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インプラントと部分入れ歯はどちらが良いですか?
2023年12月3日(日)
インプラントと部分入れ歯はどちらが良いですか?
結論から言うと、インプラントと部分入れ歯はそれぞれのメリット、デメリットがあります。しかし、どちらがよく噛めるかと言ったら一般的にはインプラントと言えるでしょう。本記事ではそれぞれの特徴を詳しく解説していきます。
まずインプラントと部分入れ歯の違いについて説明します。インプラントとは、歯の根の部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯をかぶせる治療法です。
部分入れ歯とは、欠損した歯の部分だけに人工の歯を装着する治療法です。インプラントと部分入れ歯のメリットとデメリットを比較してみましょう。
インプラントのメリットとデメリット
インプラントのメリットは以下の通りです。
- 自然な見た目と噛み心地:インプラントは自分の歯と同じように見え、噛み心地も自然です。部分入れ歯に比べて、食べ物の味や感触をより感じることができます。
- 隣の歯に影響しない:インプラントは隣の歯に負担をかけず、削ったり動かしたりする必要がありません。部分入れ歯は隣の歯に金属のかぶせ物やバネをかけることが多く、隣の歯の健康や審美性に影響する可能性があります。
- 骨の吸収を防ぐ:インプラントは歯の根の役割を果たし、顎の骨に刺激を与えることで骨の吸収を防ぎます。部分入れ歯は骨に刺激を与えることができず、長期的には骨の吸収や顔のたるみを引き起こす可能性があります。
インプラントのデメリットは以下の通りです。
- 高い費用:インプラントは部分入れ歯に比べて費用が高く、保険の適用も限られています。一本のインプラントの費用は約30万円から50万円程度ですが、部分入れ歯の費用は約5万円から10万円程度です。
- 手術が必要:インプラントは歯の根の部分に人工の歯根を埋め込むために、手術が必要です。手術には感染や出血などのリスクが伴います。また、手術後には痛みや腫れなどの症状が出ることがあります。
- 時間がかかる:インプラントは手術後に人工の歯根と骨が結合するまでに数ヶ月から半年程度の時間がかかります。その間には仮の歯を装着する必要があります。部分入れ歯は歯型をとってから約2週間程度で完成します。
部分入れ歯のメリットとデメリット
部分入れ歯のメリットは以下の通りです。
- 低い費用:部分入れ歯はインプラントに比べて費用が低く、保険の適用も広くなっています。部分入れ歯の費用は約5万円から10万円程度ですが、インプラントの費用は約30万円から50万円程度です。
- 手術が不要:部分入れ歯は手術を行わずに、欠損した歯の部分に人工の歯を装着するだけです。手術に伴うリスクや痛みがありません。
- 時間がかからない:部分入れ歯は歯型をとってから約2週間程度で完成します。インプラントは手術後に数ヶ月から半年程度の時間がかかります。
部分入れ歯のデメリットは以下の通りです。
- 不自然な見た目と噛み心地:部分入れ歯は自分の歯とは違う素材でできており、見た目や噛み心地が不自然に感じることがあります。インプラントに比べて、食べ物の味や感触を感じにくいことがあります。
- 隣の歯に影響する:部分入れ歯は隣の歯に金属のかぶせ物やバネをかけることが多く、隣の歯の健康や審美性に影響する可能性があります。インプラントは隣の歯に負担をかけず、削ったり動かしたりする必要がありません。
- 骨の吸収を促進する:部分入れ歯は骨に刺激を与えることができず、長期的には骨の吸収や顔のたるみを引き起こす可能性があります。インプラントは歯の根の役割を果たし、顎の骨に刺激を与えることで骨の吸収を防ぎます。
インプラントと部分入れ歯のまとめ
インプラントと部分入れ歯はどちらが良いかは、個人の状況や希望によって異なります。インプラントは自然な見た目と噛み心地、隣の歯への影響の少なさ、骨の吸収の防止などのメリットがありますが、高い費用、手術の必要性、時間のかかり具合などのデメリットもあります。部分入れ歯は低い費用、手術の不要性、時間のかからなさなどのメリットがありますが、不自然な見た目と噛み心地、隣の歯への影響の多さ、骨の吸収の促進などのデメリットもあります。インプラントと部分入れ歯の違いを理解した上で、自分にとって最適な治療法を選択することが大切です。
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