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2023年12月の記事一覧

  • [インプラント]

    インプラント治療の歯がない期間はどのくらいですか?

    2023年12月3日(日)

    インプラント治療は、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。インプラント治療は、見た目や噛み心地が自然で、長持ちするというメリットがありますが、一方で治療期間が長く、費用も高いというデメリットもあります。インプラント治療の流れは、大きく分けて以下の4つのステップに分かれます。

     

    診断・計画:インプラント治療の適応や不適応を判断し、治療計画を立てる段階です。歯科医師は、口腔内の状態や顎の骨の量や質を検査し、インプラントの種類や数、位置、角度などを決めます。この段階では、レントゲンやCTなどの画像診断や、歯型や顎関節の測定などが行われます。診断・計画の期間は、患者の状態や治療内容によって異なりますが、おおよそ1週間から1ヶ月程度かかります。

     

    インプラント埋入:インプラントを顎の骨に埋め込む手術の段階です。歯科医師は、局所麻酔を施した後、歯茎を切開し、顎の骨に穴を開けてインプラントをねじ込みます。インプラントの上には、治癒用のキャップや一時的な歯冠が取り付けられます。インプラント埋入の手術は、インプラントの数や位置によって異なりますが、おおよそ1時間から3時間程度かかります。手術後は、痛みや腫れ、出血などの症状が出ることがありますが、通常は1週間から2週間で治まります。

     

    オッセオインテグレーション:インプラントと顎の骨が結合する過程の段階です。インプラントは、チタンやジルコニアなどの生体親和性の高い素材でできており、顎の骨と自然に結びつきます。この過程をオッセオインテグレーションと呼び、インプラントの安定性や耐久性に大きく影響します。オッセオインテグレーションの期間は、インプラントの種類や顎の骨の状態によって異なりますが、おおよそ3ヶ月から6ヶ月程度かかります。この期間中は、インプラントの周囲の歯茎や骨が十分に回復するように、過度な負荷をかけないように注意する必要があります。

     

    インプラント装着:インプラントの上に人工の歯を装着する段階です。歯科医師は、インプラントの上にアバットメントと呼ばれる部品を取り付け、その上に人工の歯を固定します。人工の歯は、患者の歯の色や形に合わせて作られます。インプラント装着の手術は、インプラントの数や位置によって異なりますが、おおよそ1時間から2時間程度かかります。手術後は、噛み合わせや違和感のチェックや調整が行われます。

     

    以上のように、インプラント治療の歯がない期間は、インプラント埋入からインプラント装着までのオッセオインテグレーションの期間に相当します。この期間は、インプラントの種類や顎の骨の状態によって異なりますが、おおよそ3ヶ月から6ヶ月程度かかります。ただし、この期間中も、一時的な歯冠や義歯などで見た目や噛み心地を保つことができます。インプラント治療は、歯がない期間が長いというデメリットがありますが、その分、自然で快適な歯を取り戻すことができるというメリットもあります。インプラント治療に興味がある方は、歯科医師に相談してみましょう。


    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

  • [インプラント]

    インプラントと歯周病の関係とは?

    2023年12月1日(金)

    インプラントと歯周病の関係とは?インプラント治療を受ける前に知っておきたいこと

    インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。インプラントは自分の歯と同じように噛めるだけでなく、見た目も自然で美しいため、多くの人に選ばれています。

    しかし、インプラント治療を受けるには、ある程度の条件が必要です。その一つが、歯周病のない健康な歯茎と骨を持っていることです。歯周病とは、歯を支える歯茎や骨が細菌に感染して炎症を起こし、徐々に破壊されていく病気です。歯周病が進行すると、歯がグラグラになったり、最悪の場合は抜け落ちたりする恐れがあります。

    歯周病はインプラント治療にとって大きな障害となります。なぜなら、歯周病があると、インプラントを埋め込む骨が十分にないか、または弱くなっている可能性が高いからです。インプラントは骨と結合して固定されるため、骨が少ないとインプラントが安定しないか、埋め込めない場合があります。また、歯周病の細菌がインプラントにも感染すると、インプラント周囲炎という病気を引き起こす可能性があります。インプラント周囲炎は、インプラントを支える骨が破壊されることで、インプラントが緩んだり、失われたりする危険性がある重大な合併症です。

    したがって、インプラント治療を受ける前には、歯周病の有無や程度を歯科医師に診てもらうことが必要です。もし歯周病がある場合は、インプラント治療を受ける前に、歯周病の治療を行うことが必要です。歯周病の治療は、歯垢や歯石の除去、歯茎の洗浄、抗生物質の投与などが行われます。歯周病の程度によっては、歯茎や骨の手術が必要な場合もあります。歯周病の治療には時間がかかる場合があるため、インプラント治療を受けるには、計画的に進めることが大切です。

    インプラント治療後の歯周病のリスク

    インプラント治療後に歯周病になる原因としては、以下のようなものが考えられます。

    • インプラントの不適合:インプラントは、人工の歯根と人工の歯をつなぐ部分にあるネジで固定されています。しかし、このネジが緩んだり、外れたりすると、インプラントの不適合という状態になります。インプラントの不適合は、インプラントの周りに隙間ができることで、細菌が侵入しやすくなります。これにより、歯周病やインプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。インプラントの不適合は、インプラントの設計や製作のミス、インプラントの負荷の過剰、インプラントの破損などが原因で起こることがあります。
    • インプラントのオーバーロード:インプラントは、自分の歯と同じように噛めるという利点がありますが、それゆえに、インプラントに過度な力がかかることがあります。インプラントに過度な力がかかると、インプラントのオーバーロードという状態になります。インプラントのオーバーロードは、インプラントや人工の歯にダメージを与えるだけでなく、インプラントを支える骨にも負担をかけます。これにより、骨が吸収されたり、細菌が侵入したりする可能性があります。インプラントのオーバーロードは、噛み合わせの不良、咬合力の強さ、食べ物の硬さなどが原因で起こることがあります。
    • インプラントの清掃不足:インプラントは、自分の歯と同じように清潔に保つ必要があります。しかし、インプラントの清掃不足は、インプラント治療後によく見られる問題です。インプラントの清掃不足は、インプラントの表面に歯垢や歯石が付着することで、細菌の増殖を促進します。これにより、歯周病やインプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。インプラントの清掃不足は、歯磨きの不十分さ、歯間ブラシやフロスの使用の不適切さ、定期的な歯科検診の欠如などが原因で起こることがあります。

    インプラント治療後に歯周病になると、インプラントの寿命を縮めるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。歯周病は、口腔内だけでなく、全身にも影響を与える病気です。

    歯周病は、糖尿病や心臓病、脳卒中などの生活習慣病との関連性が指摘されています。また、歯周病は、妊娠中の早産や低体重児のリスクを高めることも報告されています。したがって、インプラント治療後に歯周病にならないように、インプラントのメンテナンスをしっかり行うことが重要です。

    インプラント治療後もきちんとメンテナンスを行なってくれる歯科医院を選ぶようにしてください。事前にインプラントのメンテナンスについてもよく確認しておくようにしましょう。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

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