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  • 『歯周病と全身疾患の関係』~東京マラソンに挑戦?! ~

    2022年6月24日(金)

    突然ですが皆様、走ることはお好きですか?

    マスクをつけてのランニングやジョギングは息苦しく感じ、最近はめっきり走りにいかなくなった私です。

    コロナ禍で規模縮小や中止となっていた東京マラソンですが、昨日、2023年の要綱が発表されました。コロナ感染拡大前と同じ人数の募集となり来月11日よりエントリーがスタートするそうです。

    必要な感染対策がわかってきたため」と記してあり、東京でのこのイベントがまた開催可能になったということは喜ばしいことですよね。

    気になる倍率はどの程度なのでしょうか。挑戦する方、健闘をお祈りいたします!

     

    さて、マラソンといえば全身を使った運動です。健康でなければ完走はもとより数キロでダウンしてしまいますよね。

    なぜ今回マラソンのお話を出したかというと、全身の健康と歯科(歯周病)には深い関りがあるからです。

     

    「歯周病とはなにか?」こちらは、今回は割愛させていただきますが、歯周病の原因菌が血液を介し血管内で炎症を起こし、それが各臓器に運ばれ全身疾患に悪影響を及ぼすとされています。

    肺炎や脳卒中、心臓病、骨粗鬆症などです。(他にも多数・・・)

    厚生労働省のホームページにも

    『う蝕及び歯周病に代表される歯科疾患は、その発病、進行により欠損や障害が蓄積し、その結果として歯の喪失に繋がるため、食生活や社会生活等に支障をきたし、ひいては、全身の健康に影響を与えるものとされている。』

    と記載されております。

     

    歯周病はお口の中だけのお話ではないんですね。一旦なると治らないとも言われている歯周病。では当院ではどのような治療がされているのか、ご紹介したいと思います。

    当院歯科医師、喜多先生よりお言葉をいただきました。

     

    【歯周病治療】

    治療に際して、まずは診断が必要になります。(これからですが、、)年に一回は全体なレントゲン写真で骨量の確認とともに虫歯がないかも確認します。治療としては、重度の方にはまず内科的アプローチがおすすめです。

    『細菌フローラ』という言葉を聞いたことありますか?口腔内にも菌叢というものがあります。そこを改善してから治療することで、より効果が得られます。

    また、通常の歯石とりで良くならない場合は歯茎を切り開いて直接アプローチすることもあります。その際、マイクロスコープがあれば見落としがグッと減りますね。

    口腔内の環境が整えば、その状態を保つため定期検診に移行します。

     

    また、一般的な予防として、このようなお話もいただきました。

    【歯周病予防】

    歯周病と聞くと、高齢者のイメージがありませんか?厚労省のデータによると、30代で3割の方45才以上で半数以上が歯周病と言われています。

    にも関わらず、自覚症状がない人が8割をこえます。

     https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-004.html

    参考文献(厚生労働省 e-ヘルスネット)

     

     

    歯周病は急に進行するというよりも、緩やかに進むことが多いです。また、遺伝的要因や咬み合わせによってスピードが変わります。当院では、予防の一環として咬み合わせに対する治療もしております。

    若いうちからの予防で80才になったときの骨の量に大きな差がでます。

    ぜひ、思い立ったその時から予防を!!

     

    気が付かないうちに進行している…とても恐ろしいことですね。

    定期検診でお口の中の状態を確認することが、まずは第一の予防となります。

    当院では、生活習慣や歯磨きの仕方も患者様に併せて指導してまいりますので、定期的な受診をお願いします。

     

     

    最後に・・

    話が少しそれますが、私は現在歯列矯正をおこなっており、(個人差もあるとは思いますが)物がブラケット間につまり調整後は噛むのが痛く、おいしく食事が摂れないことがあります。

    歯周病や虫歯で歯が痛かったり歯が抜けてしまったりすること、それも同じことが言えるのではないでしょうか。

    生きていくために必要な食事。やはりおいしく食べたいですよね。

    患者様お一人お一人の長い人生の中で我々が携わることができる時間は僅かかもしれません。ですが、笑顔で美味しく食事を摂ることができるよう、また、健康的なお口を保つことができるよう、当院では検診や予防・治療をおこなっております。

    上記は勿論のこと、丁寧な問診や会話をおこない患者様と信頼関係をとれるよう心がけております。

    ご不安なことや一度聞いてみたかったことなど、お気軽に質問お声がけください。

     

    皆様が生涯健康で過ごせるお手伝いができましたら、幸いです。

     

     

    [ 参考文献]

    読売新聞オンライン

    https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20220623-OYT1T50228/

     

    厚生労働省

    https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b6.html

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