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  • インプラントに寿命はありますか?

    2023年11月15日(水)

    インプラントの平均寿命はどれくらい?国内外の研究データを紹介

    インプラントは、失った歯を人工の歯根で補う治療法です。インプラントは、自分の歯と同じように噛めるだけでなく、見た目も自然で美しいというメリットがあります。

    しかし、インプラントは永久に持つものではありません。インプラントの寿命は、どのくらいなのでしょうか?

    インプラントの寿命は、様々な要因によって変わります。インプラントの種類や品質、埋入部位や方法、患者さんの口腔内の状態や生活習慣、インプラントのケアやメンテナンスなどが影響します。そのため、一概には言えませんが、一般的には10年から20年程度と考えられています。

    では、インプラントの寿命に関する国内外の研究データを見てみましょう。インプラントの寿命を測る指標として、よく用いられるのが「生存率」と「成功率」です。

    生存率とは、インプラントが脱落せずに残っている割合のことで、成功率とは、インプラントが機能的にも審美的にも問題なく使用できる割合のことです。

    日本口腔インプラント学会が2019年に発表した調査報告によると、インプラントの10年生存率は、上顎で88.8%、下顎で94.0%でした。

    また、インプラントの10年成功率は、上顎で79.4%、下顎で86.6%でした。この調査は、日本全国の歯科医院で行われたインプラント治療の追跡調査で、約1万本のインプラントが対象でした。

    海外の研究では、スウェーデンのマルモ大学が2018年に発表した論文が注目されています。この論文では、インプラント治療を受けた患者さんを最長27年間追跡調査し、インプラントの生存率や成功率を分析しました。

    その結果、インプラントの10年生存率は96.6%、15年生存率は93.1%、20年生存率は85.3%でした。

    また、インプラントの10年成功率は88.6%、15年成功率は81.4%、20年成功率は69.9%でした。この研究は、約2,000本のインプラントが対象でした。

    これらの研究データからわかることは、インプラントは高い生存率と成功率を示すものの、時間とともに減少する傾向にあるということです。

    つまり、インプラントは長期的に見ると、脱落や機能低下のリスクが高まるということです。では、インプラントの寿命を縮める原因とは何でしょうか?

    インプラントの寿命を縮める原因とは?インプラント周囲炎や喫煙などのリスク要因

    インプラントの寿命を縮める最大の原因は、インプラント周囲炎です。インプラント周囲炎とは、インプラントの周りに炎症が起こり、支持する骨が溶けてしまう病気です。

    インプラント周囲炎は、歯周病と同じように、歯垢や歯石に付着した細菌が引き起こします。インプラント周囲炎が進行すると、インプラントがグラグラになったり、膿や出血があったり、最悪の場合はインプラントが抜け落ちたりします。

    インプラント周囲炎の発症率は、研究によって異なりますが、一般的には10%から40%程度といわれています。インプラント周囲炎になりやすい人は、以下のような特徴があります。

    ・歯周病の既往歴がある人 ・喫煙者 ・糖尿病や免疫力の低下などの全身疾患がある人 ・インプラントの上部構造が不適合な人 ・インプラントのメンテナンスを怠っている人

    特に、喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高める要因として有名です。喫煙は、歯肉や骨の血流を悪くし、インプラントとの結合を弱めます。また、喫煙は、インプラント周囲の細菌叢を悪化させ、炎症を促進します。喫煙者は非喫煙者に比べて、インプラント周囲炎になる確率が2倍から6倍も高いという研究結果もあります。

    インプラントの寿命を伸ばす方法とは?セルフケアや定期メンテナンスの重要性

    インプラントは、失った歯を人工の歯根で補う治療法です。インプラントは、自分の歯と同じように噛めるだけでなく、見た目も自然で美しいというメリットがあります。

    しかし、インプラントは永久に持つものではありません。インプラントの寿命は、様々な要因によって変わります。

    インプラントの種類や品質、埋入部位や方法、患者さんの口腔内の状態や生活習慣、インプラントのケアやメンテナンスなどが影響します。一般的には、インプラントは10年から20年程度と考えられていますが、インプラントの寿命を伸ばすためには、どのようなことに注意すべきでしょうか?

    インプラントの寿命を伸ばすためには、適切なケアやメンテナンスが必要です。

    インプラントは自分の歯と同じように、毎日の歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを用いたセルフケアを行うことが大切です。インプラントの表面には、歯垢や歯石が付着しやすい溝や凹凸がありますので、細かく丁寧に磨くことがポイントです。また、デンタルリンスや口腔洗浄器などを併用すると、より効果的にインプラントの清掃ができます。

    セルフケアだけでなく、定期的に歯科医院でのプロフェッショナルケアも受けることが重要です。

    歯科医院では、専用の器具や薬剤を使って、インプラントの周りの歯垢や歯石を除去します。また、インプラントの状態や機能をチェックし、必要に応じて調整や修理を行います。歯科医院でのメンテナンスは、インプラント周囲炎の予防や早期発見にも役立ちます。インプラント周囲炎とは、インプラントの周りに炎症が起こり、支持する骨が溶けてしまう病気です。

    インプラント周囲炎は、歯周病と同じように、歯垢や歯石に付着した細菌が引き起こします。インプラント周囲炎が進行すると、インプラントがグラグラになったり、膿や出血があったり、最悪の場合はインプラントが抜け落ちたりします。

    インプラントのケアやメンテナンスには、以下のようなポイントがあります。

    • 歯磨きは、1日2回以上、食後や就寝前に行うこと 
    • 歯間ブラシやデンタルフロスは、インプラントと隣接する歯の間やインプラントの上部構造の下に入れて、歯垢や食べかすを除去すること 
    • デンタルリンスや口腔洗浄器は、歯磨きの後に使用して、インプラントの周りの細菌を減らすこと 
    • 歯科医院でのメンテナンスは、3ヶ月から6ヶ月に1回程度受けること 

    インプラントのケアやメンテナンスは、インプラントの寿命を伸ばすだけでなく、インプラントの機能や審美性を維持するためにも欠かせません。

    インプラントは、自分の歯と同じように扱うことができますが、自分の歯と同じように大切にすることが必要です。

    インプラントが寿命を迎えたらどうする?再手術や交換の方法と費用

    インプラントが寿命を迎えたらどうすればいいのでしょうか?再手術や交換の方法と費用について説明します。

    インプラントが寿命を迎える原因としては、以下のようなものがあります。

    • インプラントの周囲の骨や歯茎が炎症を起こして、インプラントがぐらつく(インプラント周囲炎)
    • インプラントの上に被せる人工歯が割れたり欠けたりする
    • インプラントの接合部分が緩んだり外れたりする
    • インプラントの材質が劣化したり、金属アレルギーが発症したりする

    これらの場合、インプラントの一部や全部を交換する必要があります。交換の方法は、インプラントの状態や損傷の程度によって異なります。

    例えば、人工歯だけが破損している場合は、人工歯を新しいものに取り替えるだけで済みますが、インプラントの周囲の骨が失われている場合は、骨移植や骨造成などの手術が必要になる場合があります。

    インプラントの交換の費用は、交換の方法や範囲によって大きく異なります。

    一般的には、インプラントの一部を交換する場合は数万円から数十万円、インプラントの全部を交換する場合は数十万円から数百万円かかると考えられます。

    また、保険適用外の自由診療であることが多いため、自己負担が高くなることに注意が必要です。

    インプラントは高額な治療ですが、適切なメンテナンスや定期検診を行うことで、寿命を延ばすことができます。

    インプラントの寿命を迎えたら、再手術や交換の方法と費用をしっかりと確認して、最適な選択をしましょう。


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