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  • 保険の根管治療と精密根管治療の違い-前編-

    2021年2月16日(火)

    突然ですが、建物を立てるときに「基礎工事は非常に重要な工程」と聞いたことはありませんか?どんなに見栄えのいい建物を建てても、基礎工事をしっかり行わないとすぐに建物に不具合を生じ、長持ちしません。

     

    これは歯の根っこの治療(根管治療)と被せ物(補綴治療)と同じことがいえます。

     

    建物である被せ物を長持ちさせるためには、基礎工事である「根管治療」が非常に大切です。そして保険の根管治療と、精密根管治療では予後に大きな差が生じます。

     

    そこで「保険の根管治療と精密根管治療の違い」を前半と後半に分けてご紹介します。

     

    保険の根管治療には限界がある

    日本の保険制度は全ての人が受けることができる素晴らしい制度です。しかし、保険制度は様々な制限があります。例えば、治療内容、使用する器具、薬品、材料などが細かく決められており、制限を超えて治療をすることが困難です。

     

    通常、保険の根管治療では

     

    ・マイクロスコープを使用しないため細部が「見えていない」

    ・ラバーダムを使用せず、唾液や細菌の感染を「防ぐことができない」

     

    といった精密な根管治療に必要不可欠な処置が行えない点があり、いい被せ物をしても早期に歯の根に問題が生じ、再度治療が必要とする症例が後を絶ちません。

     

    保険の治療と精密根管治療の違い

    具体的にどのような精密根管治を行なっているか7つの項目にわけて紹介します。

     

    1・熟練の技術を持った歯科医師による歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)での治療

    CT

    マイクロスコープを使用しない根管治療は、肉眼で歯科医師の経験や勘を頼りにしています。精密根管治療ではマイクロスコープを使用し、肉眼では見えない根管や細部を見ながら治療を行います。

     

    マイクロスコープは「見る」他に「知識と技術」が必要です。

    当医院の歯科医師は熟練した技術を持っており、正確で精密な治療が可能です。

     

    2・ラバーダム防湿で唾液の侵入を防ぎ細菌感染を予防

    ラバーダム

    当医院では精密根管治療の際は、必ずラバーダム防湿を行っています。

     

    精密根管治療では無菌的処置が非常に重要です。根管内に菌が侵入してしまうと根管治療の成功率は著しく低下します。いくらCTやマイクロスコープがある歯科医院でも、ラバーダム防湿をしない根管治療はほぼ意味がありません。

     

    ラバーダム防湿は海外でほぼ100%行われており、日本の使用率は19%。保険治療でラバーダム防湿を行なっている歯科医院はほぼゼロに等しいです。

     

    3・患者様専用のファイル(根管治療機器)を使用

    ファイル

    ファイル(根管治療機器)とは、根管内を掃除する際に使用する器具です。繰り返し使用すると金属疲労を起こし、切削力の低下やファイルが根管内で折れてしまうなど、トラブルを引き起こします。

     

    精密根管治療では患者様専用の新品ファイルを使用し、より安全で質の高い治療を受けていただくことが可能です。保険治療では「不可能」ですが精密根管治療では「可能」にすることができます。

     

    続きは保険の根管治療と精密根管治療の違い-後編-でご紹介します。

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