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  • インプラントのオールオン4と総入れ歯はどちらが良いですか?

    2023年12月28日(木)

    インプラントのオールオン4と総入れ歯はどちらが良いですか?

    結論から言いますと、オールオン4と総入れ歯は全く別の治療方法で、それぞれメリット、デメリットがあります。そのため一概にどちらが良いとは断言できません。

    オールオン4と総入れ歯は、歯の補綴方法としてそれぞれ異なるアプローチを提供します。以下にそれぞれの特徴とメリット・デメリットを詳しく説明します。

    オールオン4とは

    オールオン4は、多くの歯を失ってしまった方に有効なインプラント治療法の一つです。最小で4本のインプラント体に対して片あご全体の義歯を取り付けることで、噛む機能や美観を回復することが可能です。抜歯からインプラント埋入、仮歯の装着までたった1日で終わるので、患者の方の負担も少なく済みます。

    オールオン4の仕組み

    オールオン4は、総入れ歯のように12本が一体となった義歯を、顎の骨に埋入した4本~6本のインプラント体で支える仕組みです。傾斜角をつけ、斜めにインプラント体を埋入することで安定した固定を実現する技術です。

    多くの歯をなくしている方の場合、従来であれば片あごで8~14本ものインプラント埋め込みが必要でした。オールオン4を使えば4本のインプラントで義歯を支え、同等の機能を実現できます。1つのオールオン4で片顎すべての歯をカバーすることができます。

    オールオン4がおすすめの人

    オールオン4がおすすめなのは、以下の条件にあてはまる方です:

    • 歯がすべてない・ほとんど残っていない人
    • あごの骨がやせてしまっている人
    • 総入れ歯に不満がある人

    オールオン4は、顎全体の歯を補う治療法です。よって、歯がすべてない方や、ほとんど残っている方に適しています。逆に、1、2本のみ欠損しておりほとんどの歯が残っている方は、1本ずつ埋入するインプラントやブリッジなど他の治療法がおすすめです。

    また、顎の骨が痩せてしまっている方でも、オールオン4は全体の歯を補う治療法として向いています。

    一般的なインプラント治療では、顎の骨に十分な厚みを確保する必要がありますが、オールオン4は一部の顎の骨が痩せてしまっていても、インプラント体を埋入する箇所の顎の骨さえ適度な厚みが確保されていれば埋込可能です。

    オールオン4のメリット

    オールオン4でインプラント治療を受ける主なメリットは、以下の4点です:

    1. 強く噛むことができる: インプラント体で全体の義歯をしっかりと顎の骨に固定するため、自分の歯のような噛み心地を実現します。固い食べ物やよく噛む必要のある
    2. 自然な外観: オールオン4は、インプラント体を顎の骨にしっかりと固定するため、義歯がずれたり外れたりする心配がありません。その結果、自然な外観を保つことができます。笑顔や会話の際にも自信を持って過ごせます。
    3. 手軽なケア: オールオン4は、総入れ歯と比べて手入れが簡単です。取り外し不要で、歯磨きやフロスが通常の自分の歯と同じように行えます。また、インプラント体は金属製で錆びたり変色したりする心配もありません。
    4. 骨の維持: オールオン4は、顎の骨を刺激することで骨の吸収を防ぎます。これにより、骨の量と質を維持し、顎の形を保つことができます。総入れ歯の場合、骨の吸収が進行することで、顎の形が変わり、義歯のフィット感が悪くなることがあります。

    オールオン4は、多くの方にとって便利で効果的な治療法ですが、個々の状況によって最適な選択肢が異なります。歯科医師と相談し、自身の歯の状態や予算、ライフスタイルに合った治療法を選ぶことをおすすめします。 

    オールオン4のデメリット

    オールオン4は多くの点で優れていますが、いくつかのデメリットも存在します。以下に詳しく説明します。

    1. 外科手術が必要: オールオン4は、歯茎を切開し、顎の骨にドリルで穴をあけてインプラント体を埋入する外科手術を伴います。そのため、一般的な外科手術と同様にリスクがあります。全身状態に心配がある方には向いていない治療法です。
    2. 健康な歯も抜歯することになる: オールオン4は総入れ歯のような形状の義歯を装着する治療法です。自分の歯が残っている状態ではオールオン4の治療を適用できません。オールオン4を選ぶ場合、残っている歯が健康であってもすべて抜歯する必要があります。
    3. 治療可能な歯科医院が限られる: オールオン4は患者にとってメリットが大きい治療法である一方で、少ない本数のインプラント体でしっかりと12本の義歯を支える必要があるため、手術には高い技術が必須です。治療を受けたい方は、まず通える範囲でオールオン4の治療に対応できる歯科医院があるかを検討する必要があります。
    4. 保険適用外で治療費が高い: オールオン4でのインプラント治療は保険適用外です。すべてが実費負担となりますので、保険適用可能な治療法と比較すると非常に高額です。一般的には上下の顎の骨どちらかの治療だけでも200万円前後はかかると言われています。

    総入れ歯のメリットとデメリット

    総入れ歯とオールオン4を比較してみましょう。

    総入れ歯のメリット

    • 手術不要: 総入れ歯は外科治療が必要ありません。基本的に入れ歯を作るだけで、噛み合わせを調整するだけです。
    • 費用が抑えられる: 一般的な入れ歯は保険適用されるため、費用が比較的低額です。

    総入れ歯のデメリット

    • 噛みにくさや見た目の不満: 歯根のない総入れ歯では、食事の際に噛みにくさを感じたり、上手く喋れなかったりします。

    総入れ歯とオールオン4の選択は、個々の状況により異なります。歯科医師と相談し、自身の歯の状態や予算、ライフスタイルに合った治療法を選ぶことをおすすめします。


    練馬区大泉学園のにじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医によるインプラント、オールオン4無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

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