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インプラント治療の期間は?
2023年11月22日(水)
インプラント治療の期間について
インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。
インプラントは天然歯に近い見た目や噛み心地を提供することができますが、治療には一定の期間が必要です。
では、インプラントの期間とはどのくらいなのでしょうか?また、インプラント治療の流れと所要時間はどのようになっているのでしょうか?この記事では、インプラントの期間と治療の流れについて詳しく解説します。
インプラントの期間は、一般的には3ヶ月から1年程度です。しかし、インプラントの期間は個人差があり、様々な要因によって変わります。インプラントの期間に影響する要因としては、以下のようなものが挙げられます。
- インプラントを埋め込む箇所の骨の量や質
- インプラントの種類や数
- インプラントの埋入方法
- インプラントと骨の結合速度
- インプラント周囲の組織の状態や治癒力
- インプラント治療に伴う事前治療や追加治療の有無
- インプラント治療中の仮歯の使用や管理
- インプラント治療後のメンテナンスやケア
これらの要因は、インプラント治療の流れにおいて、各段階における所要時間に影響します。インプラント治療の流れは、大きく分けて以下のようになります。
- 治療計画と精密検査
- 事前治療
- 人工歯根埋入手術
- 定着期間
- 補綴物のセット
それぞれの段階における所要時間の目安は、以下の表のようになります。
段階 所要時間の目安 治療計画と精密検査 通院回数:2~3回、通院期間:2日~2週間 事前治療 通院回数:0~4回、通院期間:0~7ヶ月 人工歯根埋入手術 通院回数:1~2回、通院期間:1日~2週間 定着期間 通院回数:0~1回、通院期間:3~6ヶ月 補綴物のセット 通院回数:2~4回、通院期間:2週間〜1ヶ月 治療計画と精密検査では、インプラント治療の方針や内容、費用やリスクなどについて歯科医師から説明を受け、同意書にサインします。
また、レントゲンやCTなどを用いて口腔内や顎の骨の状態を詳しく調べます。この段階では、通院回数は2~3回、通院期間は2日~2週間程度です。
事前治療では、インプラント治療に必要な前処置を行います。例えば、歯周病や虫歯などの治療や、顎の骨が少ない場合の骨移植や骨造成などがあります。
この段階では、通院回数は0~4回、通院期間は0~7ヶ月程度です。事前治療が必要ない場合は、この段階を省略できます。
人工歯根埋入手術では、インプラントの土台となる人工歯根(フィクスチャー)を顎の骨に埋め込みます。この手術には、1回法と2回法があります。1回法は、人工歯根と人工歯をつなぐ部分(アバットメント)を一体型にしたフィクスチャーを一度に埋め込む方法です。
2回法は、人工歯根とアバットメントを別々に埋め込む方法です。この段階では、通院回数は1~2回、通院期間は1日~2週間程度です。
定着期間では、人工歯根と顎の骨が結合するのを待ちます。この期間は、インプラントの種類や埋入方法、顎の骨の状態などによって異なりますが、一般的には3~6ヶ月程度です。この段階では、通院回数は0~1回、通院期間は3~6ヶ月程度です。
補綴物のセットでは、人工歯根とアバットメントに人工歯を取り付けます。人工歯は、患者の口腔内の状態や希望に合わせてオーダーメイドで作製されます。この段階では、通院回数は2~4回、通院期間は2週間から1ヶ月程度です。
以上のように、インプラントの期間とは、インプラント治療の各段階における所要時間の合計です。
インプラントの期間は、個人差があり、様々な要因によって変わります。インプラント治療を受ける前には、歯科医師と相談して、自分の状態や治療法に合わせた最適な治療プランを立てましょう。
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