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  • インプラントのオールオン4は保険適用じゃない??

    2024年1月28日(日)

    インプラントのオールオン4は保険適用じゃない??

    結論から言いますと、オールオン4は保険適応ではありません。

    インプラントと聞くと、高額な治療費や手術のリスクなどが気になる方も多いのではないでしょうか。

    しかし、インプラントにはさまざまな種類があり、その中にはオールオン4という治療法があります。オールオン4は、最小4本のインプラントで全体の歯を支えることができる画期的な治療法です。

    オールオン4は、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。また、オールオン4の費用はどのくらいかかるのでしょうか。この記事では、オールオン4について詳しく解説します。

    オールオン4とは?

    オールオン4とは、最少4本のインプラントで人工歯を支える治療法です。前歯から奥歯まで一体になった人工歯を装着するため、4本のインプラントで全体の歯を支えられます。インプラントを1本ずつ埋入するのではなく、複数本のまとまった義歯を最小本数のインプラントで支えるため、患者様への負担や費用を抑えられることが特徴です。抜歯・インプラントの埋め込み・仮歯の装着まで1日で行えるので、治療当日からインプラントで支えられた仮歯で食事できます。手術当日までは入れ歯を使えるため、スムーズに移行できます。オールオン4は、3つの工程を経て進みます。治療の流れは、以下のとおりです。

    • カウンセリング・術前検査
    • 手術・仮歯装着
    • 最終的な義歯の装着

    治療工程が少なく、手術当日に仮歯を装着できることは、オールオン4の大きな特徴です。身体への負担を最小限にしたい方や、費用を抑えたい方は、オールオン4が適しています。口元の審美性を損ないたくない方や、複数本のインプラントを検討している方にも、オールオン4が適しているでしょう。

    オールオン4のメリット

    オールオン4には、さまざまなメリットがあります。機能的なメリットと治療におけるメリットに分けてご紹介します。

    機能的なメリット

    • 食べ物が挟まって痛むことがない
    • 顎の骨が変形しにくいので若々しいイメージを保てる
    • 天然歯に近い感覚を得られる
    • 固定式なので外れる心配がない

    顎の骨に固定されているため食事の制限がない

    オールオン4は、インプラント体で全体の義歯をしっかりと顎の骨に固定するため、強めに噛むことも可能です。自分の歯のような噛み心地を実現します。固い食べ物やよく噛む必要のある食べ物でも、安心して食事を楽しめるのは大きなメリットと言えます。また、オールオン4は一体型の義歯なので、食べ物が挟まって痛むことがありません。入れ歯のように外れる心配もなく、快適に生活できます。オールオン4はインプラント体を直接顎の骨に打ち込むため、毎日しっかり噛むことが顎への刺激になり、顎骨の吸収・変形を抑えることが可能です。フェイスラインの変形も抑制され、顔全体の印象を若々しく保つことができるのは大きなメリットと言えます。

    治療におけるメリット

    • 1日で治療が完結するため治療期間が短い
    • インプラントの埋入本数が少ないので費用を抑えられる
    • 埋入するのは最小4本なので身体への負担が少ない
    • 骨のある部分に埋入できるので顎の骨が薄い方でも治療ができる

    インプラント治療は、仮歯の装着までに時間がかかることがデメリットでした。半年程度かかることも珍しくありません。しかし、オールオン4にすることで、失った歯の本数より少ない本数で治療を行うことができます。治療期間が短くなることで、歯がないストレスを感じることはないでしょう。また、オールオン4はインプラント体を埋入する本数が4本~6本のみです。12本すべての義歯を1本ずつインプラント治療するよりも費用が抑えられます。顎全体の歯をインプラント治療したい方にとって、費用面で比較的手を出しやすい治療法です。オールオン4は最小4本のインプラント体を即日埋入・義歯装着まで行うため、患者の負担が最小限で済みます。

    オールオン4のデメリット

    オールオン4のデメリットについてもお伝えします。オールオン4は、多くの歯を失ってしまった方に有効なインプラント治療法ですが、以下のような欠点もあります。

    • オールオン4は全ての歯を失った方向けの治療法なので、歯が残っている場合は対象外になります。現在歯がある方でも、歯周病などの理由で歯を抜く予定の方や総入れ歯を検討中の方には適用可能です。
    • オールオン4で行う治療は、歯茎を切開し、顎の骨にドリルで穴をあけてインプラント体を埋入する外科手術です。そのため、一般的な外科手術と同様に、リスクがあります。全身状態に心配があり、外科手術が難しい方にとっては向いていない治療法です。
    • オールオン4は奥歯まで並べられないのもデメリットです。オールオン4は最小限のインプラント本数で歯を支える治療となります。左右6本ずつの合計12本を固定するのが一般的です。しかし、奥歯の部分はインプラント体が支えきれない場合があります。その場合は、オールオン6という6本のインプラント体で支える治療法を選択する必要があります。
    • 治療できる歯科医院が限られていることがあります。オールオン4は高度な技術が必要な治療法です。インプラント治療は扱っていても、技術や設備的な問題でオールオン4の治療に対応していない歯科医院も少なくありません。治療を受けたい方は、まず通える範囲でオールオン4の治療に対応できる歯科医院があるかを検討する必要があります。
    • オールオン4でのインプラント治療は、保険適用外です。すべてが実費負担となりますので、保険適用可能な治療法と比較すると非常に高額になります。一般的には上下の顎の骨どちらかの治療だけでも300万円前後はかかると言われています。費用をあまりかけたくない方にとって、オールオン4は向いていない治療法と言えます。
    • オールオン4は一度インプラントを埋入したら終わりではありません。治療後もメンテナンスが必要になります。年に最低1回から2回は歯科医院に通院してメンテナンスを行います。メンテナンスを怠ってしまうと、インプラントが壊れるだけではなく周辺の歯茎に歯周病などを発症させるリスクがあり、その度に治療費がかかります。メンテナンスを継続することに自信がない方やヘビースモーカーの方は今一度考えなおす必要があります。

    オールオン4のデメリットについて、ご理解いただけましたでしょうか。オールオン4は、多くの歯を失ってしまった方にとってはメリットが大きい治療法ですが、デメリットも無視できません。オールオン4を受けるかどうかは、歯科医師と相談しながら決めることが大切です。オールオン4に関するご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


    練馬区大泉学園のにじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

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