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  • インプラント治療と糖尿病の関係は?

    2023年12月3日(日)

    インプラント治療と糖尿病の関係は?

    インプラント治療とは、歯が欠損した場合に、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。インプラント治療は、見た目や噛み心地が自然で、長持ちするというメリットがあります。しかし、インプラント治療には一定の条件が必要であり、糖尿病の患者さんはその条件を満たしていない場合が多いと言われています。では、インプラント治療と糖尿病の関係はどのようなものなのでしょうか?

    糖尿病とは、血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が高くなる病気です。血糖が高い状態が続くと、血管や神経に障害を起こし、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。糖尿病の合併症の一つに、歯周病があります。歯周病とは、歯を支える歯肉や歯槽骨が細菌に感染して炎症を起こし、最終的には歯が抜け落ちる病気です。歯周病は、糖尿病の患者さんに多く見られるという報告があります。これは、糖尿病によって血管が狭くなり、歯肉に十分な栄養や酸素が届かなくなることや、糖尿病によって免疫力が低下し、細菌に対する抵抗力が弱まることなどが原因と考えられています。

    歯周病は、インプラント治療に大きな影響を与えます。インプラント治療の成功のためには、インプラントが埋め込まれた部分の骨が健康であることが必要です。しかし、歯周病によって歯槽骨が破壊されると、インプラントがしっかりと固定されなくなり、インプラントの周囲にも炎症が起こる可能性があります。これをインプラント周囲炎と呼びます。インプラント周囲炎は、インプラントの寿命を短くするだけでなく、重症化するとインプラントの脱落や顎の骨の感染などの危険性もあります。

    インプラントを糖尿病の患者様が受ける注意点

    したがって、糖尿病の患者様がインプラント治療を受ける場合は、以下の点に注意する必要があります。

    • 糖尿病のコントロールが十分であること。血糖値やヘモグロビンA1cなどの指標が正常範囲内にあることが望ましいです。
    • 歯周病の治療が完了していること。歯周病の状態が安定していないと、インプラント治療の成功率が低下します。
    • インプラント治療後のメンテナンスが徹底できること。インプラント治療後は、定期的な歯科受診や自宅でのブラッシングなどのケアが必要です。特に、糖尿病の患者さんは、インプラント周囲炎の発症リスクが高いため、注意深くメンテナンスを行う必要があります。

    インプラント治療と糖尿病の関係は、簡単に言えば、糖尿病がインプラント治療の障害となる可能性があるということです。しかし、糖尿病のコントロールや歯周病の治療、インプラント治療後のメンテナンスなどを適切に行えば、糖尿病の患者さんでもインプラント治療のメリットを享受できる可能性があります。インプラント治療に興味のある糖尿病の患者さんは、まずは歯科医師に相談してみましょう。


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