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インプラント オールオン4 無料相談・カウンセリング 練馬区大泉学園

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  • インプラント治療で使うサージカルガイドとは?

    2023年11月23日(木)

    インプラント治療で使うサージカルガイドについて

    インプラント治療で使うサージカルガイドとは、インプラントを埋入する際に使用するガイドのことです。 サージカルガイドは、事前にCT画像や3Dデータなどを使ってコンピューターでシミュレーションを行い、インプラント埋入の位置や角度などを策定したうえでガイドを作成します。 手術時にはそのガイドに沿った形で施術を行えるので、 より正確なインプラント治療が可能 です。

    インプラントサージカルガイドの使用目的とメリット

    サージカルガイドを使用する目的は、インプラント治療の精度を高めることです。 サージカルガイドには以下のようなメリットがあります。

    • 神経や血管を傷つけるリスクを低減できる
    • 手術時間を短縮できる
    • 切開を伴わない治療が可能になる
    • インプラントの見た目が良くなる
    • インプラントが長持ちする

    インプラントサージカルガイドの作成方法と費用

    サージカルガイドの作成方法は、以下のような手順で行われます。

    • CTスキャンで撮影
    • シミュレーション
    • サージカルガイドの作成
    • サージカルガイドを装着したまま手術

    サージカルガイドの作成費用は、インプラントの本数によって異なりますが、一般的にはインプラント1本あたり 5~10万円程度 が相場です。 サージカルガイドを使用する場合は、通常のインプラント治療に比べて費用が高くなりますが、その分安全性や効果が高いと考えられます。

    サージカルガイドを使用するかどうかは、歯科医院や患者の状況によって異なりますが、インプラント治療の成功率を高めるためには有効な手段です。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

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  • 練馬区大泉学園でインプラント治療をお考えの方へ

    2023年11月23日(木)

    練馬区大泉学園のインプラント治療はにじいろマイクロスコープセラミック歯科へ

    歯を失ってしまったとき、どのような治療法を選ぶかは大きな悩みです。入れ歯やブリッジなどの従来の方法もありますが、最近ではインプラントという方法が注目されています。

    インプラントとは、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する方法です。インプラントは自然な見た目や噛み心地を実現できるというメリットがありますが、デメリットやリスクもあります。

    インプラントについて詳しく知りたい方は、この記事を読んでみてください。また、練馬区大泉学園でインプラントをお考えの方は、にじいろマイクロスコープセラミック歯科にご相談ください。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科は、インプラントの専門医が在籍し、最新の技術と設備でインプラントの施術を行っています。にじいろマイクロスコープセラミック歯科のインプラントの特徴については、この記事の最後にご紹介します。

    インプラントとは何ですか?メリットとデメリットを解説します

    インプラントとは、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する方法です。インプラントは、以下のようなメリットがあります。

    • 見た目が自然:インプラントは、自分の歯と同じように見えます。入れ歯やブリッジと違って、金属の部分が見えることはありません。また、色や形も自分の歯に合わせて調整できます。
    • 噛み心地が良い:インプラントは、顎の骨に固定されているので、噛む力が強くなります。入れ歯やブリッジと違って、ずれたり外れたりすることはありません。また、味覚や感覚も自分の歯と同じように感じられます。
    • 隣の歯に影響しない:インプラントは、失った歯の部分だけに施術します。入れ歯やブリッジと違って、隣の歯を削ったり、負担をかけたりすることはありません。そのため、隣の歯の健康を保つことができます。
    • 骨の吸収を防ぐ:インプラントは、顎の骨に刺激を与えることで、骨の吸収を防ぎます。入れ歯やブリッジと違って、顎の骨が痩せたり、顔の形が変わったりすることはありません。そのため、若々しい印象を保つことができます。

    一方、インプラントには以下のようなデメリットやリスクもあります。

    • 費用が高い:インプラントは、入れ歯やブリッジに比べて費用が高くなります。インプラントの費用は、歯の本数や種類、材質、医院などによって異なりますが、一本あたり30万円から50万円程度が相場です。また、インプラントは保険適用外の治療ですので、自費で支払う必要があります。
    • 時間がかかる:インプラントは、入れ歯やブリッジに比べて時間がかかります。インプラントの施術は、一般的に以下のような流れで行われます。
      • 診断・計画:インプラントを埋め込む部位や数、種類、材質などを決めます。レントゲンやCTなどの検査を行い、顎の骨の状態や神経の位置などを確認します。
      • 手術:インプラントを埋め込む部位に麻酔をします。顎の骨に穴を開けて、人工の歯根を埋め込みます。その後、歯茎を縫合します。
      • オスセオインテグレーション:人工の歯根と顎の骨が結合するまでの期間です。この期間は、個人差やインプラントの種類によって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度かかります。
      • アバットメント装着:オスセオインテグレーションが完了したら、歯茎を切開して、人工の歯根の上にアバットメントという部品を装着します。アバットメントは、人工の歯と人工の歯根をつなぐ役割をします。
      • 人工の歯装着:アバットメントに合わせて、人工の歯を作製します。人工の歯は、色や形を自分の歯に合わせて調整できます。人工の歯をアバットメントに固定して、インプラントの施術は完了です。

    インプラントの種類と費用について知っておきたいこと

    インプラントには、さまざまな種類があります。インプラントの種類によって、施術の方法や費用が異なります。インプラントの種類には、以下のようなものがあります。

    • ワンステージ法:人工の歯根とアバットメントを一体化したインプラントを埋め込む方法です。手術回数が少なく、オスセオインテグレーションの期間も短くなります。しかし、人工の歯根が歯茎の外に露出するため、感染のリスクが高くなります。また、人工の歯の調整が難しくなります。
    • ツーステージ法:人工の歯根とアバットメントを別々に埋め込む方法です。手術回数が多く、オスセオインテグレーションの期間も長くなります。しかし、人工の歯根が歯茎の内に隠れるため、感染のリスクが低くなります。また、人工の歯の調整が容易になります。
    • 即時荷重法:人工の歯根を埋め込んだ直後に、人工の歯を装着する方法です。手術回数や治療期間が短くなります。しかし、人工の歯根と顎の骨の結合が不安定になる可能性があります。また、噛む力に制限があります。
    • オールオン4:顎の骨が少ない場合に、4本のインプラントで全ての歯を支える方法です。骨移植や骨造成などの付加的な手術を避けられます。しかし、インプラントの位置や角度に制限があります。また、インプラントの負担が大きくなります。

    インプラントの費用は、インプラントの種類や本数、材質、医院などによって異なります。インプラントの費用には、以下のような項目が含まれます。

    • 診断・計画費:インプラントの施術に必要な診断や計画を行う費用です。レントゲンやCTなどの検査費や、インプラントの種類や材質などの選択費が含まれます。
    • 手術費:インプラントを埋め込む手術を行う費用です。麻酔費や消毒費、器具費などが含まれます。
    • インプラント本体費:人工の歯根やアバットメントなどのインプラントの部品の費用です。インプラントの材質やメーカーによって異なります。
    • 人工の歯費:人工の歯を作製する費用です。人工の歯の材質や形状によって異なります。
    • メンテナンス費:インプラントの施術後に必要なメンテナンスを行う費用です。定期的な検診やクリーニング、修理や交換などが含まれます。

    インプラントの費用は、一本あたり30万円から60万円程度が相場ですが、インプラントの種類や本数、材質、医院などによって大きく変わります。インプラントの費用は保険適用外の治療ですので、自費で支払う必要があります。

    しかし、インプラントは長期的に見ると、入れ歯やブリッジに比べて、隣の歯の健康や骨の吸収を防ぐことで、コストパフォーマンスが高いと言えます。インプラントの費用については、事前に医院に相談して、見積もりをもらうことが重要です。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科のインプラントの特徴とは?

    練馬区大泉学園でインプラントをお考えの方は、にじいろマイクロスコープセラミック歯科にご連絡ください。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科は、インプラントの専門医が在籍し、最新の技術と設備でインプラントの施術を行っています。にじいろマイクロスコープセラミック歯科のインプラントの特徴には、以下のようなものがあります。

    マイクロスコープを使用した精密な手術

    • マイクロスコープを使用した精密な手術:にじいろマイクロスコープセラミック歯科では、マイクロスコープという高倍率の顕微鏡を使用して、インプラントの手術を行っています。マイクロスコープを使用することで、歯茎の切開や縫合を最小限に抑えることができます。そのため、手術の安全性や精度が高まり、感染や神経損傷などの合併症のリスクを低減することができます。

    CTによる正確な診断

    • 顎の骨の量や質を詳しく把握できる:CTは、顎の骨の量や質を詳しく把握できます。顎の骨の量や質は、インプラントの埋め込みの可否や安定性に影響します。CTを行うことで、顎の骨の量や質が不足している場合には、骨移植や骨造成などの付加的な手術を行う必要があるかどうかを判断できます。
    • 神経の位置やコースを正確に把握できる:CTは、神経の位置やコースを正確に把握できます。神経の位置やコースは、インプラントの埋め込み位置や角度に影響します。CTを行うことで、神経を傷つけないように、インプラントの埋め込み位置や角度を決めることができます。
    • インプラントのシミュレーションができる:CTは、インプラントのシミュレーションができます。インプラントのシミュレーションとは、CTの画像を用いて、インプラントの埋め込み位置や角度、種類や本数などを事前に計画することです。インプラントのシミュレーションを行うことで、インプラントの施術の成功率や予後を高めることができます。

    デジタルによる最新のインプラント補綴

    精度が高い:デジタルによるインプラント補綴は、精度が高いです。口腔内スキャナーは、歯や歯茎の形を正確に捉えることができます。コンピュータは、人工の歯の色や形を自分の歯に合わせて細かく調整することができます。CAD/CAMシステムは、人工の歯を高速で正確に加工することができます。そのため、デジタルによるインプラント補綴は、見た目や噛み心地が自然で、フィット感が高いです。

    時間が短い:デジタルによるインプラント補綴は、時間が短いです。従来の方法では、歯型を取るのに時間がかかり、型から人工の歯を作るのに数日から数週間かかります。デジタルの方法では、口腔内スキャナーで歯や歯茎の形を撮影するのに数分、コンピュータで人工の歯を設計するのに数時間、CAD/CAMシステムで人工の歯を加工するのに数分かかります。そのため、デジタルによるインプラント補綴は、一日で人工の歯を装着することができます。

    快適さが高い:デジタルによるインプラント補綴は、快適さが高いです。従来の方法では、歯型を取るのに不快な感触や味があり、型から人工の歯を作るのに調整が必要な場合があります。デジタルの方法では、口腔内スキャナーは、無痛で無味で、歯や歯茎に触れることなく撮影できます。コンピュータは、人工の歯の設計を事前に確認できます。CAD/CAMシステムは、人工の歯の加工を自動で行います。そのため、デジタルによるインプラント補綴は、不快感や痛みが少なく、ストレスが低いです。

    アフターケアやメンテナンスの充実

    • アフターケアやメンテナンスの充実:にじいろマイクロスコープセラミック歯科では、インプラントの施術後にも、アフターケアやメンテナンスを充実させています。インプラントの施術後には、以下のようなサービスを提供しています。
      • 定期的な検診やクリーニング:インプラントの施術後には、定期的に検診やクリーニングを受けることが重要です。検診やクリーニングを受けることで、インプラントの状態や周囲の歯や歯茎の健康をチェックし、問題があれば早期に対処することができます。にじいろマイクロスコープセラミック歯科では、インプラントの施術後には、3ヶ月に一度の検診やクリーニングを無料で提供しています。
      • 修理や交換の保証:インプラントの施術後には、修理や交換の保証を受けることができます。インプラントは、一般的には長持ちしますが、万が一、破損や脱落などのトラブルが起こった場合には、修理や交換を行う必要があります。にじいろマイクロスコープセラミック歯科では、インプラントの施術後には、10年間の修理や交換の保証を提供しています。

    以上が、にじいろマイクロスコープセラミック歯科のインプラントの特徴です。にじいろマイクロスコープセラミック歯科は、インプラントの専門医が在籍し、最新の技術と設備でインプラントの施術を行っています。

    練馬区大泉学園でインプラントをお考えの方は、ぜひにじいろマイクロスコープセラミック歯科にご相談ください。あなたの笑顔のために、最高のインプラント治療を提供します。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

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  • インプラントに食いしばりは良くないですか?

    2023年11月22日(水)

    インプラントと食いしばりについて

    結論から言いますと、インプラント治療と食いしばりは相性が良くありません。

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根と人工歯を顎の骨に埋め込む治療法です。インプラントは天然歯に近い見た目や噛み心地を提供することができますが、その一方で、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方にとっては、インプラントの寿命や安定性に影響を与える可能性があります。

    歯ぎしりや食いしばりとは、上下の歯を強く噛み締めたり、横にすり合わせたりする行為のことです。歯ぎしりは主に寝ている間に無意識に行われることが多く、食いしばりは日中にストレスや集中などで行われることが多いです。

    歯ぎしりや食いしばりの原因はまだはっきりしていませんが、ストレスや歯並び、噛み合わせなどが大きく関係していると考えられています。

    歯ぎしりや食いしばりをすると、歯に大きな圧力をかけることになります。歯ぎしりや食いしばりの時に歯にかかる力は体重の倍以上といわれ、成人男性では100kg以上の力がかかることになります。このような力が長期間にわたって続くと、歯や歯茎、顎の骨に様々な症状を引き起こします。

    食いしばりによる症状とは

    具体的には以下のようなものがあります。

    • 歯の摩耗:歯の表面がすり減って薄くなり、歯の形が変わったり、歯の神経が露出したりします。歯の神経が露出すると、冷たいものや熱いものを食べたときに痛みを感じたり、虫歯になりやすくなったりします。
    • 歯の欠けや折れ:歯の表面が薄くなると、歯が欠けたり折れたりしやすくなります。特にセラミックなどの硬い素材で作られた人工歯は、歯ぎしりや食いしばりによる衝撃に弱いため、破損しやすくなります。
    • 歯周病:歯ぎしりや食いしばりによって歯茎に負担がかかると、歯茎が炎症を起こしたり、歯と歯茎の間に隙間ができたりします。この隙間に細菌が入り込むと、歯周病を引き起こします。歯周病は歯茎の腫れや出血、歯の動揺や抜け落ちなどの重篤な症状をもたらします。
    • 顎関節症:歯ぎしりや食いしばりによって顎の骨に負担がかかると、顎の関節に炎症や変形が起こります。これを顎関節症といいます。顎関節症は、顎の開閉が困難になったり、顎がカクカクしたり、顎の痛みや音などの症状を引き起こします。
    • 頭痛や肩こり:歯ぎしりや食いしばりによって顎周辺の筋肉が緊張し、血流が悪くなります。これによって、頭痛や肩こりなどの症状が起こります。また、歯ぎしりや食いしばりは睡眠の質を低下させることもあり、疲労やイライラなどの原因になります。

    以上のように、歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯茎、顎の骨だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。特にインプラントを入れた方は、歯ぎしりや食いしばりによってインプラントが緩んだり折れたりする危険性が高まります。

    インプラントと食いしばりの関係

    インプラントは天然歯と違って歯根膜というクッションの役割を果たす膜がありません。そのため、歯ぎしりや食いしばりによる衝撃が直接インプラントに伝わり、インプラントと骨の結合部分にダメージを与えます。インプラントが緩んだり折れたりすると、インプラントの再治療が必要になります。 

    インプラントの再治療は、初回の治療よりも費用や時間がかかることが多く、また成功率も低くなることがあります。そのため、インプラントを入れた方は、歯ぎしりや食いしばりを防ぐための対策をとることが大切です。

    インプラント食いしばりを防ぐための日常のケア

    インプラント食いしばりを防ぐためには、日常のケアがとても重要です。日常のケアとは、以下のようなことを指します。

    • 歯磨き:歯磨きは、インプラントの周りに付着したプラークや歯石を除去するために必要です。プラークや歯石は、歯周病の原因になります。歯周病は、インプラントと骨の結合を弱めることがあります。歯磨きは、朝と夜の2回、1回につき2分以上行うことが推奨されます。歯磨きの際には、インプラント専用の歯ブラシや歯磨き粉を使用することが望ましいです。インプラント専用の歯ブラシや歯磨き粉は、インプラントに優しい素材で作られており、インプラントの表面を傷つけないように設計されています。また、歯間ブラシやフロスなどを使って、歯と歯の間や歯茎の隙間に入り込んだ食べ物の残りやプラークをきれいにすることも大切です。
    • マウスウォッシュ:マウスウォッシュは、歯磨きだけでは届かない部分のプラークや細菌を除去するために有効です。マウスウォッシュは、歯磨きの後に行うことが望ましいです。マウスウォッシュの際には、インプラント専用のマウスウォッシュを使用することが望ましいです。インプラント専用のマウスウォッシュは、インプラントに優しい成分で作られており、インプラントの表面を保護する効果があります。また、マウスウォッシュは、口臭の予防や口内環境の改善にも役立ちます。
    • 定期検診:定期検診は、インプラントの状態や噛み合わせをチェックするために必要です。定期検診では、インプラントの緩みや破損、歯周病の進行などを早期に発見することができます。定期検診の頻度は、インプラントの種類や状態によって異なりますが、一般的には半年に1回程度が推奨されます。定期検診の際には、インプラントの専門医に相談することが望ましいです。インプラントの専門医は、インプラントの最適なケア方法や注意点を教えてくれます。

    以上のように、日常のケアは、インプラント食いしばりを防ぐためにとても重要です。日常のケアを怠ると、インプラントの寿命や安定性が低下することがあります。インプラントは高価な治療法ですので、できるだけ長く使えるように、日常のケアを心がけましょう。

    インプラント食いしばりに効果的な治療法とは?

    インプラント食いしばりを防ぐための日常のケアを行っても、歯ぎしりや食いしばりの癖が強い方は、インプラント食いしばりに効果的な治療法を受けることを検討することがあります。インプラント食いしばりに効果的な治療法とは、以下のようなものがあります。

    • ナイトガード:ナイトガードとは、歯ぎしりや食いしばりを防ぐために、寝る前に歯に装着するマウスピースのことです。ナイトガードは、歯ぎしりや食いしばりによる歯やインプラントへの圧力を分散させることで、歯やインプラントの摩耗や破損を防ぎます。ナイトガードは、歯科医院でオーダーメイドで作ることができます。ナイトガードは、歯やインプラントにぴったりとフィットするように作られるので、装着感や噛み心地が良く、睡眠の妨げになりません。ナイトガードは、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方にとって、最も一般的で効果的な治療法です。
    • ボトックス注射:ボトックス注射とは、歯ぎしりや食いしばりに関係する筋肉にボツリヌス菌の毒素を注射することで、筋肉の動きを抑制する治療法です。ボトックス注射は、歯ぎしりや食いしばりによる歯やインプラントへの圧力を減らすことで、歯やインプラントの摩耗や破損を防ぎます。ボトックス注射は、美容外科や皮膚科などで行うことができます。ボトックス注射は、ナイトガードが合わない方や、歯ぎしりや食いしばりの癖が非常に強い方にとって、効果的な治療法です。ボトックス注射の効果は、約3ヶ月から6ヶ月程度持続します。
    • ストレス管理:ストレス管理とは、歯ぎしりや食いしばりの原因の一つであるストレスを減らすことを目的とした治療法です。ストレス管理は、歯ぎしりや食いしばりの癖を改善することで、歯やインプラントへの圧力を減らすことで、歯やインプラントの摩耗や破損を防ぎます。ストレス管理は、心理療法やカウンセリング、リラクゼーション法などを用いて行うことができます。ストレス管理は、歯ぎしりや食いしばりの癖がストレスによるものである方にとって、効果的な治療法です。

    以上のように、インプラント食いしばりに効果的な治療法は、ナイトガード、ボトックス注射、ストレス管理などがあります。これらの治療法は、インプラント食いしばりの原因や症状に応じて選択することができます。食いしばりがある方はインプラント治療の前に必ず歯科医師に相談するようにしましょう。


    練馬区大泉学園のにじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • インプラントの被せ物とは? 

    2023年11月22日(水)

    インプラントの被せ物について

    インプラントとは、失った歯の代わりに、人工の歯根を顎の骨に埋め込む治療法です。インプラントは、自分の歯と同じように噛めるだけでなく、見た目も自然で美しいというメリットがあります。

    しかし、インプラントは、人工の歯根だけではなく、その上に被せる人工の歯も必要です。この人工の歯が、インプラントの被せ物です。

    インプラントの被せ物は、インプラント治療の最終段階で装着されます。インプラント治療の流れは、大きく分けて以下のようになります。

    1. インプラントの計画と診断
      • 歯科医師が、インプラントの適応や位置、数、大きさなどを決めるために、口腔内の検査やレントゲン、CTなどを行います。
    2. インプラントの埋入手術
      • 歯科医師が、局所麻酔をかけて、顎の骨に穴を開けて、インプラントを埋め込みます。埋入後は、数ヶ月間、インプラントと骨が結合するのを待ちます。この結合をオッセオインテグレーションと呼びます。
    3. インプラントを露出させる手術
      • オッセオインテグレーションが完了したら、歯科医師が、再び局所麻酔をかけて、インプラントの上にある歯茎を切開して、インプラントの頭部を露出させます。そして、インプラントの頭部に、被せ物を固定するための部品を取り付けます。この部品をアバットメントと呼びます。
    4. インプラントの被せ物の装着
      • アバットメントが取り付けられたら、歯科医師が、インプラントの被せ物を作製します。被せ物は、インプラントの数や位置、咬合状態、患者の希望などによって、さまざまな種類があります。被せ物は、アバットメントにネジやセメントで固定されます。

    インプラントの被せ物の種類

    インプラントの被せ物の種類には、以下のようなものがあります。

    • インプラントクラウン
      • 一本のインプラントに一本の被せ物を装着する方法です。自分の歯と同じように見えるので、見た目が自然です。また、隣の歯に負担をかけないので、歯周病や虫歯の予防にも有効です。
    • インプラントブリッジ
      • 複数のインプラントに複数の被せ物を連結して装着する方法です。欠損歯が連続している場合や、インプラントの数が少ない場合に適しています。インプラントの数よりも多くの歯を補うことができますが、見た目は自然ではありません。また、インプラントの位置や角度によっては、装着できない場合もあります。
    • インプラントオーバーデンチャー
      • インプラントに取り外し可能な義歯を装着する方法です。欠損歯が多い場合や、顎の骨が十分にない場合に適しています。インプラントの数は少なくても大丈夫ですが、義歯の部分はプラスチックでできているので、見た目は自然ではありません。また、義歯の取り外しや清掃に手間がかかります。

    インプラントの被せ物の種類は、患者の状態や希望によって選ぶことができますが、歯科医師の意見も参考にすることが大切です。インプラントの被せ物は、インプラント治療の成功に大きく影響するので、よく考えて決めましょう。

    インプラントの被せ物の素材と特徴

    インプラントの被せ物とは、インプラントの上に取り付ける人工歯のことです。インプラントの被せ物には、さまざまな素材があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。ここでは、主な素材とその特徴について紹介します。

    セラミック系の被せ物

    セラミック系の被せ物とは、セラミックという陶器のような素材で作られた被せ物です。セラミック系の被せ物には、以下の3種類があります。

    ジルコニアセラミッククラウン

    ジルコニアセラミッククラウンとは、ジルコニアという人工ダイヤモンドのような素材にセラミックを焼き付けた被せ物です。ジルコニアセラミッククラウンの特徴は以下のとおりです。

    • 強度が高い:ジルコニアは非常に硬く、割れにくい素材です。そのため、奥歯などの噛む力が強い部位にも適しています。
    • 審美性が高い:ジルコニアは白く、セラミックは透明感があります。そのため、自然で美しい見た目に仕上がります。また、金属を使っていないので、歯茎の変色や金属アレルギーの心配もありません。
    • 費用が高い:ジルコニアセラミッククラウンは、高品質な素材で作られているため、費用も高くなります。一本あたり約15万円から25万円程度かかります。

    オールセラミッククラウン

    オールセラミッククラウンとは、すべてセラミックで作られた被せ物です。オールセラミッククラウンの特徴は以下のとおりです。

    • 審美性が高い:セラミックは天然歯に近いツヤや透明感があります。そのため、見た目が非常に自然で美しいです。また、金属を使っていないので、歯茎の変色や金属アレルギーの心配もありません。
    • 折れやすい:セラミックは硬い素材ですが、衝撃に弱く、折れやすいです。そのため、奥歯などの噛む力が強い部位には不向きです。
    • 費用が高い:オールセラミッククラウンは、高品質な素材で作られているため、費用も高くなります。一本あたり約7万円から17万円程度かかります。

    ハイブリッドセラミッククラウン

    ハイブリッドセラミッククラウンとは、セラミックとプラスチックを混ぜて作られた被せ物です。ハイブリッドセラミッククラウンの特徴は以下のとおりです。

    • 審美性が高い:セラミックとプラスチックの混合により、色調や透明感が高く、見た目が自然で美しいです。また、金属を使っていないので、歯茎の変色や金属アレルギーの心配もありません。
    • 割れることがある:セラミックとプラスチックの混合により、やわらかさがあるのですが、それでもセラミックの割合が高いため、割れる可能性があります。そのため、奥歯などの噛む力が強い部位には不向きです。
    • 費用が安い:ハイブリッドセラミッククラウンは、比較的安価な素材で作られているため、費用も安くなります。一本あたり約4万円から12万円程度かかります。

    金属系の被せ物

    金属系の被せ物とは、金属で作られた被せ物です。金属系の被せ物には、以下の2種類があります。

    ゴールドクラウン

    ゴールドクラウンとは、金製の被せ物です。ゴールドクラウンの特徴は以下のとおりです。

    腐食しにくい:金は他の金属に比べて腐食しにくい素材です。そのため、変色や錆びの心配が少なく、長持ちします。

    歯に優しい:金はやわらかい素材です。そのため、噛むときに歯との摩擦が少なく、歯や歯茎に負担をかけません。

    見た目が目立つ:金は金色です。そのため、見た目が目立ちます。金色が好きな方や、個性を出したい方には良いかもしれませんが、自然な見た目を求める方には不向きです。

    費用が高い:ゴールドクラウンは、貴金属で作られているため、費用も高くなります。一本あたり約15万円から30万円程度かかります。また、保険適用外です。

    メタルボンドクラウン

    メタルボンドクラウンとは、金属の芯にセラミックを被せた被せ物です。メタルボンドクラウンの特徴は以下のとおりです。

    強度が高い:金属の芯があるため、強度が高く、割れにくいです。そのため、奥歯などの噛む力が強い部位にも適しています。

    審美性がある程度高い:セラミックが被せてあるため、色や形が自然に近づけられます。しかし、金属の芯が透けて見えることがあるため、完全に自然な見た目にはなりません。

    費用が安い:メタルボンドクラウンは、比較的安価な素材で作られているため、費用も安くなります。一本あたり約7万円から10万円程度かかります。

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  • インプラント治療の期間は?

    2023年11月22日(水)

    インプラント治療の期間について

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。

    インプラントは天然歯に近い見た目や噛み心地を提供することができますが、治療には一定の期間が必要です。

    では、インプラントの期間とはどのくらいなのでしょうか?また、インプラント治療の流れと所要時間はどのようになっているのでしょうか?この記事では、インプラントの期間と治療の流れについて詳しく解説します。

    インプラントの期間は、一般的には3ヶ月から1年程度です。しかし、インプラントの期間は個人差があり、様々な要因によって変わります。インプラントの期間に影響する要因としては、以下のようなものが挙げられます。

    • インプラントを埋め込む箇所の骨の量や質
    • インプラントの種類や数
    • インプラントの埋入方法
    • インプラントと骨の結合速度
    • インプラント周囲の組織の状態や治癒力
    • インプラント治療に伴う事前治療や追加治療の有無
    • インプラント治療中の仮歯の使用や管理
    • インプラント治療後のメンテナンスやケア

    これらの要因は、インプラント治療の流れにおいて、各段階における所要時間に影響します。インプラント治療の流れは、大きく分けて以下のようになります。

    • 治療計画と精密検査
    • 事前治療
    • 人工歯根埋入手術
    • 定着期間
    • 補綴物のセット

    それぞれの段階における所要時間の目安は、以下の表のようになります。

    段階所要時間の目安
    治療計画と精密検査通院回数:2~3回、通院期間:2日~2週間
    事前治療通院回数:0~4回、通院期間:0~7ヶ月
    人工歯根埋入手術通院回数:1~2回、通院期間:1日~2週間
    定着期間通院回数:0~1回、通院期間:3~6ヶ月
    補綴物のセット通院回数:2~4回、通院期間:2週間〜1ヶ月

    治療計画と精密検査では、インプラント治療の方針や内容、費用やリスクなどについて歯科医師から説明を受け、同意書にサインします。

    また、レントゲンやCTなどを用いて口腔内や顎の骨の状態を詳しく調べます。この段階では、通院回数は2~3回、通院期間は2日~2週間程度です。

    事前治療では、インプラント治療に必要な前処置を行います。例えば、歯周病や虫歯などの治療や、顎の骨が少ない場合の骨移植や骨造成などがあります。

    この段階では、通院回数は0~4回、通院期間は0~7ヶ月程度です。事前治療が必要ない場合は、この段階を省略できます。

    人工歯根埋入手術では、インプラントの土台となる人工歯根(フィクスチャー)を顎の骨に埋め込みます。この手術には、1回法と2回法があります。1回法は、人工歯根と人工歯をつなぐ部分(アバットメント)を一体型にしたフィクスチャーを一度に埋め込む方法です。

    2回法は、人工歯根とアバットメントを別々に埋め込む方法です。この段階では、通院回数は1~2回、通院期間は1日~2週間程度です。

    定着期間では、人工歯根と顎の骨が結合するのを待ちます。この期間は、インプラントの種類や埋入方法、顎の骨の状態などによって異なりますが、一般的には3~6ヶ月程度です。この段階では、通院回数は0~1回、通院期間は3~6ヶ月程度です。

    補綴物のセットでは、人工歯根とアバットメントに人工歯を取り付けます。人工歯は、患者の口腔内の状態や希望に合わせてオーダーメイドで作製されます。この段階では、通院回数は2~4回、通院期間は2週間から1ヶ月程度です。

    以上のように、インプラントの期間とは、インプラント治療の各段階における所要時間の合計です。

    インプラントの期間は、個人差があり、様々な要因によって変わります。インプラント治療を受ける前には、歯科医師と相談して、自分の状態や治療法に合わせた最適な治療プランを立てましょう。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科、エールデンタルクリニックでは経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

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  • インプラントと喫煙の関係は?

    2023年11月21日(火)

    インプラントと喫煙について

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。インプラント治療は、以下のようなメリットがあります。

    • 自分の歯と同じように噛める
    • 隣の歯や対向歯に負担をかけない
    • 自然な見た目になる
    • 口臭や歯周病の予防になる

    しかし、インプラント治療には以下のようなデメリットもあります。

    • 手術が必要であり、術後の経過や感染のリスクがある
    • 治療期間が長く、費用が高い
    • インプラントの寿命は限られており、定期的なメンテナンスが必要である
    • 喫煙や糖尿病などの全身状態や口内環境によっては、インプラントの定着や維持が困難になる

    インプラント治療は、歯科医師とよく相談し、自分に合った方法を選択することが重要です。特に、喫煙者はインプラント治療において注意が必要です。なぜなら、喫煙がインプラントに及ぼす悪影響は大きいからです。

    喫煙がインプラントに及ぼす悪影響とは?

    喫煙は、インプラント治療の成功率を低下させる要因の一つです。喫煙がインプラントに及ぼす悪影響には、以下のようなものがあります。

    喫煙による血流低下がインプラントの定着を妨げる

    インプラント治療では、人工の歯根と顎の骨がしっかりと結合することが重要です。これをオッセオインテグレーションと呼びます。オッセオインテグレーションには、血液の流れが不可欠です。血液は、骨に栄養や酸素を運び、骨の新生や修復を促します。

    しかし、喫煙は血管を収縮させ、血流を低下させます。これにより、インプラント周囲の骨に十分な血液が届かず、オッセオインテグレーションが妨げられます。インプラントが骨に定着しないと、インプラントのぐらつきや脱落の危険が高まります。

    喫煙による免疫力低下がインプラント周囲炎や歯周病を引き起こす

    インプラント治療では、インプラント周囲の組織の健康を保つことも重要です。インプラント周囲の組織に炎症が起こると、インプラント周囲炎や歯周病を引き起こし、インプラントの寿命を縮める可能性があります。

    喫煙は、免疫力を低下させ、炎症の回復を遅らせます。また、喫煙は口内の細菌叢(フローラ)のバランスを崩し、歯周病の原因となる細菌の増殖を促進します。これらのことから、喫煙はインプラント周囲炎や歯周病の発症や悪化につながります。

    喫煙による唾液減少が口内環境を悪化させる

    インプラント治療では、口内環境の清潔さを保つことも重要です。口内環境が悪化すると、インプラントの表面に汚れや歯垢が付着し、インプラントの劣化や炎症の原因となります。

    唾液は、口内環境を清潔に保つ役割を果たします。唾液は、口内の細菌や食べかすを洗い流し、口内のpHを中性に保ち、歯やインプラントの表面を保護します。

    しかし、喫煙は唾液の分泌を抑制し、唾液の量や質を低下させます。これにより、口内環境が乾燥し、酸性化し、細菌の増殖や歯垢の付着を促進します。喫煙による唾液減少は、インプラントの機能や寿命に悪影響を及ぼします。

    喫煙者でもインプラント治療はできるのか?

    以上のように、喫煙はインプラント治療において様々な悪影響を及ぼします。では、喫煙者はインプラント治療を受けることができないのでしょうか?

    実際には、喫煙者でもインプラント治療を受けることは可能です。しかし、喫煙者のインプラント治療の成功率は非喫煙者に比べて低いことが研究で示されています。喫煙者はインプラント治療において以下の点に注意する必要があります。

    喫煙者はインプラント治療前後に禁煙することが望ましい

    インプラント治療の成功率を高めるためには、喫煙者はインプラント治療前後に禁煙することが望ましいです。禁煙は、血流や免疫力、唾液の改善により、インプラントの定着や維持に有利に働きます。

    特に、インプラント治療後の初期段階は、オッセオインテグレーションが進行する重要な時期です。この時期に喫煙すると、インプラントの定着を妨げるだけでなく、インプラント周囲の組織にもダメージを与えます。インプラント治療後の喫煙は、インプラント周囲炎や歯周病のリスクを高めます。

    一方、インプラント治療前に禁煙することは、インプラント治療の準備として有効です。インプラント治療前に禁煙することで、血管の収縮や血流の低下を改善し、インプラント治療に適した口内環境を整えることができます。また、インプラント治療前に禁煙することで、インプラント治療後に禁煙することが容易になります。

    禁煙の効果は、禁煙期間によって異なります。一般的には、禁煙期間が長いほど、インプラント治療の成功率が高くなります。しかし、禁煙期間が短くても、禁煙の効果は無視できません。

    研究によると、インプラント治療前に1週間以上禁煙した喫煙者は、インプラント治療前に禁煙しなかった喫煙者に比べて、インプラントの定着率が高かったという報告があります。

    インプラント治療前後に禁煙することは、インプラント治療の成功にとって非常に重要です。しかし、禁煙は簡単なことではありません。禁煙には強い意志と努力が必要です。禁煙に挑戦する際には、以下のようなことを心がけると良いでしょう。

    • 禁煙の理由や目標を明確にする
    • 禁煙のメリットやデメリットを把握する
    • 禁煙の方法や期間を決める
    • 禁煙のサポートやアドバイスを受ける
    • 禁煙の成果や効果を確認する
    • 禁煙の障害や誘惑に対処する
    • 禁煙の失敗や再発に落胆しない

    禁煙は、インプラント治療の成功だけでなく、全身の健康や美容にも良い影響を与えます。インプラント治療を機に、喫煙をやめてみませんか?

    喫煙者はインプラント治療において注意すべき点がある

    インプラント治療を受ける喫煙者は、禁煙することが望ましいと述べましたが、禁煙ができない場合や禁煙が不十分な場合には、インプラント治療において注意すべき点があります。以下に、喫煙者がインプラント治療において注意すべき点を挙げます。

    • 喫煙の頻度や量を減らす
    • インプラント治療の前後には喫煙を控える
    • インプラント周囲の清掃を徹底する
    • 歯科医師との定期的なメンテナンスを欠かさない
    • インプラント周囲の状態や変化に注意する

    喫煙の頻度や量を減らすことは、インプラント治療の成功率を高めるために有効です。喫煙の頻度や量が多いほど、インプラントに及ぼす悪影響が大きくなります。

    喫煙の頻度や量を減らすことで、血流や免疫力、唾液の改善により、インプラントの定着や維持に有利に働きます。

    インプラント治療の前後には喫煙を控えることも重要です。インプラント治療の前に喫煙すると、血管の収縮や血流の低下により、インプラント治療に適した口内環境を整えることができません。

    インプラント治療の後に喫煙すると、インプラントの定着や炎症の回復を妨げることになります。インプラント治療の前後には、できるだけ喫煙を控えるようにしましょう。

    インプラント周囲の清掃を徹底することは、インプラントの寿命を延ばすために必要です。インプラント周囲には、歯垢や歯石が付着しやすく、インプラント周囲炎や歯周病の原因となります。喫煙者は、口内の細菌叢や唾液の変化により、インプラント周囲の清掃が非喫煙者よりも難しくなります。喫煙者は、毎日のブラッシングやフロス、マウスウォッシュなどで、インプラント周囲の清掃を徹底する必要があります。

    歯科医師との定期的なメンテナンスを欠かさないことも大切です。インプラントは、自分の歯と同じようにメンテナンスが必要です。インプラントの表面や周囲の組織の状態をチェックし、必要に応じて調整や修理を行うことで、インプラントの機能や寿命を維持することができます。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科、エールデンタルクリニックでは経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

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  • インプラントの仮歯とは?

    2023年11月18日(土)

    インプラント治療中の仮歯とは何か?

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。インプラント治療は、一般的には以下の3つのステップで行われます。

    1. インプラントの埋入手術:歯科医師が顎の骨に穴を開けて、インプラントを埋め込みます。この時、歯茎を切開して開いた傷口を縫合します。
    2. インプラントの定着期間:インプラントが顎の骨と結合するまでの期間です。この期間は、個人差やインプラントの種類によって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度かかります。
    3. インプラントの上部構造の装着:インプラントに人工の歯を取り付ける工程です。歯科医師が歯茎を切開してインプラントの頭部を露出させ、その上にアバットメントと呼ばれる部品を取り付けます。その後、アバットメントに人工の歯を固定します。

    このように、インプラント治療は長期間にわたって行われるため、治療中には仮歯を入れる必要があります。仮歯とは、インプラント治療が完了するまでの間、一時的に使用する人工の歯のことです。仮歯には、以下のような種類があります。

    • リムーバブル・パーシャル・デンチャー(RPD):金属や樹脂でできたフレームに人工の歯がついたもので、取り外しが可能です。隣接する歯や歯茎にかかる負担が少なく、安価ですが、見た目や噛み心地が悪いというデメリットがあります。
    • フィックスド・パーシャル・デンチャー(FPD):ブリッジとも呼ばれるもので、インプラントの両隣の歯を削って、その上に人工の歯を固定する方法です。見た目や噛み心地が良く、安定していますが、隣接する歯にダメージを与える可能性があります。
    • インプラントサポート型仮歯:インプラントに直接仮歯を取り付ける方法です。インプラントの定着期間が短くなるというメリットがありますが、インプラントに過度な負荷をかけるリスクがあります。また、インプラントの上部構造の装着時には、仮歯を外して新しい人工の歯を取り付ける必要があります。

    以上が、インプラント治療中の仮歯についての説明です。次に、仮歯を入れる理由とメリットについて見ていきましょう。

    仮歯を入れる理由とメリットは何か?

    インプラント治療中に仮歯を入れる理由は、主に以下の3つです。

    • 見た目の改善:歯が欠損していると、笑顔や話し方に影響が出ます。仮歯を入れることで、自然な見た目を保つことができます。また、仮歯はインプラントの上部構造の形や色に合わせて作ることができるので、最終的な仕上がりに近いイメージを持つことができます。
    • 咀嚼機能の維持:歯が欠損していると、食べ物を噛むことが困難になります。仮歯を入れることで、咀嚼機能を維持することができます。また、仮歯はインプラントの上部構造の噛み合わせに合わせて作ることができるので、最終的な噛み心地に近い感覚を得ることができます。
    • 歯列の安定化:歯が欠損していると、隣接する歯や対向する歯が移動したり傾いたりする可能性があります。仮歯を入れることで、歯列の安定化を図ることができます。また、仮歯はインプラントの上部構造の位置に合わせて作ることができるので、最終的な歯列のバランスに近い状態を保つことができます。

    以上が、インプラント治療中に仮歯を入れる理由とメリットについての説明です。次に、仮歯を入れるタイミングと期間について見ていきましょう。

    仮歯を入れるタイミングと期間はどのくらいか?

    インプラント治療中に仮歯を入れるタイミングと期間は、個人差やインプラントの種類、仮歯の種類によって異なります。一般的なケースとしては、以下のようになります。

    • インプラントの埋入手術の前:歯が欠損している場合は、手術の前に仮歯を入れることができます。この場合、仮歯はRPDやFPDなどの取り外し可能なものが多く、手術の際には外してもらいます。仮歯を入れる期間は、手術の日程によって異なりますが、数日から数週間程度です。
    • インプラントの埋入手術の後:歯が欠損していない場合や、手術の前に仮歯を入れなかった場合は、手術の後に仮歯を入れることになります。この場合、仮歯はRPDやFPD、インプラントサポート型仮歯などの様々なものがあります。仮歯を入れる期間は、インプラントの定着期間によって異なりますが、3ヶ月から6ヶ月程度です。
    • インプラントの上部構造の装着の前:インプラントの定着期間が終わったら、インプラントの上部構造の装着の準備をするために、仮歯を外す必要があります。この場合、仮歯はインプラントサポート型仮歯やFPDなどの固定式のものが多く、歯科医師によって外されます。仮歯を外す期間は、インプラントの上部構造の装着の日程によって異なりますが、数日から数週間程度です。

    以上が、インプラント治療中に仮歯を入れるタイミングと期間についての説明です。次に、仮歯を入れている間の注意点について見ていきましょう。

    仮歯を入れている間の注意点は何か?

    インプラント治療中に仮歯を入れている間には、以下のような注意点があります。

    • 仮歯のメンテナンス:仮歯は、本物の歯と同じように、毎日のブラッシングやフロスなどのケアが必要です。仮歯の表面には、食べ物のカスや細菌が付着する可能性があります。これらが溜まると、仮歯の色が変わったり、口臭の原因になったりします。また、仮歯の下にある歯茎やインプラントにも、炎症や感染のリスクがあります。仮歯のメンテナンスは、インプラント治療の成功にも影響するので、念入りに行うようにしましょう。
    • 仮歯の調整:仮歯は、インプラント治療の過程で、何度か調整する必要があります。仮歯の調整は、インプラントの定着状態や歯茎の変化、仮歯の噛み合わせや違和感などに応じて、歯科医師によって行われます。仮歯の調整は、インプラント治療の快適さや安全性にも影響するので、定期的に受診するようにしましょう。
    • 仮歯の使用制限:仮歯は、本物の歯と比べて、強度や耐久性が劣ります。仮歯を入れている間には、以下のようなことを避けるようにしましょう。
      • 硬いものや粘着性の高いものを噛むこと:仮歯が割れたり外れたりする可能性があります。
      • 仮歯の部分に力をかけること:仮歯がずれたり、インプラントに負荷をかけたりする可能性があります。
      • 仮歯を無理に外そうとすること:仮歯が破損したり、インプラントにダメージを与えたりする可能性があります。

    以上が、インプラント治療中に仮歯を入れている間の注意点についての説明です。インプラント治療は、長期間にわたって行われる治療法ですが、仮歯を入れることで、見た目や噛み心地、歯列の安定化などのメリットが得られます。仮歯を入れている間には、仮歯のメンテナンスや調整、使用制限に注意することで、インプラント治療の成功に近づくことができます。

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  • インプラントのオールオン4とは何ですか?

    2023年11月18日(土)

    インプラントのオールオン4とは?一般的なインプラントとの違いやメリットを解説

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。インプラントは自分の歯に近い噛み心地や見た目を実現できるため、多くの人に選ばれています。

    しかし、インプラントにもいくつかの種類があり、その中でもオールオン4という方法が注目されています。オールオン4とは、一般的なインプラントとはどのように違うのでしょうか?また、オールオン4にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

    オールオン4とは、上顎や下顎の歯がすべてない、またはほとんど残っていない場合に有効なインプラント治療法の一つです。オールオン4では、顎の骨に4本のインプラントを埋め込み、その上に12本が一体となった義歯を固定します。つまり、4本のインプラントで片あご全体の歯を支えることができるのです。

    一般的なインプラントでは、失った歯1本に対して1本のインプラントを埋め込みます。そのため、片あごで8~14本ものインプラントを埋め込む必要があります。また、インプラントを埋め込んだ後には、骨とインプラントが結合するまでの期間を待つ必要があります。

    この期間は数ヶ月から半年以上かかることもあります。

    オールオン4は、一般的なインプラントと比べて以下のようなメリットがあります。

    • インプラントの本数が少ないため、手術の時間や費用が抑えられる
    • インプラントを埋め込んだ当日に仮の義歯を装着できるため、治療期間が短い
    • インプラントを斜めに埋め込むことで、顎の骨が少なくても治療が可能
    • 義歯が一体型なので、噛み合わせや見た目が自然で美しい
    • インプラントが顎の骨に刺激を与えることで、骨の吸収や変形を防ぐ

    オールオン4は、歯がすべてない、またはほとんど残っている方におすすめのインプラント治療法です。自分の歯のような噛み心地や見た目を取り戻したい方は、オールオン4について歯科医師に相談してみましょう。

    インプラント オールオン4の治療の流れや費用は?

    オールオン4の治療は、以下のような流れで行われます。

    1. カウンセリングと診査
    2. インプラントの埋入と仮の義歯の装着
    3. 上部構造の製作と装着

    まず、カウンセリングと診査で、オールオン4が適切かどうかを判断します。

    顎の骨の状態や歯の状態、噛み合わせなどを検査し、治療計画を立てます。また、治療の内容や費用、リスクなどについて説明を受けます。

    次に、インプラントの埋入と仮の義歯の装着を行います。顎の骨に4本のインプラントを埋め込むために、歯茎を切開し、ドリルで穴をあけます。

    その後、インプラントをねじ込み、歯茎を縫合します。その上に、仮の義歯を固定します。この時点で、噛むことができるようになります。

    最後に、上部構造の製作と装着を行います。仮の義歯を外し、インプラントと骨がしっかり結合したことを確認します。

    その後、最終的な義歯を作製し、インプラントに固定します。この義歯は、自分の歯に近い素材や色、形などを選ぶことができます。義歯の装着後は、噛み合わせの調整や清掃などを行います。

    オールオン4の治療費は、インプラントの本数や義歯の素材、歯科医院によって異なりますが、一般的には、片あごで約300万円~400程度かかると言われています。

    保険適用外の自費診療ですので、事前に見積もりをもらっておくことが大切です。また、治療後も定期的なメンテナンスや修理などが必要になる場合がありますので、その費用も考慮しておきましょう。

    インプラント オールオン4のデメリットやリスクは?注意点や対処法を知っておこう

    インプラントオールオン4は、通常のインプラント治療と比べて、以下のようなメリットがあります。

    • 体への負担や違和感が少ない
    • 治療期間が短い
    • 歯並びが綺麗に見える
    • 顎の骨への影響も少なく若々しさを保てる

    しかし、インプラントオールオン4には、以下のようなデメリットもあります。

    • 手術が必要となる
    • 健康保険適用外で治療費が高い
    • 残りの歯の抜歯が必要
    • 処置ができる医療機関が限られる
    • 治療後もメンテナンスが必要

    インプラントオールオン4の治療を受けた後は、どのようにケアやメンテナンスをすればいいのでしょうか?インプラントオールオン4の治療後のケアやメンテナンスは、長持ちさせるためのコツを教えます。

    インプラントオールオン4の治療後のケアやメンテナンスは、以下の3つのポイントに注意して行う必要があります。

    • 歯磨きやフロスなどの日常的な口腔衛生
    • 定期的な歯科医院でのメンテナンス
    • 食事や生活習慣の見直し

    まず、歯磨きやフロスなどの日常的な口腔衛生は、インプラントオールオン4の寿命を延ばすために欠かせません。インプラントオールオン4は、天然歯と同じように、歯垢や歯石が付着する可能性があります。歯垢や歯石が溜まると、インプラント周囲炎という病気を引き起こす恐れがあります。

    インプラント周囲炎は、インプラント体と顎の骨の接合部に炎症が起こり、インプラント体が緩んだり抜け落ちたりする原因になります。

    インプラントオールオン4の歯磨きは、普通の歯ブラシや電動歯ブラシで行えますが、インプラント体と義歯の間や義歯の裏側など、歯ブラシでは届きにくい部分もあります。

    そこで、インターデンタルブラシやフロスなどの補助用具を使って、隙間や奥の部分もしっかりと清掃することが大切です。また、歯磨きの際には、インプラント専用の低刺激性の歯磨き粉を使うこともおすすめです。

    次に、定期的な歯科医院でのメンテナンスも、インプラントオールオン4の寿命を延ばすために必要です。

    インプラントオールオン4のメンテナンスは、一般的には3ヶ月から6ヶ月に1回程度行うことが望ましいとされています。歯科医院でのメンテナンスでは、インプラント体や義歯の状態をチェックし、必要に応じて調整や修理を行います。

    また、専用の器具でインプラント体や義歯の表面を磨き、歯垢や歯石を除去します。歯科医院でのメンテナンスは、自宅でのケアだけでは不十分な部分を補うことができます。

    最後に、食事や生活習慣の見直しも、インプラントオールオン4の寿命を延ばすために重要です。インプラントオールオン4は、天然歯に近い噛み心地を提供しますが、それでも天然歯と同じように強く噛めるわけではありません。

    特に硬いものや粘着性の高いものは、インプラント体や義歯に負担をかける可能性があります。そのため、食事の際には、インプラント体や義歯に優しい食材や食べ方を選ぶことが大切です。例えば、以下のような工夫があります。

    • 硬いものは小さく切ってから食べる
    • 粘着性の高いものは水で流しながら食べる
    • 両側の歯でバランスよく噛む
    • 食べ物を口の中で温めてから噛む

    また、喫煙や飲酒などの生活習慣も、インプラントオールオン4の寿命に影響を与えます。喫煙や飲酒は、インプラント体と顎の骨の結合力を低下させたり、インプラント周囲炎のリスクを高めたりすることがあります。そのため、インプラントオールオン4の治療後は、喫煙や飲酒を控えるか、できるだけ減らすことが望ましいです。

    インプラントオールオン4は、上顎や下顎の歯がすべてなくなってしまった場合に、最少4本のインプラント体で全体の義歯を支えることができる治療法です。

    インプラントオールオン4は、通常のインプラント治療と比べて、体への負担や違和感が少ない、治療期間が短い、歯並びが綺麗に見える、顎の骨への影響も少なく若々しさを保てるというメリットがあります。

    しかし、インプラントオールオン4には、手術が必要となる、健康保険適用外で治療費が高い、残りの歯の抜歯が必要、処置ができる医療機関が限られる、治療後もメンテナンスが必要というデメリットもあります。

    インプラントオールオン4の治療を受けた後は、歯磨きやフロスなどの日常的な口腔衛生、定期的な歯科医院でのメンテナンスを行い長期で安定させる必要があります。

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  • インプラントのエクスターナルとは?

    2023年11月18日(土)

    インプラントのエクスターナルとは?インプラントの種類と特徴を解説

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。インプラントは、天然の歯に近い見た目や噛み心地を提供することができるため、欠損歯の補綴法として人気があります。しかし、インプラントにはさまざまな種類や特徴があり、どれが自分に合っているかを知る必要があります。この記事では、インプラントの中でも「エクスターナル」と呼ばれるタイプについて、その定義やメリット、デメリットなどを詳しく解説します。

    インプラントの基本構造

    インプラントは、大きく分けて3つの部分から構成されています。それぞれの部分の役割と名称は以下の通りです。

    • インプラント体(フィクスチャー):人工の歯根の部分で、顎の骨に埋め込まれる。インプラント体の表面には、骨と結合するための凹凸やコーティングが施されている。インプラント体の形状やサイズは、欠損部位や骨の状態によって異なる。
    • アバットメント:インプラント体と人工の歯をつなぐ部分で、インプラント体の上に装着される。アバットメントには、回転防止構造や角度調整機能などがある。アバットメントの形状やサイズは、人工の歯の種類や位置によって異なる。
    • 上部構造:人工の歯の部分で、アバットメントの上に装着される。上部構造には、クラウンやブリッジ、義歯などがある。上部構造の形状や色は、天然の歯に合わせて作製される。

    インプラントの種類

    インプラントには、インプラント体とアバットメントの連結方法によって、大きく2つの種類があります。それぞれの種類の特徴と名称は以下の通りです。

    • エクスターナルコネクション:インプラント体の上部に凸面として形成された回転防止構造に、アバットメントの凹面をかぶせるように連結する方法。インプラント体とアバットメントの間には、スクリューで固定する。エクスターナルコネクションは、インプラントの歴史の中で最初に開発された方法で、多くのインプラントシステムがこのタイプを採用している。
    • インターナルコネクション:インプラント体の内部に凹面として形成された回転防止構造に、アバットメントの凸面を嵌め込むように連結する方法。インプラント体とアバットメントの間には、スクリューで固定する。インターナルコネクションは、エクスターナルコネクションの欠点を改善するために開発された方法で、最近ではエクスターナルコネクションよりもシェアが多い。

    エクスターナルコネクションの特徴

    • インプラント体とアバットメントの連結部分が歯肉の上に露出するため、歯肉の形状に合わせてアバットメントの高さや角度を調整できる。
    • インプラント体とアバットメントの連結部分が歯肉の上に露出するため、歯肉の炎症や感染のリスクが高まる。
    • インプラント体とアバットメントの連結部分にはスクリューで固定するため、スクリューの緩みや破損が起こりやすい。
    • インプラント体とアバットメントの連結部分には隙間が生じるため、そこに細菌や食べカスが入り込みやすい。
    • インプラント体とアバットメントの連結部分には隙間が生じるため、そこから骨が吸収されやすい。

    インプラントのエクスターナルのメリットとデメリットを比較

    インプラントのエクスターナルのメリットとデメリットを比較すると、以下のようになります。

    メリット

    • アバットメントの高さや角度を自由に調整できるため、歯肉の形状や咬合の状態に合わせて最適な上部構造を作製できる。
    • アバットメントの交換や修理が容易であるため、インプラントの上部構造の変更や更新がしやすい。
    • インプラント体の直径が小さくても、アバットメントの直径を大きくできるため、上部構造の強度や安定性を高められる。
    • インプラント体の形状がシンプルであるため、製造コストが低く、多くのメーカーが互換性のある製品を提供している。

    デメリット

    • 歯肉の炎症や感染のリスクが高いため、歯肉の健康状態や衛生管理に注意が必要である。
    • スクリューの緩みや破損が起こりやすいため、定期的なメンテナンスやチェックが必要である。
    • インプラント体とアバットメントの連結部分に隙間が生じるため、細菌や食べカスが入り込みやすく、口臭や歯周病の原因になりやすい。
    • インプラント体とアバットメントの連結部分に隙間が生じるため、骨が吸収されやすく、インプラントの寿命が短くなりやすい。

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  • インプラントの埋め込みについて

    2023年11月17日(金)

    インプラント埋め込みのメリットとデメリット

    インプラントとは、失った歯の機能を回復させるために、顎の骨にネジを埋め込んで歯を固定する治療法です。入れ歯やブリッジと比較して、インプラントには以下のようなメリットがあります。

    • 天然歯と同じように噛める
    • 隣の歯を削る必要がない
    • 骨の吸収を防ぐ
    • 審美性が高い
    • 長持ちする

    一方で、インプラントには以下のようなデメリットもあります。

    • 手術が必要である
    • 費用が高い
    • 治療期間が長い
    • トラブルや感染のリスクがある
    • メンテナンスが必要である

    インプラント治療を受けるかどうかは、患者さんの歯の状態や希望、費用や時間などの条件によって異なります。インプラント治療のメリットとデメリットをよく理解した上で、歯科医師と相談して決めましょう。

    インプラント埋め込みの手術の流れと回復期間

    インプラント埋め込みの手術は、一般的には以下のような流れで行われます。

    1. 歯科医師とカウンセリングを行い、インプラント治療の計画を立てる
    2. 口腔内や顎の骨の状態を検査し、インプラントの種類や位置を決める
    3. 麻酔をかけて、顎の骨に穴を開けてインプラント体(人工歯根)を埋め込む
    4. インプラント体と骨が結合するまでの間、仮の歯を装着する
    5. 骨との結合が確認されたら、インプラント体にアバットメント(接続部)を取り付ける
    6. アバットメントに上部構造(人工歯)を固定する

    インプラント埋め込みの手術は、一度にすべての工程を行うワンデイインプラントと、数回に分けて行うステップインプラントがあります。ワンデイインプラントは、手術時間が短く、すぐに人工歯を装着できるというメリットがありますが、骨の量や質が十分でない場合や、感染や炎症が起こりやすい場合は適応できません。

    ステップインプラントは、手術時間が長く、治療期間も長いというデメリットがありますが、骨との結合がしっかりと確認できるため、安定性や成功率が高いと言われています。

    インプラント埋め込みの手術後は、歯茎や顎の骨に痛みや腫れが生じることがあります。これは、手術による正常な反応であり、通常は数日から数週間で治まります。

    しかし、痛みや腫れがひどい場合や、長期間続く場合は、感染や炎症の可能性がありますので、すぐに歯科医師に相談してください。また、インプラントの周囲に食べ物が詰まったり、歯垢が溜まったりすると、インプラント周囲炎という病気になることがあります。

    インプラント周囲炎は、インプラントの寿命を縮めたり、失敗の原因になったりすることがありますので、注意が必要です。

    インプラント埋め込みの手術後の回復期間は、個人差やインプラントの種類や数によって異なりますが、一般的には以下のような目安があります。

    • インプラント体の埋入からアバットメントの取り付けまで:3ヶ月〜6ヶ月
    • アバットメントの取り付けから上部構造の固定まで:2週間〜4週間

    インプラント埋め込みの手術は、比較的安全な治療法ですが、完全に無リスクというわけではありません。手術中や手術後に、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

    • 出血や痛み
    • 腫れや炎症
    • 感染や発熱
    • 神経障害や麻痺
    • インプラントの緩みや抜け
    • インプラント周囲炎や骨吸収

    これらのトラブルを防ぐためには、手術前に歯科医師と十分に相談し、自分の健康状態やアレルギーなどを伝えることが大切です。また、手術後には歯科医師の指示に従って、適切なケアやメンテナンスを行うことが必要です。

    インプラント埋め込みの費用と保険の適用

    インプラント埋め込みの費用は、歯科医院やインプラントの種類、治療箇所や本数、追加治療の有無などによって異なりますが、一般的には1本あたり20万円から40万円程度かかります。

    インプラント埋め込みには、以下のような費用が含まれます。

    • 検査・診断料:1.5万円~5万円
    • インプラントの手術代:15万円~35万円
    • 上部構造手術費:5万円~20万円

    インプラント埋め込みの費用は、基本的に健康保険が適用されません。しかし、以下のような場合は、保険適用の対象となることがあります。

    • 病気や第三者行為の事故によって、顎の骨が広範囲に渡って欠損した
    • 生まれつきの1/3以上の顎の骨の欠損や形成不全がみられると診断された
    • さらに条件が整った施設での治療が必須

    保険適用の場合は、医療費の3割を自己負担することになります。

    また、高額療養費制度を利用することで、自己負担額をさらに抑えることができます。詳しくは、治療された医療機関や最寄りの税務署にお問い合わせください。

    保険適用外の場合でも、医療費控除の申請を行うことで、支払った治療費の一部が還付金として戻ってくる可能性があります。医療費控除を受けるためには、翌年の確定申告期間に最寄りの税務署に確定申告書や領収書などを提出する必要があります。

    詳しくは、治療された歯科医院や最寄りの税務署にお問い合わせください。

    インプラント埋め込みの成功率とリスク

    インプラント埋め込みの成功率は、上顎で92~94%、下顎で95~98%と高い水準です。また、手術後10年以上での成功率は96%、5年以上で98%以上という数字もあります。インプラント埋め込みの成功率は、歯科医院の技術や設備、使用するインプラントのメーカー、患者さんのお口や全身の状態、ケアの方法などさまざまな条件によって左右されるため、歯科医院や治療箇所によって異なります。単純に比較しないように注意しましょう。

    インプラント埋め込みには、以下のようなリスクもあります。

    • インプラントが骨と結合しない(オッセオインテグレーションが失敗する)
    • インプラント周囲炎(インプラントの周りに炎症が起こる)
    • インプラントの破損や脱落
    • 神経損傷や感覚障害
    • 出血や感染
    • 上顎洞の穿孔(上顎の骨の中にある空洞に穴が開く)

    インプラント埋め込みのリスクを減らすためには、以下のようなことが重要です。

    • 歯科医院や歯科医師の選び方に注意する(インプラント治療の経験や実績、設備や技術、アフターケアなどを確認する)
    • 治療前に十分な検査や診断を受ける(骨の量や質、全身の健康状態、アレルギーなどをチェックする)
    • 治療後に定期的なメインテナンスを受ける(インプラントや周囲の歯や歯茎の状態をチェックし、清掃や調整を行う)
    • 自己管理を徹底する(インプラントや周囲の歯や歯茎の清潔さを保ち、喫煙や飲酒を控える)

    インプラント埋め込みは、高度な技術と知識を要する治療です。インプラント治療を受ける前には、費用や保険の適用、成功率やリスクなどを十分に理解し、納得できる治療法を選択しましょう。インプラント治療に関するご相談やご質問は、お気軽に当院までお問い合わせください。

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