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インプラント オールオン4 無料相談・カウンセリング 練馬区大泉学園

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  • インプラントと喫煙の関係は?

    2023年11月21日(火)

    インプラントと喫煙について

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。インプラント治療は、以下のようなメリットがあります。

    • 自分の歯と同じように噛める
    • 隣の歯や対向歯に負担をかけない
    • 自然な見た目になる
    • 口臭や歯周病の予防になる

    しかし、インプラント治療には以下のようなデメリットもあります。

    • 手術が必要であり、術後の経過や感染のリスクがある
    • 治療期間が長く、費用が高い
    • インプラントの寿命は限られており、定期的なメンテナンスが必要である
    • 喫煙や糖尿病などの全身状態や口内環境によっては、インプラントの定着や維持が困難になる

    インプラント治療は、歯科医師とよく相談し、自分に合った方法を選択することが重要です。特に、喫煙者はインプラント治療において注意が必要です。なぜなら、喫煙がインプラントに及ぼす悪影響は大きいからです。

    喫煙がインプラントに及ぼす悪影響とは?

    喫煙は、インプラント治療の成功率を低下させる要因の一つです。喫煙がインプラントに及ぼす悪影響には、以下のようなものがあります。

    喫煙による血流低下がインプラントの定着を妨げる

    インプラント治療では、人工の歯根と顎の骨がしっかりと結合することが重要です。これをオッセオインテグレーションと呼びます。オッセオインテグレーションには、血液の流れが不可欠です。血液は、骨に栄養や酸素を運び、骨の新生や修復を促します。

    しかし、喫煙は血管を収縮させ、血流を低下させます。これにより、インプラント周囲の骨に十分な血液が届かず、オッセオインテグレーションが妨げられます。インプラントが骨に定着しないと、インプラントのぐらつきや脱落の危険が高まります。

    喫煙による免疫力低下がインプラント周囲炎や歯周病を引き起こす

    インプラント治療では、インプラント周囲の組織の健康を保つことも重要です。インプラント周囲の組織に炎症が起こると、インプラント周囲炎や歯周病を引き起こし、インプラントの寿命を縮める可能性があります。

    喫煙は、免疫力を低下させ、炎症の回復を遅らせます。また、喫煙は口内の細菌叢(フローラ)のバランスを崩し、歯周病の原因となる細菌の増殖を促進します。これらのことから、喫煙はインプラント周囲炎や歯周病の発症や悪化につながります。

    喫煙による唾液減少が口内環境を悪化させる

    インプラント治療では、口内環境の清潔さを保つことも重要です。口内環境が悪化すると、インプラントの表面に汚れや歯垢が付着し、インプラントの劣化や炎症の原因となります。

    唾液は、口内環境を清潔に保つ役割を果たします。唾液は、口内の細菌や食べかすを洗い流し、口内のpHを中性に保ち、歯やインプラントの表面を保護します。

    しかし、喫煙は唾液の分泌を抑制し、唾液の量や質を低下させます。これにより、口内環境が乾燥し、酸性化し、細菌の増殖や歯垢の付着を促進します。喫煙による唾液減少は、インプラントの機能や寿命に悪影響を及ぼします。

    喫煙者でもインプラント治療はできるのか?

    以上のように、喫煙はインプラント治療において様々な悪影響を及ぼします。では、喫煙者はインプラント治療を受けることができないのでしょうか?

    実際には、喫煙者でもインプラント治療を受けることは可能です。しかし、喫煙者のインプラント治療の成功率は非喫煙者に比べて低いことが研究で示されています。喫煙者はインプラント治療において以下の点に注意する必要があります。

    喫煙者はインプラント治療前後に禁煙することが望ましい

    インプラント治療の成功率を高めるためには、喫煙者はインプラント治療前後に禁煙することが望ましいです。禁煙は、血流や免疫力、唾液の改善により、インプラントの定着や維持に有利に働きます。

    特に、インプラント治療後の初期段階は、オッセオインテグレーションが進行する重要な時期です。この時期に喫煙すると、インプラントの定着を妨げるだけでなく、インプラント周囲の組織にもダメージを与えます。インプラント治療後の喫煙は、インプラント周囲炎や歯周病のリスクを高めます。

    一方、インプラント治療前に禁煙することは、インプラント治療の準備として有効です。インプラント治療前に禁煙することで、血管の収縮や血流の低下を改善し、インプラント治療に適した口内環境を整えることができます。また、インプラント治療前に禁煙することで、インプラント治療後に禁煙することが容易になります。

    禁煙の効果は、禁煙期間によって異なります。一般的には、禁煙期間が長いほど、インプラント治療の成功率が高くなります。しかし、禁煙期間が短くても、禁煙の効果は無視できません。

    研究によると、インプラント治療前に1週間以上禁煙した喫煙者は、インプラント治療前に禁煙しなかった喫煙者に比べて、インプラントの定着率が高かったという報告があります。

    インプラント治療前後に禁煙することは、インプラント治療の成功にとって非常に重要です。しかし、禁煙は簡単なことではありません。禁煙には強い意志と努力が必要です。禁煙に挑戦する際には、以下のようなことを心がけると良いでしょう。

    • 禁煙の理由や目標を明確にする
    • 禁煙のメリットやデメリットを把握する
    • 禁煙の方法や期間を決める
    • 禁煙のサポートやアドバイスを受ける
    • 禁煙の成果や効果を確認する
    • 禁煙の障害や誘惑に対処する
    • 禁煙の失敗や再発に落胆しない

    禁煙は、インプラント治療の成功だけでなく、全身の健康や美容にも良い影響を与えます。インプラント治療を機に、喫煙をやめてみませんか?

    喫煙者はインプラント治療において注意すべき点がある

    インプラント治療を受ける喫煙者は、禁煙することが望ましいと述べましたが、禁煙ができない場合や禁煙が不十分な場合には、インプラント治療において注意すべき点があります。以下に、喫煙者がインプラント治療において注意すべき点を挙げます。

    • 喫煙の頻度や量を減らす
    • インプラント治療の前後には喫煙を控える
    • インプラント周囲の清掃を徹底する
    • 歯科医師との定期的なメンテナンスを欠かさない
    • インプラント周囲の状態や変化に注意する

    喫煙の頻度や量を減らすことは、インプラント治療の成功率を高めるために有効です。喫煙の頻度や量が多いほど、インプラントに及ぼす悪影響が大きくなります。

    喫煙の頻度や量を減らすことで、血流や免疫力、唾液の改善により、インプラントの定着や維持に有利に働きます。

    インプラント治療の前後には喫煙を控えることも重要です。インプラント治療の前に喫煙すると、血管の収縮や血流の低下により、インプラント治療に適した口内環境を整えることができません。

    インプラント治療の後に喫煙すると、インプラントの定着や炎症の回復を妨げることになります。インプラント治療の前後には、できるだけ喫煙を控えるようにしましょう。

    インプラント周囲の清掃を徹底することは、インプラントの寿命を延ばすために必要です。インプラント周囲には、歯垢や歯石が付着しやすく、インプラント周囲炎や歯周病の原因となります。喫煙者は、口内の細菌叢や唾液の変化により、インプラント周囲の清掃が非喫煙者よりも難しくなります。喫煙者は、毎日のブラッシングやフロス、マウスウォッシュなどで、インプラント周囲の清掃を徹底する必要があります。

    歯科医師との定期的なメンテナンスを欠かさないことも大切です。インプラントは、自分の歯と同じようにメンテナンスが必要です。インプラントの表面や周囲の組織の状態をチェックし、必要に応じて調整や修理を行うことで、インプラントの機能や寿命を維持することができます。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科、エールデンタルクリニックでは経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

    ご希望の方は、

    implant.muryosodan@gmail.com

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