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  • インプラントのアバットメントとは?

    2023年11月16日(木)

    インプラントのアバットメントとは?基本的な知識を解説

    インプラント治療は、失った歯を人工の歯根であるインプラント体で補う方法です。インプラント体は、歯茎の下にある顎の骨に埋め込まれ、その上に人工の歯であるインプラント冠を取り付けます。

    しかし、インプラント体とインプラント冠の間には、もう一つ重要な部品があります。それがアバットメントです。

    アバットメントとは、インプラント体とインプラント冠をつなぐ接続部のことです。アバットメントは、インプラント体の上部にねじで固定され、インプラント冠はアバットメントの上にセメントやねじで固定されます。

    アバットメントは、インプラント冠の形状や位置を調整する役割を果たし、インプラントの審美性・機能性・耐久性を高めるために必要な部品です。

    アバットメントは、インプラント体と同じく、チタン合金ジルコニアなどの素材で作られています。また、アバットメントの形状や大きさは、インプラント体の種類や患者の歯並びや咬み合わせによって異なります。

    アバットメントは、一般的には標準型カスタムメイド型の2種類に分けられます。標準型は、メーカーがあらかじめ用意した汎用的な形状のもので、カスタムメイド型は、患者の口腔内の状態に合わせてオーダーメイドで作られるものです。

    アバットメントは、インプラント治療の中で重要な役割を担っていますが、一般的にはあまり知られていません。

    しかし、アバットメントの種類や特徴を理解することで、インプラント治療の効果や安全性をより高めることができます。次の章では、アバットメントの種類と特徴について詳しく見ていきましょう。

    アバットメントの種類と特徴:チタン合金・ジルコニア

    アバットメントは、インプラント体とインプラント冠をつなぐ接続部ですが、その素材や形状によって、様々な種類があります。

    ここでは、主に使用されているチタン合金ジルコニア金合金プラスチックの4種類のアバットメントについて、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較してみましょう。

    チタン合金のアバットメント

    チタン合金のアバットメントは、インプラント体と同じ素材で作られています。チタン合金は、軽くて強く生体親和性が高く金属アレルギーのリスクが低いという特徴があります。

    チタン合金のアバットメントは、インプラント体との接合部がしっかりと固定されるため、インプラントの安定性や耐久性が高いというメリットがあります。

    また、チタン合金のアバットメントは、標準型とカスタムメイド型の両方があり、患者のニーズに応じて選択できます。

    チタン合金のアバットメントのデメリットは、色が灰色であることです。チタン合金のアバットメントは、インプラント冠の下に隠れているため、通常は目立ちませんが、歯茎が薄い場合やインプラント冠が透明度の高い素材で作られている場合、チタン合金の色が透けて見える可能性があります。

    この場合、インプラントの審美性が低下することがあります。また、チタン合金のアバットメントは、金属としての熱伝導性が高いため、冷たいものや熱いものを食べたときに、インプラント部分にしみる感覚があることがあります。

    ジルコニアのアバットメント

    ジルコニアのアバットメントは、セラミックの一種で作られています。ジルコニアは、白色透明度が高く光沢があるという特徴があります。

    ジルコニアのアバットメントは、インプラント冠と同じ素材で作られることが多く、インプラントの審美性が高いというメリットがあります。

    また、ジルコニアのアバットメントは、金属ではないため、金属アレルギーの心配がなく、熱伝導性も低いため、しみる感覚も少ないというメリットがあります。

    ジルコニアのアバットメントのデメリットは、強度が低いことです。ジルコニアのアバットメントは、チタン合金のアバットメントに比べて、割れやすいという欠点があります。特に、咬み合わせの力が強い場所や、インプラント体との角度が大きい場所では、ジルコニアのアバットメントの破損のリスクが高まります。

    また、ジルコニアのアバットメントは、カスタムメイド型のみであり、標準型はありません。そのため、ジルコニアのアバットメントは、製作に時間がかかるというデメリットがあります。

    アバットメントの役割と重要性

    インプラントの審美性・機能性・耐久性を高める

    インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯(インプラント冠)を固定する方法です。インプラント体とインプラント冠の間には、アバットメントと呼ばれる部品があります。アバットメントは、インプラント体にねじで固定され、インプラント冠を支える役割を果たします。

    アバットメントは、インプラント治療の成功に大きく関わる重要な部品です。アバットメントの形状や素材によって、インプラントの審美性・機能性・耐久性が変わってきます。

    アバットメントの形状は、インプラント冠の形や位置に影響します。アバットメントの素材は、インプラント冠の色や透明度に影響します。

    また、アバットメントは、インプラント体とインプラント冠の接合部になるため、細菌の侵入や緩みの防止にも重要です。

    アバットメントの選択は、インプラント治療の計画や患者さんの状態によって異なります。一般的には、アバットメントの素材は、金属(チタンやジルコニウム)やセラミック(ジルコニアやアルミナ)が使われます。金属のアバットメントは、強度や耐久性に優れていますが、インプラント冠の色に影響する可能性があります。

    セラミックのアバットメントは、審美性や生体親和性に優れていますが、破折や摩耗のリスクがあります。

    アバットメントの形状は、標準型(ストレート型)やカスタム型(アングル型やインプレス型)があります。標準型のアバットメントは、コストや手間が少ないですが、インプラント冠の形や位置に制限があります。

    カスタム型のアバットメントは、患者さんの個々の状態に合わせて作られるため、審美性や機能性が高いですが、コストや手間がかかります。

    アバットメントは、インプラント治療の品質や結果に大きく影響する部品です。インプラントの審美性・機能性・耐久性を高めるためには、アバットメントの選択が重要です。インプラント治療を受ける際には、歯科医師と相談して、最適なアバットメントを選ぶようにしましょう。

    アバットメントの装着方法とタイミング:1回法と2回法の違いとメリット・デメリット

    インプラント治療には、アバットメントの装着方法とタイミングによって、1回法と2回法の2種類があります。

    1回法と2回法の違いとメリット・デメリットについて説明します。

    1回法とは、インプラント体を埋め込む際に、同時にアバットメントも装着する方法です。1回法のメリットは、手術の回数や期間が少なくて済むことです。

    また、インプラント体とアバットメントが一体化しているため、接合部の緩みや細菌の侵入のリスクが低いことです。

    1回法のデメリットは、インプラント体が埋め込まれた直後にアバットメントが露出するため、顎の骨との結合が不安定になる可能性があることです。

    また、アバットメントの形状が標準型に限られるため、インプラント冠の審美性や機能性が低下する可能性があることです。

    2回法とは、インプラント体を埋め込んだ後に、一定期間(約3ヶ月から6ヶ月)待ってから、アバットメントを装着する方法です。

    2回法のメリットは、インプラント体が顎の骨としっかり結合するため、安定性が高いことです。また、アバットメントの形状をカスタム型にすることができるため、インプラント冠の審美性や機能性が高いことです。

    2回法のデメリットは、手術の回数や期間が多くなることです。また、インプラント体とアバットメントの接合部に緩みや細菌の侵入が起こる可能性があることです。

    アバットメントの装着方法とタイミングは、インプラント治療の方法や目的によって異なります。1回法と2回法には、それぞれメリットとデメリットがあります。

    インプラント治療を受ける際には、歯科医師と相談して、最適な方法を選ぶようにしましょう。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談を行っております。

    ご希望の方は、implant.muryosodan@gmail.comまでご連絡いただくか、医院までお電話ください。

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