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大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院 大泉学園駅の歯科・歯医者|にじいろマイクロスコープセラミック歯科医院

  • [スタッフブログ, 治療について, 知識, 衛生士ブログ]

    詰め物・被せ物について

    2024年4月2日(火)

    早くも4月が始まり、一気に春の陽気を感じる季節になりましたね🌸

    春の訪れと共に歯科治療の選択肢を知ることで、新しい季節を健やかにスタートしましょう。

     

    そんな今回は、詰め物と被せ物についてご紹介します。

    詰め物は、小さなむし歯を削り、穴が開いた場所を補うために行います。

    これは歯科用語で「インレー」と呼びます。 被せ物はむし歯の進行が大きく、歯の神経を取る処置を行ったり、むし歯で失った部分が 大きい場合に行います。

    歯科用語では「クラウン」と呼びます。

     

    ◎詰め物・被せ物の種類と特徴 詰め物・被せ物の種類は、主に金属・プラスチック・セラミックに分けられます。

    それぞれにメリットやデメリットがありますので、ご自身の希望や予算に合わせて選ぶことが大切です。 

     

    ◎保険と自費の「被せ物」の違い保険治療の被せ物は、すべて金属でできたものか、CAD/CAM冠というプラスチック製のものになります。(前歯の場合は金属の前面にプラスチックを貼り付けたものもあります。)

    プラスチックは経年劣化によって周囲の水分を吸収して変色を起こしたり、それによって 脆くなったりする場合があります。

    金属も経年劣化があります。

    経年劣化によって起こるプラスチックの変色は白くすることはできず、唯一の改善方法としては被せ物の作り直しとなってしまいます。

     

    一方、自費の被せ物は様々な種類がありますが、いずれも吸水や経年劣化を起こししにくく、セラミックの場合は見た目も透明感があり天然の歯と見分けがつきにくいものとなります。

    被せ物を作り直す際には歯を再度削らなくてはなりません。

    将来的にご自身の歯を長期に 渡り守るためには自費治療での被せ物がおすすめと言えます。

     

    以下に当院で扱っている主な材料の特性を挙げますので、ご参考にしてくださいね。

     

    ●自費セラミック e–max

    ・透明感のある自然な質感

    ・金属アレルギーにならない

    ・硬すぎないため、自分の歯を傷めにくい

    ・歯と強く接着するため、むし歯になりにくい

     

    ●自費セラミック ジルコニア

    ・天然歯に限りなく近い質感

    ・金属アレルギーにならない

    ・強度と耐久性が高い

    ・歯と強く接着するため、むし歯になりにくい 

     

    ◎セラミックの治療はむし歯が再発しにくい詰め物や被せ物の治療をした後は、隙間から菌が侵入して再度むし歯になるリスクがあります。

    セラミックは接着剤(レジンセメント)を介して化学的に歯と強く接着するため、そのリスクが少ない点もメリットです。

    細菌が入り込みにくいので他の材料に比べてむし歯の再発リスクが低くなります。

    変色もしにくく汚れが付きにくいため、お口の中を清潔に保ちやすいです。

     

    ●自費金属 ゴールド(18金)

    ・75%が金の金合金、ゴールド色

    ・金属アレルギーになりにくい

    ・歯に負担が少なく耐久性に優れているため奥歯におすすめ

    ・適合精度が良いため2次むし歯になる可能性が低い

     

    ●保険プラスチック CAD/CAM

    ・白色なので銀歯よりも目立ちにくい

    ・金属アレルギーにならない

    ・強い力がかかると割れたり外れることがある

    ・細菌が付着しやすいため2次むし歯のリスクがある  

     

    ●保険金属 金銀パラジウム合金

    ・金、パラジウム、銅などを含む銀合金、シルバー色

    ・金属成分が溶け出すため金属アレルギーになる可能性がある

    ・金属なので割れにくい

    ・経年劣化で変形して2次むし歯になる可能性がある

     

    どちらの詰め物・被せ物にもメリット・デメリットがあり、最適な治療法は患者さんそれぞれのご希望によっても異なってきます。

    お悩みの方はお気軽に当院までご相談ください。

    丁寧にカウンセリングをした上で、患者さんに合う治療法をご提案いたします。

     

    にじいろマイクロスコープ・セラミック歯科医院

    ご予約はこちらから♪

  • [インプラント]

    インプラントを奥歯に1本入れた場合の費用は??

    2024年4月1日(月)

    インプラントを奥歯に1本入れた場合の費用は??

    結論から言いますと、奥歯1本のインプラント治療には、一般的に35〜70万円程度の費用がかかると言えます。

     

    歯を失ってしまった場合、インプラント治療は有効な選択肢の一つです。特に奥歯を失った場合、噛む力が低下し、他の歯に負担がかかることで歯並びが悪くなったり、顎の骨が徐々に溶けていったりと、様々な問題が生じる可能性があります。そこで、インプラント治療によって失った歯を補綴することが推奨されています。

     

    ただし、インプラント治療には一定の費用がかかります。そこで本記事では、奥歯1本のインプラント治療にかかる費用について詳しく解説します。インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。 

     

    インプラント治療の流れと各段階の費用

    インプラント治療は、大きく分けて以下の3つの段階で行われます。

     

    1. 診査・診断

    2. 手術

    3. 上部構造(かぶせ物)の装着

    それぞれの段階で必要な費用が異なります。以下、各段階の概要と費用相場を見ていきましょう。

     

    1. 診査・診断

    インプラント治療を始める前に、まず歯科医師による診査・診断が行われます。具体的には、口腔内の状態を確認するための視診や、レントゲン撮影によって顎の骨の状態を確認します。また、CT撮影によって骨の厚みや神経の位置なども詳しく調べます。

    これらの診査・診断にかかる費用は、一般的に1〜2万円程度です。ただし、歯科医院によって差があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

     

    2. 手術

    手術は、大きく分けて2回行われます。1回目は、顎の骨に穴を開けてインプラント体(人工歯根)を埋入する手術です。2回目は、インプラント体と上部構造をつなぐためのアバットメントを取り付ける手術です。2回の手術の間は3〜6ヶ月ほど間隔が空きます。

    手術にかかる費用は、インプラント体の材質や種類によって異なりますが、1本あたり25〜50万円程度が相場です。ただし、難易度が高い場合や、骨の量が足りずに骨移植が必要な場合は、さらに費用がかかります。

     

    3. 上部構造(かぶせ物)の装着

    手術が終了し、インプラント体が顎の骨としっかりと結合した後、最後に上部構造(かぶせ物)を装着します。上部構造は、天然歯に似せた見た目になるようにセラミックやジルコニアなどの材質で作られます。

    上部構造の費用は、使用する材質によって異なりますが、1本あたり10〜20万円程度が相場です。

     

    奥歯1本のインプラント治療の総費用

    以上の各段階の費用を合計すると、奥歯1本のインプラント治療には、一般的に35〜70万円程度の費用がかかると言えます。ただし、これはあくまでも目安であり、歯科医院や症状によって大きく異なる可能性があります。

     

    自由診療とは

    インプラント治療は、現在のところ保険適用外の自由診療となっています。そのため、治療費は全額自己負担となり、健康保険は適用されません。それぞれの歯科医院によって費用が異なるため、事前に相談して確認しておくことが大切です。

     

    治療費用を抑える方法

    インプラント治療は高額な治療になるため、できるだけ費用を抑えたいと考える人も多いでしょう。そこで、インプラント治療の費用を少しでも抑える方法をいくつか紹介します。

     

    ・医療費控除を活用する

    インプラント治療の費用は、医療費控除の対象になります。1年間の医療費が10万円を超えた場合、確定申告をすることで所得税が還付されます。詳しくは、税務署や歯科医院に相談してみましょう。

     

    ・デンタルローンを利用する

    高額な治療費を一括で支払うのが難しい場合は、デンタルローンを利用するのも一つの方法です。歯科医院によっては、提携しているローン会社があるので、相談してみると良いでしょう。ただし、金利がかかることに注意が必要です。

     

    ・医療費助成制度を利用する

    自治体によっては、医療費助成制度を設けている場合があります。例えば、東京都では、一定の要件を満たした場合、インプラント治療の費用の一部を助成する制度があります。詳しくは、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

     

    まとめ

    インプラントを奥歯に1本入れた場合の費用は、一般的に35〜70万円程度となります。ただし、これはあくまでも目安であり、歯科医院や症状によって大きく異なる可能性があります。

    インプラント治療は高額な治療になるため、医療費控除やデンタルローン、医療費助成制度などを活用することで、少しでも費用を抑えることができます。

    歯を失ってしまった場合、放置するとさまざまな問題が生じる可能性があります。インプラント治療は、失った歯を補綴することで、健康的な口腔環境を取り戻すことができる有効な治療法です。費用面での不安があるかもしれませんが、自分の口腔の健康を守るために、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。


    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • [インプラント]

    インプラントを奥歯に3本入れた場合の費用は?

    2024年3月30日(土)

    インプラントを奥歯に3本入れた場合の費用は?

    歯を失ってしまった場合、インプラント治療は有効な選択肢の一つです。特に奥歯は噛む力が強くかかる部位であるため、インプラントによる機能回復が望ましいとされています。しかし、インプラント治療にはある程度の費用がかかるため、治療を検討する際には費用面も重要なポイントになってきます。そこで今回は、奥歯に3本のインプラントを入れた場合の費用について詳しく解説していきます。

     

    インプラント治療の基本的な流れと費用

    インプラント治療は、大きく分けて「手術」と「上部構造(かぶせ物)の装着」の2つの段階に分かれます。まず、手術では歯茎を切開し、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋入します。手術後は骨と人工歯根が結合するのを待ち、その後に上部構造を装着して治療が完了となります。

     

    手術の費用は、1本あたり20万円から50万円程度が目安とされています。これには、人工歯根の材料費、麻酔代、手術室使用料などが含まれます。上部構造の費用は、使用する材質によって異なりますが、1本あたり15万円から30万円程度が一般的です。

     

    したがって、インプラント治療の総費用は、1本あたり35万円から80万円程度となります。奥歯に3本のインプラントを入れる場合は、それぞれの費用を合計する必要があります。つまり、3本で105万円から240万円程度の費用が必要になるということです。

     

    インプラント治療の費用を左右する要因

    インプラント治療の費用は、治療を行う歯科医院や地域によっても異なります。都市部の歯科医院では、地方と比べて費用が高くなる傾向にあります。また、歯科医師の経験や技術力、使用する材料の質なども費用に影響します。

    複雑なケースでは、通常よりも費用が高くなることがあります。例えば、骨の量が不足していて骨移植が必要な場合や、精密な手術が要求されるケースでは、追加の費用が発生します。逆に、比較的簡単なケースでは、費用を抑えられる可能性もあります。

     

    保険適用外の自由診療

    インプラント治療は、原則として保険適用外の自由診療となります。そのため、費用は全額自己負担になります。ただし、一部の医療機関では独自の割引制度を設けていたり、医療ローンを利用できたりするところもあります。事前に医療機関に確認しておくと良いでしょう。

    また、治療費が高額になる場合は、医療費控除の対象となる可能性があります。医療費控除を受けられれば、所得税や住民税の負担を減らすことができます。医療費控除を受けるためには、「医療費控除の明細書」を確定申告時に提出する必要があります。詳しくは、税務署や税理士に相談するのが良いでしょう。

     

    他の治療法との比較

    インプラント治療以外にも、ブリッジや入れ歯といった治療法があります。これらの治療法は、インプラントと比べると費用を抑えられるメリットがあります。

    ブリッジは、両隣の歯を削ってかぶせ物を装着する治療法です。1箇所あたり30万円から50万円程度の費用が目安となります。ただし、健康な歯を削る必要があるため、将来的に歯が弱くなるデメリットがあります。

     

    入れ歯は、取り外し可能な義歯を装着する治療法です。総入れ歯の場合は30万円から50万円程度、部分入れ歯の場合は10万円から30万円程度の費用が目安となります。入れ歯は低価格ですが、違和感が大きく、噛む力も弱いというデメリットがあります。

    これらの治療法と比較すると、インプラント治療は費用が高くなりますが、見た目や噛む力など、機能面での満足度が高いという特徴があります。費用と治療効果のバランスを考えて、適切な治療法を選ぶ必要があるでしょう。

     

    奥歯に3本のインプラントを入れた場合の費用まとめ

    奥歯に3本のインプラントを入れた場合の費用は、105万円から240万円程度が目安となります。ただし、歯科医院や地域、治療の難易度などによって、費用は変動します。

    インプラント治療は保険適用外の自由診療のため、費用は全額自己負担となります。ただし、医療費控除の対象となる可能性があるため、税務署や税理士に相談してみると良いでしょう。

    他の治療法と比べると、インプラント治療は費用が高くなりますが、機能面での満足度が高いというメリットがあります。費用と治療効果のバランスを考えて、治療法を選択することが大切です。

    以上が、「インプラントを奥歯に3本入れた場合の費用は?」についての詳しい解説となります。インプラント治療を検討している方の参考になれば幸いです。歯科医院に相談して、自分に合った治療法を選択しましょう。


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  • [インプラント]

    インプラントの2本で奥歯にブリッジはできますか?

    2024年3月29日(金)

    インプラントの2本で奥歯にブリッジはできますか?

    奥歯の欠損を補うためにインプラントを用いたブリッジ治療は、現代の歯科医療において広く行われている方法の一つです。インプラントブリッジは、従来の入れ歯や部分入れ歯と比較して、より自然な感覚で噛むことができ、長期的な耐久性にも優れています。しかし、インプラントブリッジが適切な治療法であるかどうかは、患者様の口腔内の状態や欠損の程度、ご予算などによって異なります。

     

    インプラントブリッジとは、失った歯の両側にインプラントを埋入し、その上に人工の歯(ブリッジ)を装着する治療法です。一般的に、インプラントブリッジは3本以上のインプラントを用いて作製されますが、条件によっては2本のインプラントでも可能な場合があります。2本のインプラントでブリッジを作製する場合、以下のような条件が必要とされます。

     

    ✓欠損部の骨量が十分にあること

    ✓欠損部の隣接する歯が健康で、支台歯として使用できること

    ✓対合歯(上下の噛み合わせ)が安定していること

    ✓患者様の咬合力が強すぎないこと

    これらの条件を満たしていれば、2本のインプラントでブリッジを作製することが可能です。ただし、2本のインプラントでは、3本以上の場合と比べて、インプラントへの負担が大きくなるため、長期的な予後について慎重に検討する必要があります。

     

    インプラント2本の奥歯ブリッジの治療期間

    インプラントブリッジの治療期間は、おおよそ3〜6ヶ月程度です。まず、インプラントを埋入するための手術を行い、その後、骨とインプラントが結合するのを待ちます(オッセオインテグレーション)。この期間は通常3〜6ヶ月ほどかかります。オッセオインテグレーションが完了したら、インプラントの上部構造(アバットメント)を装着し、最終的にブリッジを装着します。

     

    インプラント2本の奥歯ブリッジの費用

    インプラントブリッジの費用は、使用するインプラントの本数や種類、上部構造の材質、治療の難易度などによって異なります。一般的に、1本のインプラントの費用は30万円〜50万円程度、ブリッジの費用は1本あたり10万円〜20万円程度です。したがって、2本のインプラントでブリッジを作製する場合、総費用は80万円〜140万円程度となります。ただし、これはあくまでも目安であり、実際の費用は診療内容によって異なります。

     

    また、インプラントブリッジの治療費用は、保険適用外の自由診療となるため、全額自己負担となります。費用が高額になることから、事前に治療計画と費用について十分に説明を受け、理解しておくことが重要です。

     

    インプラントブリッジのメリット

    インプラントブリッジのメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

    ①自然な見た目と機能性:インプラントブリッジは、天然の歯に近い見た目と機能性を備えています。

    ②長期的な耐久性:適切なメンテナンスを行えば、インプラントブリッジは長期的に使用することができます。

    ③隣接する歯への影響が少ない:従来のブリッジとは異なり、隣接する歯を削る必要がありません。

     

    インプラントブリッジのデメリット

    一方で、インプラントブリッジのデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

    ①高額な治療費用:インプラントブリッジは保険適用外の自由診療であり、費用が高額になります。

    ②手術が必要:インプラントを埋入するための手術が必要であり、手術に伴うリスクがあります。

    ③治療期間が長い:オッセオインテグレーションのために、治療期間が長くなります。

     

    インプラントブリッジは、奥歯の欠損に対する有効な治療法の一つですが、その適用については患者様の口腔内の状態や欠損の程度、ご予算などを考慮して、慎重に検討する必要があります。2本のインプラントでブリッジを作製することは可能ですが、長期的な予後については十分に検討する必要があります。

    インプラントブリッジの治療をお考えの方は、まずは歯科医師による診査・診断を受け、治療計画と費用について十分に説明を受けることをおすすめします。歯科医師との相談を通じて、ご自身に最適な治療法を選択していただければと思います。


    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • [インプラント]

    インプラントの撤去は難しい手術ですか?

    2024年3月28日(木)

    インプラントの撤去は難しい手術ですか?

    インプラントは、失った歯の機能を回復するための優れた治療法ですが、何らかの理由で撤去が必要になる場合があります。インプラントの撤去は、専門的な技術と知識を必要とする繊細な手術です。この記事では、インプラントの撤去が必要になる理由、手術の難易度、および撤去後の治療オプションについて詳しく説明します。

     

    1. インプラントの撤去が必要になる理由

    インプラントの撤去が必要になる主な理由は以下の通りです。

     

    a. インプラント周囲炎:インプラント周囲の感染や炎症が制御できない場合、撤去が必要になることがあります。

    b. インプラントの動揺:インプラントが骨と十分に結合していない場合、動揺が生じ、撤去が必要になる可能性があります。

    c. 神経や血管の損傷:インプラントが神経や血管を圧迫している場合、痛みや感覚異常を引き起こすことがあり、撤去が必要になることがあります。

    d. 審美的な問題:インプラントの位置や角度が不適切な場合、審美的な問題が生じ、撤去が検討されることがあります。

    e. アレルギー反応:まれに、インプラントの材料に対するアレルギー反応が生じ、撤去が必要になる場合があります。

     

    2. インプラント撤去手術の難易度

    インプラント撤去手術の難易度は、以下の要因によって異なります。

     

    a. インプラントの種類:ネジ型インプラントの撤去は比較的容易ですが、円筒型インプラントの撤去はより複雑になる可能性があります。

    b. 骨との結合の程度:インプラントが骨とよく結合している場合、撤去はより難しくなります。

    c. インプラントの位置:上顎臼歯部のインプラントは、下顎前歯部のインプラントよりも撤去が難しい傾向があります。

    d. 術者の経験と技術:インプラント撤去手術には専門的な技術が必要であり、経験豊富な歯科医師が行うことが重要です。

     

    インプラント撤去手術では、局所麻酔が使用されます。手術では、インプラント周囲の骨を慎重に除去し、インプラントを取り外します。場合によっては、骨移植が必要になることもあります。手術後は、痛みや腫れが生じることがありますが、適切な処置と管理により、通常は数日から数週間で回復します。

     

    3. インプラント撤去後の治療オプション

    インプラント撤去後の治療オプションは、撤去の理由や患者の状態によって異なります。

     

    a. 再インプラント:感染が制御され、十分な骨量がある場合、新しいインプラントを埋入することができます。

    b. 従来の補綴治療:ブリッジや部分入れ歯など、従来の補綴治療を検討することができます。

    c. 骨造成:インプラント撤去により骨が大きく欠損した場合、骨造成が必要になることがあります。

    d. 無処置:インプラントを撤去したまま放置することも可能ですが、隣在歯の傾斜や反対側の歯の挺出などの問題が生じる可能性があります。

     

    インプラント撤去後の治療オプションは、患者の希望や口腔内の状態を考慮して、歯科医師と相談の上、決定することが重要です。

    まとめ

    インプラントの撤去は、専門的な技術を必要とする繊細な手術ですが、適切な理由がある場合は必要な処置です。撤去手術の難易度は、インプラントの種類、骨との結合の程度、位置、術者の経験によって異なります。撤去後の治療オプションは、再インプラント、従来の補綴治療、骨造成などがあり、患者の状態に応じて選択されます。インプラントの撤去が必要な場合は、経験豊富な歯科医師と相談し、適切な治療計画を立てることが重要です。

     

    インプラント治療は、失った歯の機能を回復するための優れた選択肢ですが、適切なメンテナンスと定期的な検診が不可欠です。これにより、問題の早期発見と対処が可能となり、撤去のリスクを最小限に抑えることができます。

    適切な口腔衛生管理とともに、歯科医師との密接な連携を保つことで、インプラントを長期的に健康に保つことができるでしょう。


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  • [インプラント]

    インプラントで奥歯4本の費用の相場は??

    2024年3月27日(水)

    インプラント治療は、失った歯を人工の歯根で置き換える治療法です。見た目や機能性を回復できるため、多くの方に選ばれています。ただし、治療費用は決して安くありません。特に奥歯の場合、前歯と比べてインプラントの本数が多くなるため、費用も高額になります。

    本記事では、奥歯4本のインプラント治療費用の相場について詳しく解説します。また、費用を抑えるための方法や、医療費控除の対象になるかどうかについても触れていきます。インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

     

    奥歯4本のインプラント費用の相場

    奥歯4本のインプラント治療費用は、1本あたり30万円~60万円程度が相場です。つまり、4本で120万円~200万円ほどかかることになります。

    ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は歯科医院や地域によって異なります。例えば、都市部の歯科医院は地方と比べて費用が高くなる傾向にあります。また、治療に使用する材料や技術によっても価格が変わってきます。

     

    インプラント治療の内訳

    インプラント治療の費用は、大きく分けて以下の3つの要素で構成されています。

    1. インプラント体の費用

    2. 上部構造(かぶせ物)の費用

    3. 諸経費(検査費、麻酔費、CTスキャン費など)

     

    インプラント体とは、歯根の代わりとなる人工の歯根のことです。チタン製のものが一般的で、骨と癒着する性質があります。上部構造は、インプラント体の上に被せる人工の歯のことを指します。材質はセラミックやジルコニアなどが使われます。

     

    これらの費用の割合は、おおよそ以下の通りです。

    – インプラント体:50~60%

    – 上部構造:30~40%

    – 諸経費:10~20%

     

    奥歯4本の場合、インプラント体だけで60万円~120万円、上部構造で36万円~80万円かかる計算になります。

     

    インプラント治療にかかる期間

    インプラント治療は、通常3~6ヶ月ほどかかります。これは、インプラント体を埋入してから上部構造を被せるまでの間に、骨とインプラント体が癒着するのを待つ必要があるためです。

    ただし、即時荷重インプラントという方法を用いれば、インプラント体を埋入してすぐに上部構造を被せることができます。治療期間を短縮できますが、費用は通常のインプラント治療よりも高くなります。

     

    費用を抑える方法

    インプラント治療は高額なため、少しでも費用を抑えたいと思うのは当然です。ここでは、費用を抑える方法をいくつか紹介します。

     

    1. 歯科医院を比較する

    歯科医院によって、インプラント治療の費用は大きく異なります。複数の歯科医院で見積もりを取り、費用を比較することをおすすめします。ただし、安さだけを基準に選ぶのは避けましょう。治療の質が低くては意味がありません。

     

    2. 治療計画をよく検討する

    インプラント治療は、必ずしも全ての歯を治療する必要はありません。歯科医師とよく相談し、必要最低限の治療計画を立てることで、費用を抑えることができます。

     

    3. 分割払いを利用する

    インプラント治療は高額なため、一括で支払うのは難しいかもしれません。そんな時は、分割払いを利用するのも一つの手です。多くの歯科医院で、分割払いに対応しています。

     

    4. 医療費控除を利用する

    インプラント治療は、医療費控除の対象になります。1年間の医療費が10万円を超えた場合、超えた分の医療費について所得税が還付されます。詳しくは、税理士や歯科医院に相談してみましょう。

     

    まとめ

    奥歯4本のインプラント治療費用の相場は、120万円~200万円程度です。内訳は、インプラント体が50~60%、上部構造が30~40%、諸経費が10~20%となっています。

    費用を抑えるためには、歯科医院を比較したり、治療計画をよく検討したりすることが大切です。また、分割払いや医療費控除を利用するのもよいでしょう。

    インプラント治療は高額ですが、失った歯を取り戻し、快適な生活を送るためには必要な治療です。費用のことで悩むのではなく、自分に合った治療法を見つけることが大切だと言えます。


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  • [インプラント]

    奥歯のインプラントのメリットやデメリット、費用について徹底解説

    2024年3月26日(火)

    奥歯のインプラントのメリットやデメリット、費用

    奥歯のインプラントは、歯を失った際の有効な治療法の一つです。しかし、インプラント治療には様々なメリットとデメリットがあり、費用も決して安くはありません。この記事では、奥歯のインプラントについて、メリット・デメリット・費用を交えながら詳しく解説します。

     

    1. 奥歯のインプラントとは?

    インプラントとは、歯を失った部分にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を被せる治療法です。奥歯のインプラントは、奥歯(大臼歯や小臼歯)を失った際に行われます。

     

    2. 奥歯のインプラントのメリット

    自然な見た目と機能性

    インプラントは、天然の歯に近い見た目と機能性を持っています。他の治療法と比べて、より自然な感覚で食事や会話ができます。

     

    周囲の歯への影響が少ない

    ブリッジ治療と異なり、インプラントは隣接する健康な歯を削る必要がありません。そのため、周囲の歯への影響が少なく、健康な歯を守ることができます。

     

    長期的な耐久性

    適切なメンテナンスを行えば、インプラントは長期的に使用することができます。他の治療法と比べて、耐久性に優れています。

     

    骨の萎縮を防ぐ

    インプラントは、顎の骨に直接固定されるため、骨への刺激が伝わります。これにより、歯を失った後の骨の萎縮を防ぐことができます。

     

    3. 奥歯のインプラントのデメリット

    手術が必要

    インプラントは外科的な手術が必要であり、手術に伴う痛みやリスクがあります。また、治療期間が長く、複数回の通院が必要となります。

     

    費用が高い

    インプラント治療は、他の治療法と比べて費用が高くなります。保険適用外の自由診療となるため、全額自己負担となります。

     

    適応症例が限られる

    インプラントは、顎の骨の状態によっては適応できない場合があります。骨の量が不足している場合や、特定の疾患がある場合は、インプラント治療が難しいこともあります。

     

    4. 奥歯のインプラントの費用

    奥歯のインプラントの費用は、1本あたり30万円〜50万円程度が相場です。ただし、これはあくまで目安であり、治療内容や医院によって費用は異なります。また、上部構造(かぶせ物)の種類によっても費用が変わります。

     

    5. インプラント治療を受ける際の注意点

    信頼できる医院を選ぶ

    インプラント治療は、専門的な知識と技術が必要です。信頼できる医院を選び、経験豊富な医師に相談することが大切です。

     

    メンテナンスを怠らない

    インプラントは、定期的なメンテナンスが必要です。歯磨きや定期検診を怠ると、インプラント周囲炎などの合併症を引き起こす可能性があります。

     

    費用の確認と計画

    インプラント治療は高額になるため、事前に費用を確認し、計画的に治療を進めることが重要です。医院によっては、分割払いや医療ローンなどの支払い方法を用意している場合があります。

     

    まとめ

    奥歯のインプラントは、歯を失った際の有効な治療法ですが、メリットとデメリットを十分に理解した上で、治療を検討する必要があります。費用面での負担も大きいため、自分の予算や希望に合った治療法を選ぶことが大切です。信頼できる医院を選び、医師とよく相談しながら、適切な治療を受けましょう。

    奥歯を失ってしまった場合、インプラント以外にも、ブリッジや入れ歯などの治療法があります。それぞれの治療法には、メリットとデメリットがあるため、自分の口腔状態や生活スタイルに合った治療法を選ぶことが重要です。

    インプラント治療は、手術を伴う侵襲性の高い治療ですが、その分、自然な見た目と機能性を回復することができます。長期的な耐久性も期待でき、周囲の歯への影響も少ないため、多くの患者さんに選ばれている治療法の一つです。

    ただし、インプラント治療は保険適用外の自由診療となるため、費用面での負担が大きいことは覚えておく必要があります。1本あたり35

    万円〜50万円程度が相場ですが、医院によっては、より高額になる場合もあります。

    また、インプラント治療は、顎の骨の状態によっては適応できない場合があります。十分な骨量が必要であり、歯周病などの口腔内の感染症がある場合は、事前に治療を行う必要があります。

     

    奥歯のインプラント治療は信頼できる医院に

    インプラント治療を受ける際は、信頼できる医院を選ぶことが大切です。インプラント治療は、専門的な知識と技術が必要とされる治療です。経験豊富な医師に相談し、治療計画を立てることが重要です。

    また、インプラント治療後のメンテナンスを怠らないことも大切です。定期的な歯磨きや歯科医院での定期検診を行い、インプラント周囲の清掃を行うことで、合併症を防ぐことができます。

    奥歯のインプラントは、歯を失った際の有効な治療法の一つですが、メリットとデメリットを十分に理解し、自分に合った治療法を選ぶことが重要です。信頼できる医院で、適切な治療を受けることで、奥歯の機能を回復し、快適な口腔環境を取り戻すことができます。


    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • [インプラント]

    インプラントで全ての歯の治療はできますか?

    2024年3月26日(火)


    インプラントで全ての歯の治療はできますか?

    歯を失ってしまった場合、インプラント治療は有効な選択肢の一つです。インプラントは、失われた歯の機能を回復し、自然な見た目を取り戻すための優れた方法です。では、インプラントで全ての歯の治療は可能なのでしょうか?この記事では、インプラント治療の概要と、オールオン4という画期的な方法についても詳しく説明します。

     

    インプラント治療とは

    インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント体)を埋入し、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療法です。インプラント体はチタン製で、顎の骨とよく結合します。この結合により、インプラントは天然の歯と同様に機能することができます。

     

    インプラント治療の利点は以下の通りです。

    1. 自然な見た目:インプラントは天然の歯に非常に近い見た目を再現できます。

    2. 機能性:インプラントは天然の歯と同様に機能し、食事や会話に支障をきたしません。

    3. 長期的な安定性:適切なケアを行えば、インプラントは長期間使用できます。

    4. 周囲の歯への影響がない:インプラントは周囲の健康な歯を傷つけることなく治療できます。

     

    全ての歯をインプラントで治療できるか

    原則として、全ての歯をインプラントで治療することは可能です。ただし、以下のような条件を満たす必要があります。

     

    1. 十分な顎の骨量:インプラントを支えるためには、顎の骨が十分な量と質を有している必要があります。

    2. 全身の健康状態:糖尿病や骨粗鬆症など、インプラントの成功率に影響を与える可能性のある全身疾患がないこと。

    3. 口腔内の健康状態:歯周病などの口腔内の感染症がコントロールされていること。

    これらの条件を満たしていれば、全ての歯をインプラントで治療することが可能です。ただし、多数の歯を失った場合、従来のインプラント治療では多くのインプラント体が必要となり、手術の回数も増えるため、治療期間が長くなり、コストも高くなります。

     

    オールオン4とは

    オールオン4は、全ての歯を失った患者さんに対して、わずか4本のインプラント体で固定式の総義歯を装着する画期的な方法です。従来のインプラント治療と比べて、以下のような利点があります。

     

    1. 少ないインプラント体数:オールオン4では、上顎または下顎の片側につき2本、合計4本のインプラント体で総義歯を支えます。

    2. 短い治療期間:オールオン4では、インプラント体の埋入と総義歯の装着を同日に行うことができるため、治療期間が大幅に短縮されます。

    3. 低コスト:インプラント体の数が少ないため、従来のインプラント治療と比べてコストを抑えることができます。

    4. 即時の機能回復:オールオン4では、手術当日から総義歯を使用できるため、即時に機能を回復することができます。

     

    ただし、オールオン4の適用には以下のような制限があります。

    1. 顎の骨量:オールオン4を行うためには、適切な位置に十分な顎の骨量が必要です。

    2. 総義歯の種類:オールオン4では、固定式の総義歯しか装着できません。

     

    まとめ

    インプラント治療は、歯を失った患者さんに対して有効な治療法です。条件が整えば、全ての歯をインプラントで治療することが可能です。また、オールオン4という方法を用いれば、少ないインプラント体数で短期間に治療を完了し、即時に機能を回復することができます。

    ただし、インプラント治療を受けるためには、顎の骨量や全身の健康状態など、いくつかの条件を満たす必要があります。また、治療方法によってはコストが高くなる場合もあります。

    インプラント治療を検討している方は、まず歯科医師に相談し、自分に適した治療方法を見つけることが大切です。歯科医師は、患者さんの口腔内の状態や全身の健康状態を考慮し、最適な治療方法を提案してくれます。

    インプラント治療は、歯を失った患者さんにとって、自然な見た目と機能を取り戻すための優れた選択肢です。適切な治療計画のもと、インプラントで全ての歯の治療を受けることで、健康的で美しい口元を手に入れることができるでしょう。

     

    ※インプラント治療のリスクと注意点

    インプラント治療は、多くの利点を持つ優れた治療法ですが、リスクと注意点についても理解しておく必要があります。

    感染のリスク:インプラント治療は外科手術を伴うため、感染のリスクがあります。適切な衛生管理と術後のケアを行うことが重要です。

    治療の失敗:インプラント体が顎の骨と結合しない場合や、上部構造の装着に問題が生じる場合など、治療が失敗するリスクがあります。

    メンテナンスの必要性:インプラントを長期的に維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。ブラッシングやフロッシングなどの日常的なケアに加え、定期的な歯科検診を受ける必要があります。

    コストの問題:インプラント治療は、他の治療法と比べて高コストになる傾向があります。治療費用については、事前に歯科医師と相談し、理解しておくことが大切です。 これらのリスクと注意点を理解した上で、歯科医師と相談しながら治療を進めることが重要です。適切な治療計画とケアにより、インプラント治療のリスクを最小限に抑え、長期的な成功を達成することができます。 インプラント治療の将来性 インプラント治療は、歯科医療の分野で急速に発展している治療法です。今後、以下のような点で更なる進歩が期待されています:

    材料の改良:インプラント体や上部構造に使用される材料の改良により、より自然な見た目と機能を実現できるようになるでしょう。

    手術技術の向上:インプラント手術の技術が向上することで、より低侵襲な手術が可能となり、患者さんの負担が軽減されるかもしれません。

    デジタル技術の活用:CT撮影やCAD/CAMシステムなどのデジタル技術を活用することで、より精密で効率的なインプラント治療が実現するかもしれません。

     

    再生医療の応用:骨や歯の再生医療の研究が進むことで、インプラント治療に再生医療の技術が応用される可能性があります。 インプラント治療は、今後も歯科医療の重要な分野の一つとして、更なる発展が期待されます。新しい技術や材料の開発により、より多くの患者さんが恩恵を受けられるようになるでしょう。 歯を失った患者さんにとって、インプラント治療は、自然な見た目と機能を取り戻すための優れた選択肢です。リスクと注意点を理解し、適切な治療計画のもと、専門的な歯科医師の下で治療を受けることで、健康的で美しい口元を手に入れることができます。インプラント治療の将来性にも期待が持てる中、歯を失った患者さんには、ぜひインプラント治療を検討していただきたいと思います。

     


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  • [インプラント]

    インプラントオールオン4治療の流れ

    2024年3月25日(月)

    インプラントオールオン4は、歯を失った患者さんに対して、わずか4〜6本のインプラントで固定式の総入れ歯を装着する画期的な治療法です。従来のインプラント治療と比べて、手術の回数が少なく、治療期間も短いことが大きな特徴です。この記事では、インプラントオールオン4治療の流れについて詳しく解説します。

     

    1. カウンセリングと診査

    まず、患者さんはカウンセリングを受けます。治療の目的や期待される結果、リスクなどについて詳しく説明を受け、疑問点を解消します。また、口腔内の診査やCT撮影などを行い、顎の骨の状態や神経の位置などを確認します。

     

    2. 治療計画の立案

    診査の結果をもとに、医師が詳細な治療計画を立案します。インプラントの本数や位置、入れ歯の設計などを決定します。また、患者さんの要望や予算なども考慮し、最適な治療方法を提案します。

     

    3. インプラント手術

    治療計画に基づいて、インプラント手術を行います。全身麻酔または局所麻酔を使用し、上顎または下顎の4か所に専用のインプラントを埋入します。手術は通常2〜3時間程度で完了します。

     

    4. 仮歯の装着

    手術後、即時に仮歯を装着します。この仮歯は、インプラントに固定された総入れ歯で、本歯製作までの間、咀嚼や発音、審美性の回復に役立ちます。仮歯装着後は、痛みや腫れなどの症状が出ることがありますが、数日で落ち着きます。

     

    5. 本歯の製作

    仮歯を装着した状態で、数か月間過ごします。この間に、インプラントと骨が結合(オッセオインテグレーション)するのを待ちます。また、仮歯の状態を見ながら、本歯の設計を進めます。

     

    インプラントオールオン4のメリットとデメリット

    インプラントオールオン4治療には、多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。ここでは、患者さんがより良い判断を下せるよう、これらを詳しく解説します。

    メリット

    治療期間の短縮:従来のインプラント治療と比べて、治療期間が大幅に短縮されます。

    低侵襲:骨移植が不要なため、手術の侵襲性が低く、回復も早いです。

    コスト削減:インプラントの本数が少ないため、従来の方法と比べてコストを抑えられます。

    高い安定性:角度をつけて埋入することで、より強固な固定が可能です。

    審美性の向上:固定式の入れ歯なので、自然な見た目と感触が得られます。

     

    デメリット

    技術依存:高度な技術が必要なため、経験豊富な医師を選ぶ必要があります。

    メンテナンスの重要性:定期的なメンテナンスが不可欠で、怠ると問題が生じる可能性があります。

    違和感:固定式のため、取り外しができず、初めは違和感を感じる場合があります。

    適応症の制限:全ての患者さんに適用できるわけではなく、症例によっては他の治療法が推奨されることもあります。

    費用:一度の治療費は高額になる可能性があります。

     

    これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自身の状況と照らし合わせて検討することが重要です。また、担当医師と十分に相談し、自分に最適な治療法を選択することをお勧めします。

     

    6. 本歯の装着

    オッセオインテグレーションが完了したら、本歯を装着します。本歯は、ジルコニアやチタンなどの高強度の材料で作られた総入れ歯です。装着後は、違和感なく自然な咀嚼や発音が可能になります。

     

    7. メンテナンス

    治療後は定期的なメンテナンスが必要です。インプラントや入れ歯の状態をチェックし、必要に応じて調整や修理を行います。また、口腔内の衛生状態を保つために、ブラッシングや専用の器具によるクリーニングを指導します。

     

    インプラントオールオン4治療の流れまとめ

    インプラントオールオン4治療は、歯を失った患者さんにとって、画期的な治療法です。短期間で固定式の総入れ歯が装着でき、審美性や機能性の高い結果が得られます。また、骨移植が不要なため、侵襲が少なく、高齢者や全身疾患を持つ患者さんにも適用できます。

     

    ただし、インプラントオールオン4治療は、高度な技術と経験を要する治療法です。手術のリスクや合併症の可能性もあるため、十分な説明と同意のもとで行う必要があります。また、定期的なメンテナンスを怠ると、インプラントの脱落や入れ歯の破損につながるため、患者さん自身の自覚と努力も重要です。

    適切な診断と治療計画、熟練した医師による手術、そして患者さんの協力があれば、インプラントオールオン4治療は、歯を失った患者さんのQOL(生活の質)を大きく向上させることができるでしょう。歯を失ったことで諦めていた食事や会話、笑顔を取り戻すための選択肢の一つとして、インプラントオールオン4治療を検討してみてはいかがでしょうか。


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  • [インプラント]

    インプラントのオールオン4は即日噛むことは可能ですか??

    2024年3月23日(土)

    インプラント治療の中でも、オールオン4は注目を集めている治療法の一つです。オールオン4とは、上下の歯をそれぞれ4本のインプラントで支える方法で、従来のインプラント治療と比べて、手術の回数や治療期間を大幅に短縮できるというメリットがあります。しかし、オールオン4で即日噛むことができるのでしょうか?この記事では、オールオン4の特徴と即日噛むための条件について詳しく解説します。

     

    オールオン4とは?
    オールオン4は、歯科インプラント治療の一種で、上下の歯をそれぞれ4本のインプラントで支える方法です。従来のインプラント治療では、歯が失われた部分にインプラントを埋入し、その上に人工の歯を被せる必要があるため、手術の回数が多く、治療期間も長くなる傾向にありました。一方、オールオン4では、4本のインプラントを戦略的に配置することで、手術の回数を減らし、治療期間を短縮することができます。

     

    オールオン4の特徴
    オールオン4の主な特徴は以下の通りです。

     

    ・4本のインプラントで上下の歯を支える
    ・手術の回数が少ない
    ・治療期間が短い
    ・即日に仮歯を装着できる
    ・骨の量が少ない場合でも適用可能
    ・費用が従来のインプラント治療と比べて安い

     

    特に、即日に仮歯を装着できる点は、オールオン4の大きな魅力の一つです。手術当日に仮歯を装着することで、見た目や噛む機能をすぐに回復することができます。

     

    インプラントオールオン4で即日噛むための条件


    オールオン4で即日噛むことができるかどうかは、いくつかの条件によって決まります。

    まず、インプラントを埋入する骨の状態が重要です。オールオン4では、インプラントを骨に直接固定するため、骨の量や質が十分でないと、インプラントが安定せず、即日噛むことができない可能性があります。

    次に、患者さんの全身状態も関係します。糖尿病や骨粗鬆症など、インプラントの治療に影響を与える可能性のある疾患がある場合は、即日噛むことができない場合があります。

    また、インプラントを埋入する部位の状態も重要です。歯周病などで歯茎が炎症を起こしている場合や、インプラントを埋入する部位に感染がある場合は、即日噛むことができない可能性があります。

    さらに、歯科医師の技術や経験も重要な条件の一つです。オールオン4は高度な技術を要する治療法であるため、十分な知識と経験を持った歯科医師に治療を受ける必要があります。

     

    即日噛むためのリスクと注意点


    オールオン4で即日噛むことができる場合でも、いくつかのリスクや注意点があります。

    まず、即日に装着する歯は、あくまでも仮歯です。仮歯は、本歯と比べて強度が弱いため、硬いものを噛んだり、大きな力をかけたりすると、破損する可能性があります。

    また、手術直後は、痛みや腫れが出ることがあります。痛み止めや抗菌薬を処方されることがありますが、症状が強い場合は、歯科医師に相談する必要があります。

    さらに、オールオン4では、インプラントを骨に直接固定するため、骨とインプラントが癒着するまでに時間がかかります。そのため、即日噛むことができたとしても、しばらくは軟らかい食事を心がける必要があります。

     

    まとめ


    オールオン4は、従来のインプラント治療と比べて、手術の回数や治療期間を短縮できる画期的な治療法です。また、即日に仮歯を装着できるため、見た目や噛む機能をすぐに回復することができます。ただし、即日噛むことができるかどうかは、骨の状態や全身状態、インプラントを埋入する部位の状態、歯科医師の技術や経験などの条件によって決まります。

    また、即日噛むことができる場合でも、仮歯の強度や手術直後の痛みや腫れ、食事の制限などに注意する必要があります。オールオン4で即日噛むことを検討している方は、これらの条件やリスク、注意点を理解した上で、十分な知識と経験を持った歯科医師に相談することをおすすめします。


    練馬区大泉学園のにじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

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