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  • インプラント治療の骨造成とは何ですか?

    2023年11月29日(水)

    インプラント治療で骨造成が必要になる理由とメリット

    インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。インプラント治療は、入れ歯やブリッジと比べて、自然な噛み心地や見た目を実現できるというメリットがあります。

    しかし、インプラント治療を受けるには、顎の骨の量や質が十分であることが必要です。なぜなら、インプラントは顎の骨にしっかりと固定されることで、安定した機能を発揮するからです。

    しかし、歯を失ってから長い期間が経過していたり、歯周病や加齢によって顎の骨が痩せてしまっている場合は、インプラントを埋め込むのに十分な骨の量がないことがあります。

    そのような場合に、インプラント治療を可能にするために行われるのが、骨造成という手術です。骨造成とは、顎の骨の量や厚みを増やすために、自分の骨や人工的な材料を骨に充填したり、骨を移動したりする手術のことです。

    骨造成を行うことで、インプラント治療において以下のようなメリットが得られます。

    • インプラントが骨にしっかりと固定されることで、噛む力や安定性が向上します。
    • インプラントが骨を突き抜けたり、歯ぐきから露出したりするリスクが低減されます。
    • インプラントの寿命が長くなることが期待できます。
    • 歯ぐきのバランスが整い、見た目が自然になります。

    骨造成の3つの方法とそれぞれの特徴

    骨造成には、主に以下の3つの方法があります。

    • ソケットリフト
    • サイナスリフト
    • GBR法

    それぞれの方法について、特徴や適応範囲を説明します。

    ソケットリフトとは、上顎の骨の高さが足りない場合に行われる骨造成の方法です。上顎の骨には、鼻の下にある空洞状の部分があり、これを上顎洞と呼びます。

    上顎洞は、歯を失うと広がってしまい、骨の高さが低下することがあります。ソケットリフトでは、インプラントを埋め込む場所の上顎洞の1mm前まで穴を開けて、上顎洞を上に押し上げることで、骨の高さを確保します。

    この方法のメリットは、傷が小さく、骨造成とインプラントの埋入を同時に行えることです。デメリットは、上顎以外には適用できないことや、骨の高さが6mm以下の場合は効果が期待できないことです。

    サイナスリフトも、上顎の骨の高さが足りない場合に行われる骨造成の方法です。ソケットリフトとの違いは、骨の高さが6mm以上ある場合はソケットリフトを、6mm以下の場合はサイナスリフトを行うということです。

    サイナスリフトでは、歯ぐきを切開して、骨と粘膜を剥がした上で、骨補填材を充填します。この方法のメリットは、骨の高さが大きく増やせることです。デメリットは、傷が大きく、骨造成とインプラントの埋入を別々に行わなければならないことです。

    骨造成後には、骨が再生するまでに6ヶ月程度の期間を待つ必要があります。

    GBR法は、顎の骨の幅や高さが足りない場合に行われる骨造成の方法です。GBR法では、骨が不足している場所に自分の骨や骨補填材を充填し、メンブレンという人工膜で覆います。メンブレンには、歯ぐきの侵入を防ぎ、骨再生を促進する効果があります。

    自分の骨を使用する場合は、下顎の一部から採取します。この方法のメリットは、骨の量や形を自由に調整できることです。

    デメリットは、自分の骨を採取する手術が必要な場合があることや、骨造成とインプラントの埋入を別々に行わなければならない場合があることです。骨造成後には、骨が再生するまでに3ヶ月から6ヶ月程度の期間を待つ必要があります。

    骨造成の手術の流れと注意点

    骨造成の手術の流れは、以下のようになります。

    1. 骨造成の手術を行う 骨造成の手術は、局所麻酔の下で行われます。歯肉を切開して、骨の状態を確認し、選択した方法に従って骨造成を行います。手術の時間は、方法や症例によって異なりますが、おおよそ30分から2時間程度です。手術後は、歯肉を縫合して、止血や消毒を行います。
    2. 骨の再生を待つ 骨造成の手術後は、骨が再生されるまでの期間を待ちます。この期間は、方法や症例によって異なりますが、おおよそ3ヶ月から6ヶ月程度です。期間中は、手術した箇所に傷をつけたり、刺激を与えたりしないように注意が必要です。また、定期的に歯科医院で検査やメンテナンスを受けることが必要です。
    3. インプラントの埋入を行う 骨の再生が十分に行われたことを確認したら、インプラントの埋入を行います。インプラントの埋入は、骨造成の手術と同様に、局所麻酔の下で行われます。歯肉を切開して、骨に穴を開けて、インプラントを埋め込みます。埋め込んだ後は、歯肉を縫合して、止血や消毒を行います。インプラントの埋入の時間は、おおよそ30分から1時間程度です。
    4. インプラントと骨の結合を待つ インプラントの埋入後は、インプラントと骨が結合されるまでの期間を待ちます。この期間は、おおよそ3ヶ月から6ヶ月程度です。期間中は、インプラントに負担をかけないように注意が必要です。また、定期的に歯科医院で検査やメンテナンスを受けることが必要です。
    5. 人工歯を装着する インプラントと骨の結合が十分に行われたことを確認したら、人工歯を装着します。人工歯は、周囲の歯との色や形を考慮して、事前に製作されます。インプラントに人工歯を固定する方法には、ネジ止め式とセメント式の2種類があります。ネジ止め式は、人工歯にネジ穴があるもので、インプラントにネジで固定します。セメント式は、人工歯にネジ穴がないもので、インプラントにセメントで固定します。

    骨造成の費用について

    骨造成の費用は、使用する骨の種類や量、手術の難易度、医院の方針などによって異なります。一般的には、人工骨を使った場合は10万円から20万円、自分の骨を使った場合は20万円から40万円程度が相場と言われています。

    ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は個々の症例によって変わります。また、骨造成の費用には、インプラントの費用や麻酔の費用、術後の薬の費用などは含まれていませんので、注意が必要です。

    骨造成の費用は、健康保険の適用外となりますので、自費で支払う必要があります。しかし、骨造成はインプラントの成功率を高めるために必要な投資と考えることができます。インプラントは長期的に見れば、他の歯科治療よりもコスパが高いと言われています。

    骨造成の費用を抑えるためには、複数の医院を比較したり、医院のキャンペーンや割引を利用したりすることができます。

    骨造成の成功率とリスクについて

    骨造成の成功率は、手術の技術や経験、使用する骨の種類や量、患者の全身状態や口腔衛生などによって影響されます。一般的には、骨造成の成功率は80%から90%と高いと言われています。

    特に、自分の骨を使った場合は、骨の適合性や生着性が高く、成功率が高いと言われています。しかし、自分の骨を使う場合は、骨を採取する部位にも手術が必要になりますので、費用や手術時間、痛みなどが増えるというデメリットもあります。

    骨造成のリスクとしては、感染や出血、腫れや痛み、骨の吸収や移動、神経障害などが挙げられます。これらのリスクは、手術の技術や経験、術後の管理やケアによって低減することができます。

    骨造成を受ける際には、信頼できる医院や医師を選び、事前に十分な説明や相談を受けることが大切です。また、術後には、医師の指示に従って、薬の服用や食事の制限、歯磨きやうがいなどの口腔衛生をしっかりと行うことが必要です。

    骨造成はインプラントを受けるために必要な場合がありますが、費用やリスクについても知っておく必要があります。骨造成の費用は、使用する骨の種類や量、手術の難易度、医院の方針などによって異なりますが、健康保険の適用外となりますので、自費で支払う必要があります。

    骨造成の成功率は、手術の技術や経験、使用する骨の種類や量、患者の全身状態や口腔衛生などによって影響されますが、一般的には高いと言われています。骨造成のリスクとしては、感染や出血、腫れや痛み、骨の吸収や移動、神経障害などがありますが、これらは手術の技術や経験、術後の管理やケアによって低減することができます。

    骨造成を受ける際には、信頼できる医院や医師を選び、事前に十分な説明や相談を受けることが大切です。また、術後には、医師の指示に従って、薬の服用や食事の制限、歯磨きやうがいなどの口腔衛生をしっかりと行うことが必要です。

    骨造成はインプラントの成功率を高めるために必要な投資と考えることができます。インプラントは長期的に見れば、他の歯科治療よりもコスパが高いと言われています。骨造成を受けて、自分の歯に近い感覚や見た目、機能を得ることができるかもしれません。

    にじいろマイクロスコープセラミック歯科では経験豊富なインプラント認定医による無料相談、無料メール相談を行っております。ご希望の方は、以下よりお申し込みください。

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