、歯の根っこにコアと被せ物を取り付けるので、その歯の根っこに負担をかけます。そのため、歯の根っこが痛んだり、折れたり、膿んだりすることがあります。
    • 周りの歯に影響を与える:差し歯は、歯の根っこが弱い場合や、欠損が広範囲の場合に、隣の歯に支えをつける必要があります。その場合、隣の歯にも被せ物をすることになり、その歯にも負担やダメージを与える可能性があります。

    インプラントと差し歯の違いは患者様にはわかりづらいと思いますが、ざっくりと上記のような違いがあります。ご不明な点は担当の歯科医師に聞くようにしましょう。


    練馬区大泉学園にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • インプラントの再手術とは?

    2023年11月30日(木)

    インプラントの再手術とは?どんな場合に必要になるのか

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。インプラントは自分の歯と同じように噛めるだけでなく、見た目も自然で美しいというメリットがあります。

    しかし、インプラント治療は一度で終わりではなく、定期的なメンテナンスや検診が必要です。また、インプラント治療には失敗や合併症のリスクもあります。そのような場合には、インプラントの再手術が必要になることがあります。

    インプラントの再手術とは、インプラント治療において何らかの問題が生じたときに、インプラントを取り外したり、修正したり、入れ替えたりする手術のことです。インプラントの再手術が必要になる場合は、主に以下のようなものがあります。

    • インプラント周囲炎:インプラントの周りに炎症が起こり、顎の骨が溶けてしまう病気です。インプラント周囲炎は、インプラントの清掃不足や歯周病、喫煙、糖尿病などが原因で発症することがあります。インプラント周囲炎が進行すると、インプラントがぐらついたり、抜け落ちたりする恐れがあります。インプラント周囲炎の治療には、薬物療法やレーザー治療、骨移植などがありますが、重症の場合にはインプラントの取り外しや入れ替えが必要になることがあります。
    • インプラントの破損や脱落:インプラントは強度が高い素材でできていますが、過度な力や衝撃によって破損したり、脱落したりすることがあります。インプラントの破損や脱落の原因には、咬合不良や咬合力の過剰、インプラントの不適合や不良品、事故や外傷などがあります。インプラントの破損や脱落の治療には、インプラントの修理や入れ替えが必要になります。
    • インプラントの位置や角度の不適切:インプラントは、顎の骨の状態や歯列のバランスに合わせて、適切な位置や角度に埋め込まれる必要があります。しかし、インプラント治療において、インプラントの位置や角度が不適切だと判断されることがあります。インプラントの位置や角度の不適切の原因には、インプラントの埋め込み時のミスや計測誤差、顎の骨の変化や歯列の移動、インプラントの種類やサイズの不適合などがあります。インプラントの位置や角度の不適切の治療には、インプラントの移動や入れ替えが必要になることがあります。
    • インプラントの審美性や機能性の低下:インプラントは、自分の歯と同じように見た目や機能が重要です。しかし、インプラント治療において、インプラントの審美性や機能性が低下することがあります。インプラントの審美性や機能性の低下の原因には、インプラントの色や形の不自然さや不一致、インプラントと歯肉の隙間や不整合、インプラントと人工歯の接合部の不安定さや摩耗などがあります。インプラントの審美性や機能性の低下の治療には、インプラントや人工歯の修正や入れ替えが必要になることがあります。

    以上のように、インプラントの再手術は、インプラント治療における様々な問題を解決するために行われる手術です。インプラントの再手術は、インプラント治療の成功率や長期的な安定性を高めるために重要な役割を果たします。

    しかし、インプラントの再手術には、費用やリスク、痛みや時間などのデメリットもあります。そのため、インプラントの再手術を受けるかどうかは、慎重に検討する必要があります。

    インプラントの再手術の方法と流れ

    インプラントの再手術の方法と流れは、インプラントの再手術の目的や内容によって異なりますが、一般的には以下のような手順で行われます。

    • インプラントの再手術の相談と診断:インプラントの再手術を受けるかどうかは、歯科医師と相談して決める必要があります。歯科医師は、インプラントの状態や問題点を検査し、インプラントの再手術の必要性や適応性を判断します。また、インプラントの再手術の方法や流れ、費用やリスク、予後や予防などについて説明し、患者の疑問や不安に答えます。歯科医師と患者がインプラントの再手術に同意したら、インプラントの再手術の計画を立てます。
    • インプラントの再手術の準備:インプラントの再手術の準備として、インプラントの再手術に必要な器具や材料を用意します。また、インプラントの再手術に影響を与える可能性のある病気や薬の服用状況を確認し、必要に応じて調整します。さらに、インプラントの再手術の前には、食事や飲酒、喫煙などの制限や注意事項を守ります。インプラントの再手術の当日は、清潔な服装で歯科医院に向かいます。
    • インプラントの再手術の実施:インプラントの再手術の実施として、まず、局所麻酔や全身麻酔を行います。次に、インプラントの周りの歯肉を切開し、インプラントを露出させます。その後、インプラントの取り外しや修正や入れ替えなどの必要な処置を行います。最後に、歯肉を縫合し、止血や消毒を行います。インプラントの再手術の所要時間は、インプラントの再手術の内容や難易度によって異なりますが、おおよそ1時間から3時間程度です。
    • インプラントの再手術の回復とメンテナンス:インプラントの再手術の回復とメンテナンスとして、まず、インプラントの再手術後は、痛みや腫れ、出血などの症状が出ることがありますが、これらは一時的なもので、薬や冷却などで緩和できます。次に、インプラントの再手術後は、食事や飲酒、喫煙などの制限や注意事項を守り、インプラントの周りの清掃やケアを行います。その後、インプラントの再手術後は、定期的に歯科医師による検診やメンテナンスを受け、インプラントの状態や機能を確認します。

    以上のように、インプラントの再手術の方法と流れは、インプラントの再手術の相談と診断、インプラントの再手術の準備、インプラントの再手術の実施、インプラントの再手術の回復とメンテナンスの4つのステップで行われます。インプラントの再手術は、インプラント治療の成功率や長期的な安定性を高めるために重要な手術ですが、インプラントの再手術には、費用やリスク、痛みや時間などのデメリットもあります。そのため、インプラントの再手術を受けるかどうかは、慎重に検討する必要があります。

    インプラントの再手術の費用

    インプラントの再手術の費用と保証については、インプラントの再手術の目的や内容、歯科医院や地域、保険の適用などによって異なりますが、一般的には以下のような傾向があります。

    • インプラントの再手術の費用:インプラントの再手術の費用は、インプラントの取り外しや修正や入れ替えなどの処置の種類や難易度、インプラントや人工歯の材料や製品、麻酔や骨移植などの付帯費用などによって変わります。インプラントの再手術の費用は、インプラント治療の費用と同じくらいか、それ以上にかかることが多いです。インプラントの再手術の費用の目安は、インプラント1本あたり30万円から60万円程度ですが、これはあくまで平均的な値であり、個別の状況によって大きく異なることがあります。インプラントの再手術の費用は、自由診療となるため、歯科医院によっても価格設定が異なります。そのため、インプラントの再手術を受ける前には、歯科医師に詳細な見積もりを依頼することが重要です。
    • インプラントの再手術の保証:インプラントの再手術の保証とは、インプラントの再手術にかかる費用の一部や全額を、歯科医院やインプラントメーカーが負担する制度のことです。インプラントの再手術の保証は、インプラントの再手術の原因や期間、条件などによって異なりますが、一般的には以下のようなケースで適用されることがあります。
      • インプラントの不良品や不適合:インプラントが不良品や不適合であることが原因でインプラントの再手術が必要になった場合、インプラントメーカーがインプラントの交換や修理の費用を負担することがあります。インプラントメーカーは、インプラントに対して一定期間の品質保証を行っていることが多いです。インプラントの品質保証の期間は、インプラントメーカーによって異なりますが、おおよそ5年から10年程度です。インプラントの品質保証を受けるためには、インプラントの証明書やレシートなどの書類が必要です。
      • インプラントの再手術の保証制度:インプラントの再手術の保証制度とは、歯科医院がインプラントの再手術にかかる費用の一部や全額を負担する制度のことです。インプラントの再手術の保証制度は、歯科医院によって異なりますが、一般的には以下のような条件で適用されることがあります。
        • インプラントの再手術の保証期間:インプラントの再手術の保証期間とは、インプラントの再手術の保証制度が適用される期間のことです。インプラントの再手術の保証期間は、歯科医院によって異なりますが、おおよそ1年から5年程度です。インプラントの再手術の保証期間は、インプラントの埋め込み日から起算されます。
        • インプラントの再手術の保証対象:インプラントの再手術の保証対象とは、インプラントの再手術の保証制度が適用されるインプラントの再手術の種類や原因のことです。インプラントの再手術の保証対象は、歯科医院によって異なります。


    インプラント、オールオン4の無料相談について

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    練馬区大泉学園にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。他院でのインプラント治療の再手術をご検討の方もご遠慮なくお知らせください。

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  • インプラント治療は怖い??

    2023年11月30日(木)

    インプラント治療は怖い?

    インプラントは、歯を失ってしまった人にとって、自然で快適な噛み心地と見た目を取り戻すことができる治療法です。しかし、インプラントには手術が必要であり、その痛みやリスクについて不安に感じる方も多いでしょう。

    この記事では、インプラントの手術の流れと注意点、痛みの程度と鎮痛剤の効果と副作用、成功率と失敗やトラブルの原因と対処法、メンテナンスの方法と頻度など、インプラントに関する基礎知識をわかりやすく解説します。

    インプラントに興味がある方や、インプラントを受ける予定の方は、ぜひ参考にしてください。

    インプラントは怖い?手術の流れと注意点

    インプラント治療の流れ

    インプラントの手術は、一般的には以下のような流れで行われます。

    1. 事前検査:インプラントを埋め込む部位の顎の骨や歯茎、神経や血管の状態をレントゲンやCTなどで調べ、治療計画を立てます。また、インプラントの種類や材質、費用や期間などについても説明を受けます。
    2. 一次手術:局所麻酔をかけた後、歯茎を切開して顎の骨に穴を開け、インプラント体(人工歯根)を埋め込みます。その後、歯茎を縫合して終了です。手術時間は、インプラントの本数や難易度によって異なりますが、1本あたり約30分から1時間程度です。
    3. 骨との結合期間:一次手術後、インプラント体と顎の骨がしっかりと結合するまで、約2ヶ月から6ヶ月程度の期間をおきます。この間は、インプラント体の上に仮の歯を被せたり、取り外し式の入れ歯を使用したりします。
    4. 二次手術:骨との結合が確認できたら、再び局所麻酔をかけて歯茎を切開し、インプラント体の上にアバットメント(支台)を取り付けます。その後、歯茎を縫合して終了です。手術時間は、一次手術よりも短く、約15分から30分程度です。
    5. 上部構造の装着:二次手術後、歯茎が治癒するまで約2週間から4週間程度の期間をおきます。その間に、インプラントの上に被せる人工歯(上部構造)を作製します。人工歯は、セラミックや金属などの素材でできており、色や形は自然な歯に近づけるように調整されます。人工歯は、アバットメントにセメントで固定する方法と、ネジで固定する方法があります。

    インプラント治療の注意点

    インプラントの手術には、以下のような注意点があります。

    • 手術前には、健康状態や服用中の薬などについて、歯科医に正確に伝える必要があります。特に、糖尿病や高血圧、心臓病などの慢性疾患や、アレルギーの有無、抗凝固剤やステロイドなどの薬の服用は、手術のリスクや回復に影響する可能性があります。
    • 手術当日は、食事や飲酒を控えることが望ましいです。また、手術後は、自動車の運転や重い物の持ち上げなどの激しい運動は避けるようにしましょう。
    • 手術後は、出血や腫れ、痛みなどが起こることがあります。その場合は、歯科医の指示に従って、冷却や圧迫、鎮痛剤の服用などを行います。また、傷口の感染を防ぐために、抗生物質の服用やうがいなどの衛生管理も必要です。
    • 手術後は、インプラント体が埋め込まれた部位に負担をかけないように注意しましょう。特に、硬いものや熱いもの、刺激の強いものは避けるようにしましょう。また、喫煙や飲酒も、傷の治癒を遅らせる原因となりますので、控えることが望ましいです。
    • 手術後は、定期的に歯科医院に通って、インプラントの状態や治癒の進み具合をチェックしてもらいましょう。また、インプラントの上に人工歯を装着した後も、定期的なメンテナンスが必要です。

    インプラントの痛みはどれくらい?麻酔や鎮痛剤の効果と副作用

    インプラントの手術は、歯を失ってしまった部位に人工の歯根を埋め込むというものです。そのため、歯茎を切開したり、顎の骨に穴を開けたりする必要があります。

    このような手術は、当然ながら痛みを伴うものですが、その程度はどれくらいなのでしょうか?

    一般的には、インプラントの手術は、局所麻酔をかけて行われます。局所麻酔とは、手術する部位に直接麻酔薬を注射することで、その部位の神経を一時的に麻痺させる方法です。

    局所麻酔は、全身麻酔に比べて、副作用が少なく、回復も早いという利点があります。しかし、局所麻酔にも欠点があります。それは、麻酔薬の効果が十分に現れない場合や、効果が途中で切れてしまう場合があるということです。また、麻酔薬を注射する際にも、痛みを感じることがあります。

    インプラントの手術中に痛みを感じる場合は、歯科医にすぐに伝えることが重要です。歯科医は、麻酔薬の量や種類を調整したり、別の麻酔法を適用したりすることで、痛みを軽減することができます。

    また、手術中に不安や恐怖を感じる場合は、歯科医とのコミュニケーションや、音楽や映像などのリラクゼーション法を利用することも有効です。

    インプラントの手術後にも、痛みや腫れなどの症状が出ることがあります。その場合は、歯科医の指示に従って、鎮痛剤や抗生物質などの薬を服用することが必要です。

    鎮痛剤は、痛みを和らげる効果がありますが、副作用として、胃や腸の不調や、眠気やめまいなどを引き起こすことがあります。そのため、鎮痛剤は、必要最小限の量と期間で服用することが望ましいです。

    また、鎮痛剤と一緒に、アルコールや他の薬を摂取することは避けるべきです。抗生物質は、傷口の感染を防ぐ効果がありますが、副作用として、アレルギー反応や、腹痛や下痢などの消化器系のトラブルや、カンジダなどの真菌感染などを引き起こすことがあります。そのため、抗生物質は、歯科医の処方通りに服用することが重要です。

    また、抗生物質と一緒に、ヨーグルトや乳酸菌などの発酵食品を摂取することで、腸内環境を整えることができます。

    インプラントの痛みは、個人差がありますが、一般的には、歯を抜くよりも痛くないと言われています。しかし、痛みに対する感受性や耐性は、人によって異なりますので、自分の状態に合わせて、歯科医と相談しながら、適切な麻酔や鎮痛剤を選択することが大切です。


    練馬区大泉学園にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • インプラント治療のサイナスリフトとは?

    2023年11月30日(木)

    インプラント治療に必要なサイナスリフトとは?メリット・デメリット・費用・手術の流れを解説

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

    インプラントは自分の歯に近い見た目や噛み心地を実現できるため、欠損歯の補綴(ほてつ)方法として人気があります。

    しかし、インプラント治療を受けるには、顎の骨に一定の厚みと密度が必要です。特に上顎の奥歯部分は、鼻の下にある空洞状の部分(上顎洞)の影響で、骨が薄くなりやすい傾向にあります。

    このような場合、インプラントを埋め込むのに十分な骨の高さがないと、インプラントが上顎洞に貫通してしまう恐れがあります。

    そこで、インプラントを埋め込むのに必要な骨の高さを確保するために行われるのが、サイナスリフトという手術です。サイナスリフトは、上顎洞の底部に人工骨や自家骨を移植して骨を増やす方法で、インプラント治療の前に行われることが多いです。サイナスリフトによって、骨が薄くてもインプラント治療が可能になる場合があります。

    この記事では、サイナスリフトのメリット・デメリット・費用・手術の流れについて詳しく解説します。インプラント治療を検討している方や、サイナスリフトが必要と診断された方は、ぜひ参考にしてください。

    サイナスリフトのメリット

    サイナスリフトのメリットは、以下の2点になります。

    • 骨が薄くてもインプラント治療ができる
    • 複数のインプラントの埋め込みも可能

    骨が薄くてもインプラント治療ができる

    サイナスリフトは、上顎の骨の厚みが3~5mm以下の場合や、多数の歯が欠損している場合に適応されます。このような場合、骨移植と同時にインプラント埋入をすることは困難です。それは、骨が薄すぎてインプラントの固定が難しいからです。

    ですから、まずは骨移植のみを行い、骨がしっかりできるまでに3~6ヶ月待ちます。無事に移植骨が固まったらインプラントの埋入になります。基本的にはこのように骨移植とインプラント埋入を別々に行いますので、移植からインプラント埋入、さらに歯が入るまでに4.5~8ヶ月かかります。

    サイナスリフトによって、骨が薄くてもインプラント治療ができるようになる可能性が高くなります。極端に骨が薄いケースに対応できることに加えて、長めのインプラント体を使用することも可能になるのがメリットです。

    複数のインプラントの埋め込みも可能

    サイナスリフトを行うことで、上顎奥歯の生えていた部分にインプラントを複数本埋め込むことができるようになる可能性があります。これは、上顎洞の底部に移植骨を入れることで、骨の高さと幅を増やすことができるからです。

    インプラントを複数本埋め込むことで、咬合力や噛み心地が向上するだけでなく、インプラントの寿命も延びる可能性があります。また、インプラントの数が増えることで、人工の歯の種類やデザインにも幅が出ます。

    サイナスリフトのデメリット

    サイナスリフトのデメリットは、以下の2点になります。

    • 治療期間が長くなりやすい
    • 費用が高額

    治療期間が長くなりやすい

    サイナスリフトとインプラントの埋め込みを同時に行うこともありますが、サイナスリフトの処置とインプラントの埋入を別日に行うこともあります。別日に行う場合はインプラントを埋め込むだけの治療に比べ、骨ができるまでの待機期間があるので治療期間が長くなる傾向にあります。

    また、サイナスリフトとインプラントの埋入を同時に行う場合も、顎骨とインプラントが安定するまでに時間がかかります。そのため、サイナスリフトを行う場合は、インプラント治療の完了までに最低でも半年以上は見込む必要があります。

    費用が高額

    サイナスリフトの費用相場は、200,000円~400,000円程度です。サイナスリフトは公的医療保険の適用外です。また、手術で使用される骨補填材が高価なこと、術者に高度な技術が必要なことから、治療費が高額になる傾向にあります。

    トータルフィー制度のインプラント治療の場合は、サイナスリフトもインプラント治療費に含まれていることもあります。しかし、インプラント治療自体が高額な治療であることに変わりはありません。そのため、サイナスリフトを行う場合は、事前に歯科医院に詳しい費用の内訳や支払い方法を確認しておくことが大切です。

    サイナスリフト手術の流れを解説

    サイナスリフトの手術の流れは、以下のようになります。

    • 麻酔をしてからインプラントを埋入するための小さな穴を歯茎に開けます。
    • 開けた小さな穴から上顎洞にアプローチし、上顎洞粘膜を傷つけないようにしながら、骨補填材を充填していきます。
    • その後は3~6ヶ月ほど待って、移植骨が固まったらインプラントを埋入します。もしくは、骨移植と同時にインプラントを埋入する場合もあります。
    • インプラントが埋入されたら、さらに3~6ヶ月ほど待って、インプラントと顎骨が結合するのを確認します。
    • インプラントと顎骨が結合したら、インプラントの上に人工の歯を取り付けます。

    サイナスリフトの手術は、一般的に局所麻酔で行われます。手術時間は、移植する骨の量やインプラントの本数によって異なりますが、おおよそ1~2時間程度です。手術後は、腫れや痛み、出血などの症状が出ることがありますが、通常は数日で治まります。ただし、感染や出血がひどい場合は、すぐに歯科医院に連絡してください。

    サイナスリフトの注意点とリスクを知ろう

    サイナスリフトは、インプラント治療において有効な骨造成術ですが、注意点やリスクもあります。サイナスリフトを行う前に、以下の点について十分に理解しておくことが大切です。

    サイナスリフトの適応条件と適応外の場合

    サイナスリフトは、上顎の奥歯部分の骨の高さが不足している場合に適応されます。しかし、サイナスリフトには、以下のような適応外の場合もあります。

    • 上顎洞の底部が薄すぎる場合
    • 上顎洞の底部に炎症や感染がある場合
    • 上顎洞の底部に腫瘍や嚢胞がある場合
    • 上顎洞の底部に歯根や歯根破片が残っている場合
    • 上顎洞の底部に異物が入っている場合
    • 上顎洞の底部に骨の欠損や骨折がある場合
    • 上顎洞の底部に血管や神経が走っている場合
    • 上顎洞の底部に鼻腔との連通がある場合
    • 上顎洞の底部にアレルギー反応がある場合

    これらの場合は、サイナスリフトを行うことができないか、または行うことが困難です。そのため、サイナスリフトを行う前には、必ずCTやレントゲンなどの画像診断を受けて、上顎洞の状態を確認してもらう必要があります。また、歯科医院によっては、サイナスリフトの適応条件や手術方法が異なる場合がありますので、事前に相談してください。

    サイナスリフトの手術後の経過観察とアフターケア

    サイナスリフトの手術後は、経過観察とアフターケアが重要です。サイナスリフトの手術後には、以下のような症状が出ることがあります。

    • 腫れや痛み
    • 出血や膿
    • 鼻水や鼻血
    • 頭痛やめまい
    • 発熱や倦怠感

    これらの症状は、通常は数日で治まりますが、感染や出血がひどい場合は、すぐに歯科医院に連絡してください。また、以下のようなことに注意してください。

    • 手術した部位を触らない
    • 激しい運動や重いものを持たない
    • 熱いものや硬いものを食べない
    • 食事の後や就寝前に口をすすぐ
    • 歯磨きは優しく行う
    • 喫煙や飲酒を控える
    • 鼻をかまない
    • 鼻に水が入らないようにする

    サイナスリフトの手術後は、定期的に歯科医院に通って、移植骨の状態やインプラントの結合度をチェックしてもらう必要があります。

    また、歯科医院から処方された薬や洗口液は、指示通りに使用してください。サイナスリフトの手術後の経過観察とアフターケアをしっかり行うことで、インプラント治療の成功率を高めることができます。

    サイナスリフトはインプラント治療のための有効な骨造成術

    サイナスリフトは、インプラント治療において、上顎の奥歯部分の骨の高さが不足している場合に行われる骨造成術です。

    サイナスリフトによって、骨が薄くてもインプラント治療ができるようになる可能性があります。また、複数のインプラントを埋め込むことも可能になります。

    しかし、サイナスリフトには、適応外の場合や注意点やリスクもあります。サイナスリフトを行う前には、必ず歯科医院に相談して、上顎洞の状態や手術方法を確認してください。また、サイナスリフトの手術後は、経過観察とアフターケアをしっかり行ってください。

    サイナスリフトは、インプラント治療のための有効な骨造成術ですが、それだけでなく、自分の歯に近い見た目や噛み心地を実現できるインプラント治療のための大切なステップです。サイナスリフトを行うことで、自信を持って笑顔を見せることができるようになるかもしれません。


    インプラントのサイナスリフトについて詳しく知りたい方へ

    練馬区大泉学園にじいろマイクロスコープセラミック歯科ではサイナスリフトの経験豊富なインプラント認定医によるインプラント無料相談、無料メール相談を行っております。サイナスリフトについて詳しく知りたい方は、以下よりお申し込みください。お電話でのお申込みも可能です。

              03-3922-2416

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