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歯周病と早産
2020年2月25日(火)
妊娠をすると体の中で様々な変化がおこりますが、お口の中も例外ではありません。
唾液がでにくくなる・つわりによる口腔内の酸性化・不規則な食生活ではみがきができない etc..
あてはまる方も多いのではないでしょうか。
歯肉炎・歯周病は母体だけではなく胎児にも影響を与えます。
「妊娠中は麻酔等を使うから歯医者に行けない」 と思われている方もいらっしゃると思いますが、
妊婦さんにも安全なものも勿論ございます。
放置してしまうことのほうがよっぽど危険なのです。
歯周病と早産のメカニズムは研究が進んでおります。
歯肉の周りの炎症を放っておくと、子宮収縮(陣痛)作用のある物質を促す物質が増加してしまいます。
歯周病が進んだ妊婦さんは早産および低体重児の出産の危険性が7倍も高いという海外データもございます。
安定期に入った頃16週〜から、通院・治療は可能です。(もちろんご体調によります)
虫歯や歯周病にならない為に、妊娠中からお口のケアしていきましょう。
まずはお口の中の状態を診させていただきたいと思います。
現在妊娠中の方は、いつでもご連絡をお待ちしております。