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大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院

  • 子供の激しい歯ぎしり 原因は?治す方法はあるの?

    2023年8月2日(水)

    こんにちは。ライターの宮﨑です。

    子供の歯ぎしりは、多くの親御さんが直面する問題の一つです。

    寝ている間に激しく歯をこする音に驚かされることもありますよね。我が子も2歳ぐらいから毎晩歯ぎしりがひどく、気がついたときには歯がすり減っていました。

    ライターのスマホにて撮影

     

    そこで思いました。

    子供の歯ぎしりには治療法はあるのか?

    本日はそちらを考えていきましょう。

     

    まずは、院長の横石先生にお話を伺いました。

    歯ぎしりの原因は様々ですが、主な要因の一つがストレスです。

    子供たちは学校や家庭での環境変化に敏感であり、それが歯ぎしりの原因になることがあります。また、歯のかみ合わせの問題や睡眠時の姿勢の影響も考えられます。さらに、歯ぎしりは成長の一環としても起こることがありますが、激しい場合は注意が必要です。

    また、歯ぎしりの主な症状には、歯や顎の痛み頭痛睡眠障害歯の摩耗歯並びの変化などがあります。

    これらの症状が見られる場合は、専門家に相談することをおすすめします。小児歯科医は子供の歯ぎしりに関する経験と知識を持っており、適切な治療法を提案してくれるでしょう。

    また、ストレス管理も大切です。子供の日常生活において、リラックスできる環境を整えることが必要です。良質な睡眠やストレス発散の方法を取り入れることで、歯ぎしりを軽減させることができるかもしれません。

     

     

    また、当院矯正歯科医の本藤先生にもお話しを伺いました。

     

    Q:歯ぎしりに種類はありますか?

    A:歯ぎしりには3種類あります。

    タッピング:上下の歯をカチカチ合わせる

    グラインディング:上下の歯をぎりぎりすり合わせる

    クレンチング:上下の歯をくいしばる 音はしない

     

    Q:歯ぎしりをすることで歯並びに影響はありますか?(子供のみ?大人も?)

    A:大人も子供も、歯ぎしりすることで、長い時間をかけて、歯がすり減ったり、歯の向きが変わったり、動いたりするので、かみ合わせが変わってきます。

     

    Q:矯正歯科医として、歯ぎしりをしている方にどうしたほうが良いか、アドバイス(治療法や自宅でできること)何かあれば教えてください。

    A:普段から、起きている時に上下の歯が接触しないように気をつけて下さい。

     

    ストレスがかからない生活を心がけて下さい。

    眠りが浅いと歯ぎしりしやすくなるので、寝る前にカフェインを摂ったり、スマホをみるのはやめてください。

     

     

    子供の激しい歯ぎしりは心配ですが、適切な治療法やケアを行うことで改善する可能性があります。まずは専門家のアドバイスを仰ぎ、子供の状態に合わせた対策を取ることが重要です。子供の健康な歯の成長をサポートするためにも、歯ぎしりに対する適切なアプローチを心がけましょう。

  • お子さんは正しい歯みがきが出来ていますか?

    2023年2月20日(月)

    歯みがきはいつから始めればいいの?

    乳歯がはえたら歯みがきを始めましょう。

    虫歯予防だけでなく、歯周病を防ぐ効果も歯みがきにはあります。歯周病は大人の病気だと思われがちですが、子供も罹患することがあります。歯をみがくことによって菌のエサとなる食べかすや歯垢を取り除けば歯周病菌は増えず、歯ぐきなどが炎症を起こす歯周病にもならないと言われています。

    歯みがきの方法は、乳歯の生え方や子どもの歯並びによって変わってきます。

    ぜひお子さんと一緒に、歯のみがき方指導を受けにいらしてくださいね。

     

    また、小学生くらいになるとお子さんの多くが自分で磨くようになりますが、まだまだ磨き残しが多いものです。12歳までの歯を守るのは親の役目であると思い、スキンシップも兼ねて、お子さんをひざに抱き、親御さんが仕上げ歯みがきをしてあげましょう。

     

    歯みがきしているのに歯ぐきが赤い…

    「うちの子は歯みがきしているのに歯ぐきが赤い」「虫歯はないのに歯ぐきが腫れぼったい」と心配している親御さんは多いですが、その多くは歯の表面を磨いている場合があります。

    歯と歯ぐきの境目は汚れがたまりやすいため、そこに歯ブラシの毛先をあてることを意識してみがいてみてください。歯周病の始まりである歯肉炎により、歯ぐきが腫れたり血がでたりすると「怖くて歯ブラシをあてられない・・・」という方もいますが、それでは歯と歯ぐきの間にたまった歯垢がとれず、歯周病がさらに悪化してしまう可能性があります。

     

    人によりますが軽度の歯周病なら、歯と歯ぐきの境目を5日間ほどみがき続ければ、歯ぐきの赤みや腫れはひいていくこともあります。特に萌出性歯肉炎になりやすい2歳、6歳、12歳頃は念入りに磨いてくださいね。

     

    歯みがきは食後30分がいいってホント?

    ものを食べると口の中は酸性に傾き、酸の力で歯のカルシウムがとけだしてしまいます。でも大丈夫です。 噛むことで唾液が分泌され、唾液に含まれるカルシウムが歯について元に戻ります。

    中には唾液がその作用をするまで食後20~30分かかるため、歯みがきは食後30分がいいという人もいますが、その間にも菌は食べかすで繁殖してしまいます。

     

    そこでおすすめしたいのは、食事前後の歯磨き。食べる前に歯をみがいて歯垢を減らすと、食べても酸は出にくくなるんです。そして食後もう一度すぐに磨き、菌のエサとなる食べかすを取り除く。これは歯周病だけでなく、虫歯予防にもなりますよ。

     

    おすすめの歯ブラシってある?

    小さい歯ブラシで1本1本の歯を丁寧にみがくのが理想ですが、これはなかなか大変です。小さい歯ブラシはちょっとずれると歯ぐきをつっついてしまう危険もあります。大きめの歯ブラシであれば多少ずれてもどこかの歯にあたり、短時間で効率よくみがけるので、変えてみるのも良いと思います。

    また、親御さんによる仕上げ歯みがきは大人用歯ブラシでもOKです。

     

    歯ブラシの硬さは「普通」くらいがいいでしょう。柔らかすぎると汚れが落ちず、硬すぎると歯ぐきを傷つけてしまうからです。最近は子ども用の電動歯ブラシもあり、正しい歯の位置に当てれば手の8倍近くも食べかすや歯垢を除去できると言われています。

     

    子どもも定期的に歯医者さんへ行ったほうがいい?

    夏休み、冬休み、春休みなど定期的に受診してはいかがでしょうか。大人ほどではありませんが、どんなに歯みがきしても多少の歯垢は残ってしまいます。

    年3.4回の定期検診で「歯みがきができているか」「口の中に問題はないか」のチェックと、専門器具を使ったクリーニングを受け、歯ぐきの中にたまった歯垢を落としましょう。

     

    子どもの歯周病は家庭でのケアが重要になるため、当院では歯みがき指導や、歯周病になりにくい生活指導のお話にもお時間を取らせていただいております。

     

     

    歯周病予防の第一は歯みがきです。子どもの歯を守るためには、ただ歯を磨けばよいわけではありません。子どものうちは、歯みがきを楽しいものと感じさせて習慣づけることがなによりも大事です。

    親子の大切なスキンシップのひとつとして、歯みがきの時間を習慣づけられれば理想的ですね。

     

    幼い頃の正しい歯磨き習慣は、一生ものです。お子さんが楽しく、自ら進んで歯磨きできるよう、親御さんはサポートしてあげてくださいね。

    虫歯のない健康的な歯を目指し、親子一緒に頑張りましょう!

     

    WEB予約はこちらまで↓https://apo-toolboxes.stransa.co.jp/user/web/03ef312738f69924b94f3b503397f2

  • 練馬区高校生『マルあお』医療費助成 春よりスタート

    2023年1月28日(土)

    2023年がスタートし、早くも1ヶ月が過ぎようとしています。

    今週は10年に一度の大寒波が全国を襲い、東京でも初雪が見られましたね。

    週末はお天気が良くお洗濯物も良く乾きそうです♪

     

     

    さてこの季節、中学3年生が多く受診されます。

    練馬区の医療証が中学3年生3月末で期限が切れることも、その理由の一つと思います。

    練馬区では小学校就学前の乳幼児にはマル乳医療証が、小学校1年生から中学校3年生までの児童には、マル子医療証が発行されていますので、歯科の保険受診ももちろん負担金はございません。

     

    しかしその助成制度ですが、春より高校生も対象となるとのこと!(令和5年4月1日から有効

     

    実は、中学・高校生は虫歯ができやすくなる時期と言われています。

    と言うのも、理由は2つあり

    ①ご自宅でのオーラルケアが不十分になりがち

    ②食生活が乱れたり、間食が多くなりがち

     

    ①では、

    仕上げ磨きは平均的に小学生で終わる家庭が多く、お子様がご自分のやり方でご自分のタイミングでしかしなくなる傾向があります。

    親御様が手をかけられなくなってくる時期といえますね。

     

    また②では、

    部活動やアルバイト、受験勉強などで今までのリズムが乱れ、歯磨きを適切なタイミングで行えなくなります。

     

    上記と重複しますが、時間がなくなると言うことは『定期検診に行く機会が減る』とも言えるのではないでしょうか。

     

    当院では

    定期的なクリーニングはもちろん、それぞれのお子様にあったお子さんご自身でできるケアの仕方を指導させていただいております。

    中学・高校生は乳歯が永久歯へと生え変わりが終了し、顎の成長期終盤でもあります。

    歯並びや噛み合わせが身体の健康にも関係する ということを幾度となくお伝えしておりますが、

    この成長期終盤での経過観察と検診はとても重要です。

     

     

    余談ですが、小児矯正では下顎の成長の終了(身長が止まる頃)まで経過観察を継続します。もし出っ歯や受け口であればこの時期に矯正を行うことが望ましいです。

    成長によって得た顎の大きさと良好な顎のバランスは、大人の歯だけの矯正治療と違い、後戻りしづらいのが特徴です。

    将来、歯を抜かずに矯正ができる可能性もぐっと高くなります。

    (※矯正治療は自由診療となります)

     

    小児で使用する拡大床装置

     

    歯並びや虫歯に関して、この時期の歯科受診は重要であり、

    今回の練馬区助成は子育て世帯にはありがたい制度と言えますよね。

    お一人でも親子ででも、定期的に検診にお見えになってくださいね。

     

    なお、2/2 ・ 2/6には当院でまちゼミが行われます。

    歯科の知識を高めることができるプチ講義や、普段見ることができない診察室のマイクロスコープや精密な機器に触れる体験会が予定されています!(最後にお土産も♪)

    よろしければご参加ください。残席や内容に関しては、一度お電話にてご確認くださいね。

     

     

     

    練馬区マルあお助成に関して

    詳しくはこちらをご覧ください↓

    https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kodomo/teateiryo/josei.html

     

    電話番号:03-3922-2416

  • 子供の歯磨き、どこまでがんばればいい?

    2022年12月6日(火)

    コロナ禍をきっかけに、お昼の歯磨きがなくなった保育園や幼稚園が増えました。

    だからこそお家できちんと磨きたい!という思いがある反面、一度は通るお子さんの歯磨きイヤイヤ期で、心が折れそうになることもあるのではないでしょうか。

                              

    今回は、あえて「がんばりすぎなくてもいい」をテーマにドクターにお話を聞きました。

    みなさんは普段、虫歯になってほしくないという想いが強いあまり、お子さんの歯磨きをする際に、気付いたら怖い顔になっていませんか?

    実はそれは、お子さんの歯磨きイヤイヤ期に繋がる原因の1つかもしれません。

        

    ついできなかったことに目を向けがちになりますが、昨日より奥歯を磨けた!など、できたことに目を向けると、少し気持ちが楽になってきます。

    まずは親御さんが笑顔で楽しい雰囲気を作り、歯磨きをポジティブな印象にすることが大切です。

    Q.歯磨き粉はフッ素入りがいいの?

    A.虫歯予防効果があるのは、実はフッ素だけです。

    ぜひ歯磨き粉はフッ素入りを選んでください。年齢に合わせた正しい量を使用すれば、問題ありません。

     

    Q.小さい子もフロスを使った方がいい?

    A.はい。歯ブラシだけで磨けているのは約60%と言われています。

    歯ブラシとフロスはセットで歯磨きと考えてください。歯と歯の間の汚れを落とすにはフロスが必須です。まずは夜に週2.3回からフロスを使う習慣をつけてみてください。
     

    Q.子供が寝落ちしてしまった時は?

    A.寝ている間or次の日の朝しっかりで大丈夫です。

    虫歯の大敵は砂糖です。砂糖が控えめだった日や、たまにならいいですが、頻繁だと危険です。また夜は唾液分泌が減り、虫歯リスクもアップします。寝落ちが続くようであれば歯磨きのタイミングを変えてみましょう。

     

    Q.歯医者さんでのクリーニングは必要?

    A.歯が生え始めたらまずは慣れるために来てください。

    1歳半検診の後に初めて歯科に来るお子さんも多いですが、歯が生え始めたら通い出すのがベターです。小さい頃から通って歯医者さんの雰囲気に慣れておくと、その後がすごく楽ですよ。

     

    お子さんの歯磨きは完璧を目指さなくていいので、段階的にできることを少しずつやってみてくださいね。

    お子さんが好きな場所で歯磨きをすることもいいかと思います。歯磨きを楽しめるように、笑顔で一緒に取り組んでみましょう♪

  • 乳歯が抜けてないのに永久歯がはえてきた?! 乳歯晩期残存

    2022年11月8日(火)

    当院では様々な症状で日々ご来院いただいておりますが、お子様の予約内容で頻繁に見かけるのが「乳歯が抜けてないのに永久歯が生えてきた」です。

     

    ➡なぜ乳歯が抜けないで永久歯が生えてくるのか?

    ➡そもそもどのように歯が生えかわるのか?

    ➡乳歯が抜けないと抜歯になるのか?

    ➡歯並びに影響はするのか? など、まとめてみました。

     

    前回の『大人になってからの矯正はマウスピースがおすすめ?』記事もあわせてご覧ください!

     

    生えかわりのメカニズム 

    Lideaさまから分かりやすい画像をお借りしました!↓

    https://lidea.today/articles/687#:~:text=%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E6%AD%AF%E3%81%AF%EF%BC%96,%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8B%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%82%92%E3%80%82

     

    乳歯晩期残存の原因とは?

    早い子で幼稚園年中さんから生えかわりがスタートします。

    晩期残存とは、生理的に乳歯が脱落する時期を過ぎても脱落せずに口腔内に残ることです。

    乳歯が晩期残存しているのに永久歯が生えてくる場合もありますし、永久歯が生えることができずに骨の中に埋まったままになる場合もあります。また、永久歯がない場合もあります。

    その原因はいくつかございます。

     

    ・永久歯の形や位置によって生えてこないケース

    ・生えかわる永久歯が作られないケース

    ・個人差があるので単に遅れているだけのケース

    定期的な検診を受け、成長をみながら、適切な治療を行っていきましょう。

     

    抜歯しないといけない?

     ➡喜多先生に聞いてみました^^

     単に遅れているケースに関しては様子を見ます。生え変わり時期に関しては、平均から1年程度前後するものと考えております。その際、レントゲンで永久歯の有無を確認します。

    次に、永久歯が存在せず生え変わらない場合ですが、状況次第ではそのまま乳歯のまま過ごしていただくこともあります。ただし、いつまでもそのまま使えるわけではなく、30歳ごろまでにほとんどの乳歯は抜け落ちてしまいます。抜けた後どうするかということも考えておかなければなりません。

    永久歯の生える位置がずれていて乳歯が抜けずに残っている場合は、乳歯が抜ける見込みがあるかどうかによって異なります。揺れていて抜ける見込みがある場合はまず様子を見ます。抜ける見込みがない場合は、残しておいても何もいいことはありません。お子様が抜歯できる発育状態ならば、可及的速やかに抜歯を行います。

     

    歯並びに影響はする?

     ➡矯正専門医の本藤先生に聞いてみました^^

    晩期残存しているのに永久歯が生えている場合は、残存乳歯を抜く必要があります。残存乳歯を避けて永久歯が生えてくると、歯並びが悪くなってしまうことがあります。

    永久歯が生えられず骨の中に埋まったままなら、引っ張り出すか抜歯が必要になります。あまりに深い場合などはそのままにしておく場合もあります。

    永久歯がない場合は、残存乳歯を使えるだけ使って抜けたあとで補綴(歯が欠けたり、なくなった場合にクラウンや入れ歯などの人工物で補うこと)するか、残存乳歯を抜いてその隙間を矯正治療で閉じる必要があります。

    乳歯の生え変わりに左右差がある場合、早く抜けた方に歯が寄っていって、正中(前歯の間の線が上下で揃っている状態が望ましいです)がずれてくることがあります。

    定期的にレントゲン写真で確認するのが大切かと思います。

    いかがでしたか?

    小さなお子様を持つ親御さんはお子様の歯並びがキレイになることを勿論望んでいますよね。生えかわり時期のお子様がいらっしゃる方は一度当院へお越しください。

    歯並びが気になる方は、毎週水曜か金曜に矯正の無料相談をおこなっておりますので、専門医にご相談ください。

     

    【年末年始 矯正無料相談 実施日】

     11月9・16・25・(30)

     12月7・14・23・28

       1月11・18・27

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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